この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
寒い時期に手軽に体を温めるアイテムとして大活躍なのが、カイロ。
真冬の時期などは1日に2~3個と使う量も増えます。
あっという間に使い終わったカイロがたまってきますが、実はカイロの中身は再利用できるんです!
体を温めたあとにまだ使いみちがあるなんて、カイロは働き者ですね^^
今回は、カイロの中身の再利用方法を紹介します。
使い終わったカイロ、すぐに捨てるのはもったいないですよ◎
カイロの中身は再利用できる!
カイロの中身は、細かな鉄粉・水・塩分・活性炭・バーミキュライト(天然のケイ酸塩鉱物)でできています。
カイロは鉄粉が焼却反応することで温かくなるのですが、一度焼却反応を起こしたあとは再度発熱することはありません。
なので、使用後のカイロの中身は再利用できるんです◎
使用後のカイロは、他のゴミや不燃物から発生されるガスや水分によっては急激に発熱することもあります。
カイロの中身を再利用するとき・カイロを捨てるときは、必ず冷えた状態になってからにしましょう。
カイロの中身の再利用方法3選
カイロの中身の再利用方法は3つ。
再利用するカイロは張らないタイプのほうが使い勝手がよくておすすめです◎
- 消臭剤として再利用
- 除湿剤として再利用
- 肥料として再利用
それぞれ詳しく見ていきましょう。
消臭剤として再利用
カイロの中に入っている活性炭は炭のこと。
炭には吸着作用があるので、ニオイが気になる場所にカイロを置くだけで消臭効果があります。
カイロに含まれる活性炭の量はそれほど多くないので、部屋全体の消臭というよりはピンポイントの消臭に向いています。
例えば、下駄箱や靴の中など、使い終わったカイロをそのまま入れておくだけでOKです。
消臭効果は約1週間ほどなので、1週間たったら取り出してくださいね!
下駄箱ってニオイがこもりがちで私も気になっているところ…。
炭を使った消臭剤を現在利用していますが、これからはわざわざ買わなくてもカイロで代用できるのが嬉しいです^^
除湿剤として再利用
カイロに含まれる活性炭には、ニオイを吸着するほかに空気中の水分も吸着する働きがあります。
さらに、鉄粉も空気中の水分と反応して水分を吸収する働きがあるので、カイロは立派な除湿剤としての役目もあるんです◎
カイロをそのまま置いておくだけで、湿気が気になる場所の湿度をコントロールしてくれます。
湿度のコントロールはカビの発生を抑えます。
クローゼットやタンスなど、大事な服がカビてしまわないようにカイロを入れておきましょう。
肥料として再利用
カイロに含まれるバーミキュライトは、もともと園芸で使われてきた土の一種。
ですので、カイロはそのまま土としても使えます。
鉄粉には土壌改良効果もあるので、肥料としての使い方も◎
ただし、カイロには塩分が含まれているので土として使うには塩分を取り除く必要があります(塩は植物を枯らしてしまうので)。
カイロから塩分を取り除く方法はこちら↓
- コーヒーフィルターを2枚重ねたものに、カイロの中身を入れる
- カイロ1つにつき200mlの水をゆっくり注ぐ
- しっかりと水を切ってから使う
塩は水に溶けこむので、水を注ぐことでカイロの中身から塩分だけ取り出すことができます◎
肥料として使う場合は、まずは雑草など枯れてもいい場所にカイロの中身を混ぜ込んで様子を見てください。
枯れる様子がなければ塩分がきちんと取り除かれた証拠です^^
少し手間はかかりますが、最後までカイロの中身を再利用して使い切るというのは気持ちがいいですよね。
カイロの中身から塩分を取り除く作業は、子供と一緒にやると◎
コーヒーを入れるまねっこができて子供も喜びそうです^^
小学校の自由研究にもいいかもしれませんね◎
まとめ:カイロの中身を再利用してみよう
- カイロの中身は、消臭剤・除湿剤・肥料として再利用できる
- カイロの中身を再利用するときは、発熱するのを防ぐためにカイロが完全に冷えてから使う
使い捨てカイロはその名の通り、使い切ったら捨てるもの。
でも、ただ単に捨てるよりも再利用してから捨てたほうがお得な感じがしますよね^^
肥料として再利用するのは少し手間がかかりますが、どれもわざわざ消臭剤を買ったり肥料を買ったりしなくてもカイロで代用できます。
ぜひ試してみてください◎