マリトッツォの意味は?発祥や名前の由来を調査

マリトッツォの意味や由来

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ここ最近マリトッツォという名前をよく聞くようになりました。

マリトッツォが食べ物だということはなんとなく分かりますが、マリトッツォとはどんな意味なのでしょうか?

そこで今回は「マリトッツォとは?」と疑問に思っている方に向けて

  • マリトッツォとは?どんな意味?
  • マリトッツォは日本でなぜ流行った?
  • マリトッツォの名前の由来や歴史

2つについてまとめました。

マリトッツォはどんな意味?

マリトッツォの意味とは

マリトッツォとは

バターと卵たっぷりのリッチな生地でできているパン、ブリオッシュを使ったスイーツパン


パン生地に生クリームを挟んでいるということで私は「日本のパン屋さんが考えた菓子パンが流行ってるのかな?」と思ったのですが、マリトッツォの発祥はイタリアのローマ。

その名前はイタリア語で夫を意味するマリート(marito)からきています。

これまでに見たこともないようなたっぷりの生クリームを挟んでいるその見た目から、「SNS映えする!」と話題になっています。

イタリアではカフェで朝食として食べられたり、ケーキ屋で売られているポピュラーな食べ物なんですよ♪

ボリュームたっぷりなので朝食にもぴったりですね。

今では日本でも専門店ができるほど人気のマリトッツォ。

輸入食品の販売で人気のカルディでもオリジナルのマリトッツォが買えるとあって、私たちの生活に馴染みのある食べ物になってきています。

私もパン屋でマリトッツォを買って食べたことがあります。

実は生クリームがあまり得意でないのですが、意外にもにもさっぱりと食べることができました。

そのわけは生クリームに入ったオレンジピール。

本場イタリアのマリトッツォはブリオッシュ生地や生クリームにオレンジピールを入れているものがポピュラーだそうですが、私が食べたマリトッツォも生クリームにオレンジピールが入ったもの。

酸味と少しの苦みがあるオレンジピールがいいアクセントになってあっという間に食べきってしまいました!

日本ではこのようなポピュラーなもの以外にも、各お店がオリジナルで考えたマリトッツォが売られており選ぶのも楽しくなっちゃいます♪

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マリトッツォは日本でなぜ流行った?

マリトッツォはなぜ流行った?

今ではコンビニでも売られるようになったマリトッツォ。

なぜ日本で流行ったのでしょうか?

いろいろな理由が重なったとは思うのですが、個人的に考えられる理由をあげてみました。

  1. インパクトのあるビジュアルがインスタ映えするから
  2. シンプルな材料で真似して作りやすいから

インパクトのある見た目がインスタ映えするから

まず、マリトッツォのインパクトのある見た目が「インスタ映え」するということで人気が出たのかなと感じました。

「萌え段」といわれる、カットした断面がきれいなスイーツや食べ物が同じく流行っていますが、マリトッツォの見た目も近いものがあるんじゃないかなと思います。

まん丸のパンにきれいにサンドされたたっぷりの生クリーム。

フルーツがサンドされているマリトッツォもありますよね。

白いクリームにカラフルなフルーツが挟んであったら、華やかでかわいいですよね^^

「つい写真を撮りたくなるインパクトのある見た目」がマリトッツォのブームに一役かっているのではないでしょうか?

シンプルな材料で真似して作りやすいから

マリトッツォは、パンと生クリームがあれば作ることができます。

なので、ケーキ屋だけでなくいろんなお店が自分の店でマリトッツォを作って販売しているのも大きな流行りの理由だそう。

たくさん売ってる場所があれば、その分買うきっかけも増えますもんね。

また、パンと生クリームは昔から日本人にも馴染みのある食材です。

「知ってるから安心できる」というのも、日本人にヒットする大きな理由なんですって!

パンと生クリームの組み合わせは、大好きな人も多いですよね^^

マリトッツォの名前の由来や歴史

マリトッツォの歴史

マリトッツォがイタリア語で夫を意味するマリート(marito)からきているのは分かりました。

でも、それはなぜなのでしょうか?

名前の由来を知るために、マリトッツォの歴史とともに詳しく見ていきましょう!

マリトッツォの歴史

マリトッツォの歴史は古くローマ帝国時代から始まります。

古代ローマでは労働の合間の栄養補給としてハチミツやレーズンを加えたパンを食べていました。

これがマリトッツォの原型とされるパンです。

時代が進むと、このパンはドライフルーツや松の実などが入るようになりデザートとして位置づけされるようになりました。

ちなみにこの生クリームの入っていないシンプルなマリトッツォは、実は今でも中部イタリアのマルケ州でよく見ることができます。

マリトッツォの歴史に欠かせないのが四旬節なんですが、四旬節とはキリストの復活祭の40日前の期間のことです。

この大事な期間は肉を控えて粗食にしなければならないのですが、栄養を取るためにと重宝されていたのがレーズンやドライフルーツの入ったシンプルなマリトッツォ。

四旬節中にマリトッツォがよく食べられるようになったことがイタリア全土に広まった理由とされています。

今のような生クリームの入った形になったのは1900年代後半。

どうして生クリームを入れるようになったのかは残念ながら分かりませんでしたが、マリトッツォは昔からローマの人達には欠かせない食べ物だったのですね。

マリトッツォの名前の由来

マリトッツォの名前の由来

さてなぜこの食べ物がマリトッツォと呼ばれるようになったのでしょうか。


マリトッツォとはイタリア語で夫を意味するマリート(marito)が由来というのは先ほど紹介しましたが、その由来には諸説があります。

1つ目の説

古代ローマでは今のマリトッツォの元となったお菓子を婚約者に贈る風習がありました。

夫となる男性から妻となる女性へのプレゼント。

お菓子の中には指輪が入っていることもあったそうです。

なんだかプロポーズのようですよね。

妻となる女性は親しみを込めて、贈ってくれた相手のことをマリート(夫)の俗称であるマリトッツォ(旦那ちゃん)と呼んだとか。

2つ目の説

結婚相手を探している女性が意中の男性を狙ってマリトッツォを作って渡していたという由来。

他にも…

まだベッドの中で寝ている愛する妻のために夫が朝食用のパンを買いに走ったことから

といった由来もあるようです。


どれも情熱の国イタリアらしい、なんだかロマンチックな由来ではないでしょうか。

もしかすると、この先日本でもプロポーズの時にマリトッツォを渡す風習ができるかもしれないですね^^

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マリトッツォの意味や歴史まとめ

マリトッツォの名前の由来と歴史についてまとめました。

  • マリトッツォとはブリオッシュ生地にたっぷりの生クリームが入ったイタリア発祥のスイーツパン
  • マリトッツォの歴史は古く、古代ローマまでさかのぼる
  • イタリアでは昔から人々のそばにあった食べ物
  • マリトッツォの名前はイタリア語で夫を意味するマリートからきている

今ではいろいろなところで見かけるようになったマリトッツォ。

イタリアの人たちの情熱を感じながらいろいろなマリトッツォを食べ比べてみるのも楽しいかもしれませんね♪

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