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炊飯器の保温って基本的には自分で切らないと切れません。
でも、保温モードによってはある一定の時間が経ったら保温が自動的に切れることも。
故障によって勝手に保温がきれちゃうことだってあるんですよね。
私が以前長く使っていた炊飯器も、いつも勝手に保温が切れちゃう(というか電源が落ちる)ときがあって大変でした…。
保温が切れたのにすぐ気づけたらいいんですけど、「いったいいつ保温が切れたか」分からない場合はちょっと困ります。
炊飯器の保温が切れてた場合ご飯は食べても大丈夫なのか気になりますよね。
そこで今回は、
- 炊飯器の保温が切れてたご飯は食べれる?
- 炊飯器の保温が切れてたご飯が腐ったらどうなる?
2つについてまとめました。
炊飯器の保温が切れてたご飯は食べれる?
炊飯器の保温が切れてたご飯は食べても大丈夫なのか気になりますよね。
結論から申し上げますと、保温が切れて半日程度なら食べることができます。
ただし、これは気温が高くない時期に限っての話。
夏場など気温も湿度も高い時期だと、炊飯器の中で保温が切れたご飯は傷んでいる可能性があります。
炊飯器の保温は、約60~75℃の高温に保たれています。
菌が繁殖しにくい高温にすることで、何時間も保温していてもご飯が傷みにくくなっているんですね。
しかし、保温が切れてしまうと当然炊飯器の中の温度は下がってしまいます。
ここで、食べ物が傷む原因となる『菌が繁殖しやすい条件』を見てみましょう。
湿度が高く、じめじめしている
水分量が多い
30℃以上の温度
保温が切れた炊飯器の中は、ほぼこのような状況に近いです。
保温が切れたばかりだと炊飯器の温度もまだ高いですが、保温が切れて1時間もすれば温度はかなり下がりますよね。
一番菌が繁殖しやすい状況なんです。
私も経験がありますが、保温が切れてたまま炊飯器に入れっぱなしになってると、炊飯器の内蓋に水滴がびっしりついてるんですよね。
炊飯器の保温が切れてたご飯は、全てが食べれないというわけではありません。
ただ、非常に傷みやすく腐っている可能性があることは覚えておいた方がいいでしょう。
気温が高い時期は2時間ほど、気温が低い時期なら半日程度は大丈夫だとは思いますが、念のためにご飯を食べる前に腐っていないか確認するようにしましょう。
次の項目でご飯が腐った場合の見分け方を紹介します!
炊飯器の保温が切れてたご飯が腐ったらどうなる?
炊飯器の保温が切れてたご飯が腐ったらどんな様子になるのでしょうか?
腐ったご飯の見分け方はこちら↓
- 酸っぱいような嫌なニオイがする
- 水分が出てくる
- 糸をひくようになる
酸っぱいような嫌なニオイがする
ご飯が腐ると、まずニオイで気づきます。
ご飯が腐ると腐敗臭がするのですが、腐敗臭の原因はお米にもともといる「バチルス菌」が原因。
バチルス菌は「好熱性細菌」とも呼ばれるくらい、熱に強い細菌です。
ご飯から酸っぱいような嫌なニオイがしてきたらもう腐っているサインなので、食べないようにしてください。
水分が出て糸を引くようになる
また、腐ったご飯は水分が出てきたようにべちゃっとします。
これは、細菌が繁殖してご飯が溶けてしまったことが原因です。
水分が出てべちゃっとなったご飯は糸を引くようにもなります。
ニオイもあいまって食べられないのは一目瞭然ですね…。
ちなみに、「色の変色」は食べ物が腐ったときの目安になりますが、ご飯に関しては絶対ではないんです。
時間が経ったご飯は黄色く変色しますが、これはメイラード反応によるもの。
糖とアミノ酸が結合することで引き起こされる現象なのですが、長い間保温されていたご飯にはよくあることなんです。
ご飯に他の異常(変なニオイがしたり糸を引いたり)がなければ、食べることはできますよ(あまりおいしくはないですけどね^^;)。
ご飯をおいしいうちに食べるなら、炊き立てのうちに冷凍保存するのをおすすめします!
ご飯は炊きたての水分量が多いものを冷凍すれば、解凍してもご飯がふっくら◎
「いつの間にか保温が切れてしまう」といった場合は、炊けたらすぐに食べる分は冷凍するように習慣づけると安心かもしれませんね。
まとめ:炊飯器の保温が切れたご飯は半日程度が限界
- 炊飯器の保温が切れたご飯は半日以内なら食べることができる
- ただし、気温や湿度が高い時期はご飯も腐りやすいので、2時間以上保温が切れたご飯は食べる前に腐っていないか確認をする
- ご飯が腐ると、嫌なニオイがしたり水分が出て糸が引くようになるので注意
炊飯器の保温が切れたご飯は、とても傷みやすく菌が繁殖しやすい状況です。
特に夏場の気温も湿度も高い時期は、保温中であってもご飯は腐ってしまうこともあるくらいなので注意が必要!
保温が切れてしまったご飯を食べるときは、電子レンジでしっかり温める・炒めたり煮込んだりするなど、しっかり加熱してから食べるようにしましょう◎
関連記事:炊飯器の保温時間の限界は?保温中のご飯が腐りにくい理由も紹介