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ポップコーンは自宅でも手軽に作れるので、我が家もよくおやつに作ります^^
いつものようにポップコーンを作ろうと、材料となるポップコーン豆を子供に見せたんですね。
「ポップコーンはとうもろこしだよー」って言ったら「とうもろこしなのになんで白いの?」と言われて。
とうもろこしといえば黄色い実。
ポップコーン豆もよく見ると黄色なのに、ポップコーンになるとなぜ白いのか、確かに不思議ですよね。
そこで今回は
- ポップコーンはなぜ白い?
- ポップコーンはなぜ弾ける?
2つについて調査しました!
ポップコーンはなぜ白い?
ポップコーンが白いのは、でんぷん質が白いから。
私たちがポップコーンとして食べているのは、とうもろこしのでんぷん質なんです。
ポップコーンはとうもろこしが原料。
ただ、私たちが普段よく食べているおなじみのとうもろこしとは種類が違います。
ポップコーンになるのは爆裂種というとうもろこしだけ
ポップコーンになるのは「爆裂種」という種類のとうもろこしのみ。
おなじみの黄色いとうもろこしは「スイートコーン」という種類で、「爆裂種」とは全くの別物なんですね。
爆裂種のとうもろこしが弾けると、中の白いでんぷん質が膨らんで出てきます。
でんぷん質がふくらんだものがポップコーンになるので、ポップコーンは白いというわけです◎
黄色や赤褐色のポップコーンもある?
ただ、爆裂種の中にも、中のでんぷん質が黄色いものや赤褐色のものもあります。
黄色い爆裂種でポップコーンを作ると黄色いポップコーンができるんだとか。
レアな黄色のポップコーン、ぜひ食べてみたいですよね^^
ポップコーンはなぜ弾ける?
ポップコーンが弾けるのも、爆裂種だから。
スイートコーンや他の品種のとうもろこしを乾燥させてもポップコーンはできないんです。
爆裂種は皮が厚く、水分量が少ないから弾ける
爆裂種の粒は、皮がとても固く分厚くなっているのが特徴。
中心部の水分を含んでやわらかくなっているでんぷんは、スイートコーンと比べて少なくなっています。
爆裂種を加熱すると、中心部のやわらかいでんぷん質の水分が水蒸気となって膨らもうとします。
でも、周りの固い皮が膨らむのを邪魔するので、なかなか膨らめません。
さらに加熱すると、中からの圧力に耐えられなくなった外側の皮が破れます。
パンパンに膨らんだ中の水蒸気が爆発することで、でんぷん質が弾けて出てきます。
ポップコーンが弾けるのは、爆裂種の皮が固く、なかなか中の水蒸気が膨らめないことが理由なんですね。
スイートコーンは皮が薄く、水分量が多いため弾けない
プリっとした食感が特徴のスイートコーンは、外側の皮が薄く、また中心部ので水分のあるでんぷん質が多くなっています。
そのため、加熱した時に、中心部のでんぷん質が簡単に外側の皮を破って出てきます。
圧力がかかることがないため、いくら加熱してもポップコーンができることはありません><
自宅でポップコーンを手作りするなら、必ず「爆裂種」のとうもろこしを用意しましょう!
ポップコーン用としても販売されているものは、スーパーや100円ショップなどで手に入りますよ^^
ポップコーンはなぜ白い?はじける理由まとめ
- ポップコーンが白いのは、とうもろこしの白いでんぷん質が膨らんだものだから
- ポップコーンは「爆裂種」という種類のとうもろこしでないと作ることができない
- ポップコーンが弾けるのは、爆裂種が皮が厚く、中の水分が膨らもうとして圧力をかけるから
私たちが食べているポップコーンは、とうもろこしの白いでんぷん質。
でんぷん質が一気に中から出てくることで、ふわふわのポップコーンになるんですね^^
ポップコーンは、加熱時間5分足らずでできちゃいます。
固い豆からふわふわのポップコーンになるまでを、家で作って確かめてみるのもおもしろいですよ♪
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