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お菓子やアイスクリームに飲み物と、スーパーに行けば抹茶味のものはたくさん売られていますよね。
そんな中「抹茶の緑色を出すために虫を使ってる」なんて噂を耳にしたことがあります。
抹茶味が好きな私としては聞き捨てならない噂です^^;
本当に虫のフンを着色料に使うのでしょうか?
そこで今回は
- 抹茶味の緑色は虫のフン?
- 抹茶味で銅葉緑素が使われているのはどんなたべもの?
2つについてまとめました。
抹茶味の緑色は虫のフン?
結論から申し上げますと、「抹茶味の緑色は虫のフンからとっているものもあればそうでないものもある」ということです。
抹茶というと、碾茶(てんちゃ)と呼ばれる特別に育てられた茶葉を石臼で丁寧にひいたもの。
抹茶は大量生産ができないことから、とても高級な食材とされています。
抹茶を使ってお菓子やアイスクリームを作るとなると、味は申し分のないほどおいしいのですが原価がとても上がってしまうんですね。
大量生産して販売する商品だとなかなか抹茶を使えない。
そういった場合に抹茶ではなく「抹茶風」の他のもので代用することがあります。
抹茶風の代用品を使うときに抹茶の緑色を出すために虫のフンを使う場合があるということです。
虫のフンは「蚕沙(さんしゃ)」と呼ばれる漢方薬
虫のフンと聞くと「えっ食べても大丈夫なの?」と思いますよね。
抹茶の緑色に使われているのは蚕のフン。
蚕のフンは「蚕沙(さんしゃ)」という漢方薬で、高血圧・高血糖・心臓疾患に効果があると昔からあるものなんです。
もちろん口にしても害はないので、安心してくださいね。
そして「蚕沙」を着色料として使う場合には「銅葉緑素」と表示をする義務がありますので、気になる方は原材料の表示をチェックしてみては。
抹茶味で銅葉緑素が使われているのはどんなたべもの?
銅葉緑素が使われている食べ物はどんなものがあるか調べました。
最近では銅葉緑素を使うことは少なくなってきているものの、一部の商品で使われていることが分かりました。
ガムや飴などに使われることが多いようですね!
意外にも抹茶味のものには使われていなくて驚きです。
例えばハーゲンダッツの抹茶味もそうですが、最近の抹茶味のお菓子やアイスは高級志向なので本当の抹茶を使うことが多いようです。
抹茶味の緑色は虫のフン?まとめ
抹茶味の緑色は虫のフンかどうかについてまとめました。
- 抹茶味の緑色は本当の抹茶からとっているものと、虫のフンからとっているものとある
- 虫のフンは「蚕沙」と呼ばれる昔からある漢方薬の一種で、口に入れても何ら問題はないもの
- 最近では蚕沙を使った着色料「銅葉緑素」を使っているものは少ないものの、一部では使われている
緑色が虫のフンからとっていると聞くとドキッとしますが、もちろん口に入れても問題のない着色料です。
気になる方は商品の原材料欄をチェックしてみてくださいね。