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ケーキのデコレーションやお菓子に添えるのに欠かせない生クリーム。
ハンドミキサーを使えばすぐに泡立てることができますが、自宅にハンドミキサーがない場合泡だて器のみで泡立てる必要があります。
私も泡だて器で生クリームを泡立てたことがありますが、結構な重労働ですよね。
「いつになったら生クリームが泡立つの??」と不安になったり^^;
実は、生クリームは泡だて器とちょっとしたコツで簡単に泡立てることができるんです!
ハンドミキサーがなくても大丈夫!
今回は、泡だて器で生クリームを泡立てるコツと、裏技も紹介したいと思います^^
泡立て器で生クリームを泡立てるコツ
ハンドミキサーを使わずに、泡だて器で生クリームを泡立てようと思うと「大変」「重労働」「なかなか泡立たない」なんて思うかもしれません。
確かに、そのまま泡だて器で泡立てようとすると少し大変。
でも、ちょっとしたコツで簡単に泡立てることができるんですよ^^
- 乳脂肪分40%以上の生クリームを使うこと
- 生クリームをしっかり冷やすこと
- 砂糖を入れて混ぜること
乳脂肪分40%以上の生クリームを使うこと
スーパーの店頭に行くと、たくさんの種類の生クリームが売られています。
用途や値段も違いますが、『泡立てやすさ』で考えたら乳脂肪分の高い生クリーム(乳脂肪分40%以上)を使うのがおすすめ。
もう少し詳しくお話しすると
種類別や名称:クリームと記載があるもの
乳脂肪分40%以上のもの
を選んでください。
「種類別:クリーム」以外のものは、植物性クリームと呼ばれ正式には生クリームではありません。
生クリームでないもの、生クリームの中でも乳脂肪分が低いものは泡立ちに時間がかかってしまいます。
乳脂肪分40%以上の生クリームは、乳脂肪が多く含まれていています。
泡立てたときに乳脂肪の中の脂肪球が多くぶつかり網目状になることで、早く泡立つことができるんですね。
乳脂肪分40%以上の生クリームは値段も少々お高めになってしまいますが、その分コクがあっておいしい^^
泡立ちやすいし、デコレーションもしやすいので、特にお菓子作り初心者の人は乳脂肪分40%以上の生クリームを選ぶようにしましょう!
生クリームをしっかり冷やすこと
泡立てる前に生クリームはしっかり冷蔵庫で冷やしておきます。
乳脂肪に含まれる脂肪球は温度変化にとても弱いもの。
生クリームの温度が高いと、脂肪球の油脂がやわらかくなりすぎてしまい、しっかりとした網目状の骨格が出来なくなってしまうんですね。
ですので、脂肪球の働きを支えるためにも生クリームは冷やすのが鉄則!
加えて、生クリームを泡立てるための泡だて器・ボウルも事前に冷やしておくといいでしょう◎
泡立てている最中はすぐに温度が下がってしまうもの。
時間がかかる泡だて器の泡立てには、生クリームの入ったボウルを氷水をはったボウルにあてながら泡立てるのがおすすめです。
砂糖を入れて混ぜること
先ほどお話しした通り、生クリームが泡立つのは脂肪球の働きによるもの。
砂糖を入れても入れなくても泡立ち自体には関係ありません。
「じゃあなんで書いたの?」と思いますよね^^;
関係はありませんが、砂糖を入れたほうがキメの細かい生クリームになるんです。
加えて、泡立ちが消えにくくなる効果もあるので、こちらも時間がかかってしまう泡だて器での生クリームの泡立てには必要なんですね。
もっと簡単に泡立て器で泡立てる裏技
泡だて器でも生クリームを泡立てるコツを紹介しましたが、裏技を使えばもっと簡単に泡立てることができます^^
裏技はこちら↓
- レモン汁を入れて泡立てる方法
- ジャムを入れて泡立てる方法
- 未開封の箱のまま振る方法
レモン汁を入れて泡立てる方法
レモン汁に含まれる酸が生クリームのたんぱく質を凝固させる作用があるため、簡単に生クリームを泡立てることができます。
「生クリームはくどくて苦手…」という人も、レモン汁のほのかな酸味のおかげで食べやすくなるかも?
これ便利!5秒で出来る生クリームの泡立て by くみんちゅキッチン私もやったことがありますが、体感的にはいつもの約半分の時間で生クリームを泡立てることができたような気がします^^
ちなみに、柑橘類ならレモン汁の他にゆずやすだちの果汁でも代用OK!
ジャムを入れて泡立てる方法
秘密は、ジャムの原料となる果物に含まれるペクチンという食物繊維。
生クリームのたんぱく質と合わさると凝固するので、早く生クリームを泡立てることができるというわけです◎
なので、ジャムはジャムでも『ペクチン入り』であることが大前提。
原材料の欄を確認して、ペクチンの記載があるジャムを使ってくださいね!
例えば苺ジャムを使えば、ほんのりピンク色の生クリームになってかわいいですよ^^
ジャムの甘さもあるので、加える砂糖の量は少し少なめにするといいでしょう。
未開封の箱のまま振る方法
乳脂肪分の高い生クリームに限りますが、未開封の生クリームの箱を振るだけで、泡だて器で混ぜた時と同じような状態になるんです。
乳脂肪分の低い生クリームや植物性のホイップだと、いつまでたっても泡立たず、しんどいことに><
ただ、振るだけでは泡立てるのにも限界があります。
ある程度箱が重たくなってきたら、ボウルに移して泡だて器で混ぜましょう。
最初から泡だて器で混ぜるよりも簡単に混ぜることができますよ◎
箱を振るのは子供のお手伝いにするのもいいかも^^
泡立て器で泡立てるコツと裏技まとめ
- 泡だて器で生クリームを泡立てるコツは、乳脂肪分40%以上の生クリームを使うこと・生クリームを冷やしておくこと・砂糖を入れて混ぜること
- 生クリームにレモン汁やペクチン入りのジャムを入れて混ぜると、簡単に生クリームが泡立つ
ハンドミキサーがなくても、ちょっとしたコツで生クリームを泡立てることはできます◎
ジャム入りの生クリームは見た目もかわいいし、誕生日ケーキなどに良さそうですよね!
ぜひ試してみてください♪