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コンビニのおにぎりっておいしくて大好きです^^
コンビニおにぎりがおいしいのは、ご飯に塩がきちんときいているから。
なので、家でおにぎりを作るときも塩をしっかりきかせればおいしくなるはず!
でも、コツを押さえて塩をきかせたおにぎりがどうにもおいしくない…。
出来立てのおにぎりはおいしいのに、時間が経つと塩味がうすくなってしまうのはどうしてなのでしょうか?
時間が経っても塩味がしっかりするおにぎりの作り方を知りたいですよね。
そこで今回は
- おにぎりは時間が経つと塩味がうすくなる理由
- 時間が経ってもまずくならないおにぎりの作り方
- 時間が経っても固くならないおにぎりの作り方のコツ
3つについてまとめました。
おにぎりは時間が経つと塩味がうすくなる理由
おにぎりが時間が経つと塩味がうすくなってしまう理由は、塩がご飯に馴染んで吸収されているから。
手に塩を付けて握るおにぎりの作り方だと、出来立てのときは塩はおにぎりの表面にありますよね。
おにぎりを食べたときに舌でダイレクトに塩を食べることになるので、塩分を強く感じます。
しかし、表面についた塩も、時間の経過とともにご飯に馴染んで吸収されてしまっているんです。
そのために、塩分を感じることが少なくなって「味が薄い」と感じるようになるというわけなんですね。
塩って味の決め手になる調味料。
例えば、パンやパスタもほんの少しの塩を入れ忘れるだけで、味がぼんやりしておいしくなくなってしまうんです。
おにぎりも同じで、塩気が足りないと「おいしい」と感じるのは難しいもの。
でも、「時間が経ったら塩が吸収されてしまうなら、どんなに塩をつけても意味ないんじゃ?」と思いますよね。
時間が経ってもまずくならないおにぎりを作るには、塩味の付け方にポイントがあるんです。
次の項目で詳しく見ていきましょう!
時間が経ってもまずくならないおにぎりの作り方
時間が経ってもまずくならないおにぎりの作り方のポイントは、塩味をつけたご飯でおにぎりを作ること。
おにぎりの表面にだけでなく、ご飯全体に塩味をつけることで、時間が経ってもしっかり塩味のするおにぎりになります◎
塩味をご飯に付ける方法は2つ。
- ご飯を炊くときに一緒に塩を入れて炊く方法
- 炊きあがったご飯に塩を混ぜる方法
ご飯を炊くときに一緒に塩を入れて炊く方法
「究極のおにぎりを作りたい!」といった人におすすめなのがこちらの方法。
お米3合に対して、塩小さじ1杯を入れてよく溶かしてから炊く
たったこれだけで、時間が経っても塩味が薄くなることもありません。
また、塩の凝固作用でお米1粒1粒がコーティングされて、口の中でほどけるような食感になるのも嬉しいポイント!
唯一デメリットをあげるとしたら、塩味で炊いたご飯はおにぎりにせず他のおかずと一緒に食べるとしたら少ししょっぱいということ。
「おにぎりのためだけにご飯を炊くのはちょっと…」という人は、次の方法を試してみてください^^
炊きあがったご飯に塩を混ぜる方法
炊きあがったご飯に塩を混ぜる方法なら、おにぎりにする分だけ使うことができるので無駄になりません。
混ぜ込む塩の量は、中に具材を入れるか入れないかで変えましょう。
中に具材を入れるおにぎり:塩0.6g(2本指でひとつまみ程度)
中に具材を入れないおにぎり:塩1g(3本指でひとつまみ程度)
おにぎりの量は、1個分約100~120gが目安です。
個人的には、具材を入れないで塩にぎりとして食べるのが好きです^^
塩だけのシンプルなおにぎりですが、飽きずに何個でも食べられちゃうんですよね♪
時間が経っても固くならないおにぎりの作り方のコツ
時間が経っても固くならないおにぎりを作るコツは、ご飯の炊き方から始まっていたんです。
- ご飯は浸水時間長め・水加減少なめで炊く
- 炊きあがったご飯はすぐにほぐして冷ます
- おにぎりは形作る程度に押さえるだけ
ご飯は浸水時間長め・水加減少なめで炊こう
おにぎりに適しているのは少し固めのご飯。
いつもの水加減より、気持ち少なめの水の量でご飯を炊きましょう。
目安は、お米1合に付き目盛りより2㎜下の線です。
ただ、水加減を少なくしただけだと時間が経ったらおにぎりは固くなってしまいます。
お米を水につけておく浸水の時間を、少なくともいつもより1時間長くとることで、ご飯が固くなるのを防ぐ効果があります◎
炊きあがったご飯はすぐにほぐして冷まそう
炊き立てのご飯を使う場合は、すぐにほぐして空気にさらします。
ご飯の周りについているでんぷん質は、空気にあたることで固くなります。
すると、ご飯1粒1粒がしっかり立った、握ってもつぶれないふっくらした仕上がりに!
炊き立てでないご飯を使う場合も、ご飯は冷まして60℃ぐらいの温度にしましょう。
ご飯は冷めると締まって隙間から空気が入るんですね。
すると、食べたときにほろほろと口の中で崩れるような食感になるんですよ^^
おにぎりは形作る程度に押さえるだけ
昔、飲食店でおにぎりの作り方を教えてもらったことがあります。
「脇を締めて腕全体で握るようにしっかり力を入れて」というのが、その店のおにぎりの作り方。
その場で食べるならそれでもいいかもしれませんが、この作り方だと時間が経つとおにぎりがぎゅっと固くなってしまうんです。
時間が経っても固くならないおにぎりのためには、ごはんを握らないことが大事。
- 器にラップを敷いて、半量のご飯をのせる
- 具材を入れて、フタをするようにご飯をのせる
- 器からラップごと外して、巾着のようにラップを絞って丸くする
- 3回ほど軽く押さえてご飯をまとめる
具材を入れない場合は、①でご飯を全量入れて②の工程をとばしてください。
ご飯は握らずに、軽く抑えるだけにしておくことでふんわりとしたおにぎりになります^^
「ぎゅってしないとボロボロこぼれてくるんじゃ?」と思いましたが、外側だけ形作るように意識したら崩れてくることもありませんでしたよ!
ついつい握りすぎてしまいますが、「押さえるだけ」を意識しましょう◎
おにぎりは時間が経つと塩味がうすくなる理由まとめ
- おにぎりが時間が経つと塩味が薄くなる理由は、塩がご飯に吸収されているから
- ご飯の表面だけでなく、ご飯全体に塩味をつければ時間が経っても塩味がしっかりするおにぎりができる
- 時間が経っても固くならないおにぎりのコツは、浸透時間は長めに水加減は少なめにご飯を炊く・ご飯を冷ます・ご飯は握らないこと
時間が経ってもおいしいおにぎりのコツは、ご飯の炊き方から始まっていました。
少し手間はかかるかもしれませんが、ちょっと意識するだけでおいしいおにぎりを作れるようになりますよ!
新しいおにぎりの常識は「握らずに押さえるだけ」ということ!
ぜひ試してみてくださいね^^