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クリスマスが過ぎると、あっという間にやってくるお正月。
門松は、1年間の幸せや長寿を願うためにお正月には欠かせない飾りです。
いざ門松を飾ろう!となったとき、ふと「門松って1つでも大丈夫…?」と疑問に思うことも。
門松って玄関の両脇に2つ置いてあるイメージなので、1つだけじゃ縁起が悪くなってしまわないか気になりますよね。
でも安心してください^^
門松の飾り方は1つでも大丈夫ですし、1つしか置いてないからといって縁起がわるくなることもありません◎
今回は、
- 門松の飾り方は1つでも大丈夫
- 門松を1つだけ飾る時はどこに置けばいい?
2つについてまとめました。
門松の飾り方は1つでも大丈夫
門松の飾り方は1つでも大丈夫!
門松が一対になっている場合(2つある場合)は、「左側に雄松・右側に雌松を置く」という風に正しい置き方が決まっています。
正しい置き方が決まっていたら、「門松は2つじゃなきゃいけない」なんて思う人がいるのも無理はないかもしれません。
門松で決められているのは、
- 一対になっている場合の門松の置き方
- 門松を飾る期間
上記の2つだけ。
門松の数はなんでも大丈夫なんです◎
昔は門松の数は1つが定番だった
昔は門松といえば1つだけ飾るのが普通でした。
しかし、神社など神聖な場所で門松を2つ飾るようになってから、一般の家でも門松を2つ飾るように広まっていったんだとか。
神様をまつる場所が2つ飾ってたら、2つあったほうがいいのかな?なんて思っちゃいますよね…!
神社がなぜ門松を2つ飾るようになったかは分かっていません。
ただ、神社にいる狛犬や沖縄の守り神のシーサーなど、神様に関するものが一対のペアになっていることから、門松も2つ置き始めたのではないかと言われています。
門松を1つだけ飾る時はどこに置けばいい?
門松を1つだけ飾る場合はどこに置けばいいのでしょうか?
一軒家も集合住宅でも、基本は「玄関や門の前など家の目立つところ」が門松の置き場所。
門松は、年神様(豊作や家内の安全を守る神様・ご先祖様)を自宅に招く際の目印です。
年神様が迷ってしまわないように、家の入口に置きましょう。
出飾りと迎え飾り
門松が1つの場合は左右どちらに置いても大丈夫◎
置き場所に困ったときは、門松の3本の竹のうち2番目に長い竹が外側にくるように飾るといいですよ。
「出飾り」といって一般的な門松の飾り方です^^
迎え飾りは、反対に2場目に長い竹が内側にくるような飾り方のこと。
商売をしている人が「お金やお客さんがたくさん来てくれるように」との願いを込めて飾ります。
出飾りと迎え飾りの違いをまとめました。
出飾りは外の世界に向けて良い結果が出るように、迎え飾りは内側に向けて福を呼び込みたいときという風に区別がつけられています。
集合住宅で門松を玄関に置けない場合は?
最近では集合住宅では玄関前に物を置くのを禁止にしているところも多くあります。
集合住宅のエントランスに大きい門松を置いてあるのはよく見かけますが、玄関前は共有スペースとなっていることも多いですもんね。
その場合は、室内に門松を置いても問題ありません。
玄関に小さい門松を置くだけでも、お正月気分が出ておすすめです^^
干支の飾りと一緒に置いたらかわいいですよね♪
室内に門松を置いたなら、玄関ドアにはしめ縄飾りを飾るといいでしょう。
しめ縄は、年神様を清らかな場所にお迎えするために用意するもの。
しめ縄飾りでも年神様をお迎えすることはできるので、「門松を飾れないから年神様をお迎えできない…」となっている人はしめ縄飾りを玄関ドアに飾ってくださいね!
まとめ:門松の飾り方は1つでもOK
- 門松の飾り方は1本でも2本でもどちらでも大丈夫
- 門松は年神様をお迎えする際の目印の役目があるので、家や門の前など目立つ場所に飾る
- 門松の置き方に困ったら、2番目に長い竹が外側にくるようにする「出飾り」の飾り方をするのがおすすめ
- 集合住宅で玄関先に門松を飾れない場合は、室内に門松を飾ってもいい
- あわせてしめ縄飾りを玄関先にかけておくとより縁起がよくなる
昔は門松の数は1つが定番だったので、2つ門松を飾れなくても問題はありません。
一対になっている門松は、雄松・雌松と分かれていますが、1本で販売されている門松だと雄松の場合が多いです。
雄松だけで飾っても大丈夫なので、こちらも心配しないでくださいね^^
最近では、洋風にアレンジされた門松なんてものもあります。
自宅の雰囲気に合わせて門松を選ぶのも楽しいですね♪