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常温で長期間保存できることから、非常食としても常備できる缶詰。
賞味期限内に食べきれたらいいですが、奥にしまい込んだまま存在を忘れて、気が付けば賞味期限切れの缶詰がでてきた…なんて経験のある人も多いのではないでしょうか?
その缶詰、捨てるのはもったいないかもしれません。
実は、缶詰は賞味期限切れでも4年は問題なく食べられるとも言われているんです。
そこで今回は、
- 缶詰は賞味期限切れでも4年は食べることができる!秘密は製造過程にあり
- 缶詰の保存期間は最長114年!
- 缶詰は賞味期限切れでも食べられるが、食べる前の注意点
3つについてまとめました。
缶詰は賞味期限切れでも4年は食べることができる!秘密は製造過程にあり
缶詰は賞味期限が切れても4年は食べることができます。
その理由は、缶詰は「腐ることがない」食べ物だから。
缶詰の製造過程を簡単に説明すると、
- 調理した食材を缶詰に詰める
- 缶詰の中の空気を取り除いて、缶を密封して真空状態にする
- 缶ごと加熱殺菌する
3つの過程に分けられるのですが、②と③の過程で食べ物が腐る原因である菌をいない状態にします(無菌状態)
菌がいないと、食べ物は腐りたくても腐ることができません。
缶詰は、製造過程によって腐らないようにできているというわけですから、賞味期限が切れても食べることができるというわけです。
また、賞味期限は「安心安全に食べてもらうため」に、実際の期限よりかなり早めに決められていることがほとんどなんだそう。
なので、賞味期限が切れたからといってすぐに缶詰を捨ててしまうのは、少しもったいないかもしれませんね。
缶詰は、缶に変化が見られなければ、賞味期限が4年切れたものでも食べることは可能。
賞味期限切れが4年以上になると、食べられても味や風味が落ちているのであまり食べるのはおすすめしません。
また、ツナ缶は「賞味期限が切れたもののほうが味が馴染んでおいしい」なんて意見も。
ツナと油が馴染んでしっとり度合いが全然違うんだとか。
賞味期限切れのものを食べるのは少し抵抗がありましたが、ツナ缶に関しては賞味期限切れのものを食べてみたいなあと思いました。
腐ることはない缶詰に賞味期限がある理由
理論上、半永久的に腐ることはないとされている缶詰。
「賞味期限の意味はあるの?」と思うかもしれませんが、賞味期限は「おいしく食べるための期間」なんですね。
缶詰の中身は腐ることはなくても、食材の味は徐々に落ちていきます。
賞味期限は「おいしく食べてほしいから、この期限までに食べてね」という、缶詰を作った人達からのメッセージのようなもの。
賞味期限が切れても食べることはできますが、できるだけ賞味期限内に缶詰を食べきるようにしたいですね。
まずは、戸棚の奥に缶詰をしまい込むのをやめなければ^^;
缶詰の保存期間は最長114年!
114年間ものあいだ保存されていた缶詰の記録があります。
1938年のイギリスの出来事で、北極観察隊員が食べるために用意されていた肉や野菜の缶詰だったそう。
しかも、この缶詰、食べたというから驚きですよね…!
気になる味やニオイも問題はなかったということですが、114年も前の缶詰を食べるのはなかなか勇気がいります^^;
缶詰は賞味期限切れでも食べられるが、食べる前の注意点
上記で紹介した通り、缶詰は腐ることがないので賞味期限が切れても食べられます。
しかし、食べる前に注意してほしいポイントが2つ。
- 缶詰は適切な場所に保管されていたか
- 缶詰の外側に変化はないか
それぞれ詳しく見ていきましょう。
缶詰は適切な場所に保管されていたかチェック
食べようとしている缶詰は、どこに保管されていたものでしょうか。
常温で保存できるからといって、直射日光が当たる場所や高温多湿の場所に保管していませんでしたか?
直射日光が当たる場所や高温多湿の場所に長期間保存してあった缶詰は、缶詰の外側に変化をもたらします。
缶詰の外側に変化はないかチェック
缶詰の外側に変化があるものは食べないようにしてください。
- 缶詰が錆びている
- 缶詰が膨らんでいる
- 缶詰の上部を押すとへこむ
このような状態の缶詰は、缶に穴が開いていたり中に空気が入っている可能性が。
缶詰の中身が腐らないのは、無菌の真空状態だからであって、外から空気が入ると菌が繁殖して腐っていきます。
見た目に変化はなくても、缶詰の保存場所に不安がある場合は食べないようにしましょう。
缶詰の賞味期限は4年過ぎても食べられる?まとめ
缶詰は賞味期限が切れても4年は食べられる理由や注意点についてまとめました。
- 缶詰は製造工程によって腐る原因を取り除いているので、腐ることはない
- 缶詰は賞味期限切れでも4年は問題なく食べることができるが、4年以上になると味や風味も落ちるので食べるのはおすすめしない
- 賞味期限が切れた缶詰を食べる場合、缶の外側に変化がないかチェックする
- 保存状態が悪かったもの、缶に変化があるものは腐っている可能性が高いので食べないようにする
缶詰は製造過程により、賞味期限切れから4年は食べることができます。
ただし、これはきちんと保存されていた場合のみ有効で、保存状態に不安がある場合は体を壊す恐れもあるので、食べるのはやめておきましょう。
やはり賞味期限内に食べるのが一番おいしいので、缶詰をしまいっぱなしにしないことが大切ですね。
参考になると嬉しいです^^