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毎朝のお弁当作り、お疲れ様です!
私も子供と大人のお弁当を作っているのですが、つい最近子供に「お弁当のご飯が硬かったから先生に混ぜてもらった」と言われまして…。
お弁当は冷めた状態で食べるものですが、あまりにもご飯が硬いのはかわいそうだなと反省^^;
食べる前に電子レンジで温めることができればいいのですが、幼稚園は電子レンジが使えません。
同じように冷たい状態でお弁当を食べなきゃいけない人も多いと思います。
お弁当のご飯が硬いのはなぜでしょうか?
少しでもご飯が硬くならない方法を知っておきたいと思いまして、私も調べて実践したところ「ご飯が硬い」と言われることがなくなりました^^
そこで今回は、
- お弁当のご飯が固くなる理由
- お弁当のご飯を固くさせない方法
2つについてまとめました。
お弁当のご飯が硬くなる理由
お弁当のご飯が固くなる理由は2つ。
- ご飯の水分が抜けて乾燥してしまっているから
- ご飯が老化してしまっているから
ご飯が乾燥しているから
ご飯は炊きあがったときが一番水分量が多く、時間が経てば経つほどご飯の水分量は蒸発して抜けていきます。
通常はご飯の水分が抜けにくいように炊飯器で保温したり、ラップで包んだりしますよね。
しかし、お弁当は密閉された容器ではありません。
ご飯を詰めてから食べるまでも時間があるために、どうしても乾燥して固いご飯になってしまうというわけです。
ご飯が老化しているから
お米に含まれるデンプンは、炊飯してご飯に変わるときに糊化して、モチモチとしたやわらかい状態になります。
炊き立てのご飯がやわらかいのは、デンプンが変化しているから。
しかし、このデンプン、やっかいなことにご飯が冷めてくるとまたお米の状態に戻ろうとするんです><
これが『デンプンの老化』と呼ばれる現象で、老化したご飯は固くなってしまいます。
『デンプンの老化』は10℃以下で起こり始め、寒い時期にご飯が固くなるのはこのためと言われています。
お弁当のご飯を硬くさせない方法
お昼休憩に食べるお弁当って、1日の中でも楽しみな時間。
そんなときにお弁当のご飯が固いとテンションが下がってしまいますよね^^;
一番いいのは、毎朝炊き立てのご飯をお弁当に詰めることですが、正直朝からご飯を炊くのはキツイ…!
なので、ストックしてある冷凍ご飯でも大丈夫!
お弁当のご飯を固くさせない方法を調査しました^^
- 冷めても固くなりにくいお米を使うこと
- ご飯を炊くときにいつもより浸水時間を長くすること
- 冷凍ご飯を解凍するときは、熱々になるまでしっかり加熱すること
- お弁当箱にぎゅうぎゅうに詰めないこと
それぞれ詳しく見ていきましょう!
冷めても硬くなりにくいお米を使おう
お米の品種を変えることができるなら、こちらの方法から試してみてください。
日本には様々な品種のお米がありますが、お弁当用に冷めてもおいしいお米を選ぶのも一つの手です。
つや姫:冷めてもモチモチした食感で固くなりにくい
はえぬき:粒が大きく、もっちりとしている
おすすめは、山形県産の『つや姫』と『はえぬき』です。
コンビニのお弁当にも使われることが多い品種で、まさに冷めてもおいしいお弁当向きのお米であることが分かります^^
このほかにも、『ゆめぴりか』『ミルキークイーン』などもお弁当にぴったりです。
食べ比べして、好みのお米を見つけてみてくださいね!
ご飯を炊くときにいつもより浸水時間を長くしよう
時間が経っても固くならないようにするためには、お米を浸水させる時間が大事◎
夏場は30分・冬場は1時間が浸水時間の目安ですが、お弁当のように作ってから食べるまで時間があるなら、さらに30分ほど長く浸水させましょう。
しっかりと浸水させたお米は、炊きあがったあとも固くなりにくいです。
私は固めのご飯が好きです。
でも、浸水時間をとらないで水加減を少なくしただけだと、ご飯がパサついた炊きあがりになるんですね。
そこで、浸水時間長め・水加減少なめでご飯を炊いてみたところ、固めなのにパサつかないもっちりしたご飯に!
ご飯を浸水させるのって大事なんだな~と実感しました。
冷凍ご飯を解凍するときは、熱々になるまで加熱しよう
朝、お弁当に詰める前に冷凍ご飯を解凍すると思いますが、どれくらい解凍していますか?
お弁当に詰めれるくらいに解凍できたら?
「熱くないけど、どうせ冷ますしこのままでいいや」とぬるい解凍ご飯をお弁当に詰めていたらNGです><
冷凍ご飯は熱々になるまでしっかり加熱してください。
中途半端な温めはご飯がボソボソになってしまいます。
実際に、熱々に加熱したご飯は炊きたてご飯のようで、お弁当箱にも詰めやすいですよ◎
ご飯はお弁当箱にふわっと詰めよう
「いっぱい食べてほしいから」と、お弁当箱にぎゅうぎゅうにご飯を詰めると、ご飯の粒がつぶれて、餅のようにべちゃっとなってしまいます。
すると、時間が経ったときに固くなってしまうんですね。
お弁当箱にご飯を詰めるときは、ふわっと空気を含ませるように詰めましょう。
お弁当のご飯が硬い理由と対処法まとめ
- お弁当のご飯が固いのは、ご飯が乾燥しているのと老化しているのが原因
- お弁当のご飯を固くさせないために、『つや姫』や『はえぬき』といった冷めてもおいしいお米を使うのもおすすめ
- お弁当のご飯は、しっかり浸水させておけば冷凍ご飯を使ったとしても固くなりにくい
- 冷凍ご飯をお弁当に使うときは、解凍時に熱々になるまで加熱することが大事
寒い時期などは特にお弁当のご飯が固くなりがち。
でも、少し工夫をするだけでご飯が固くなるのは防ぐことができるんですよ^^
私もお米をしっかり浸水させる・冷凍ご飯は熱々に加熱するのを実践してみたら、「ご飯が固い」と言われることはなくなりました◎
さらにおいしくお弁当を食べたいなら、わっぱの弁当箱も。
木の素材がご飯を保湿してくれて、冷めても固くなりにくいので、おすすめです!