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お正月も、1月7日の松の内が過ぎたらそろそろ終わり(松の内は地域によって違いがあります)。
門松やしめ飾りといった、お正月を彩った飾りも片づけなければいけません。
正月飾りは神社に返納する・どんど焼きに出すのが一般的な処分の仕方。
でも、忙しくて返納しに行けなかったり地域でどんど焼きをやってないこともありますよね。
そんなときは、いくつか注意点に気をつければ正月飾りを自宅で処分することもできます◎
そこで今回は、
- 正月飾りは自宅でも処分できる
- 正月飾りの自宅での処分方法
- 正月飾りを自宅で処分するときの注意点
3つについてまとめました。
正月飾りは自宅でも処分できる
正月飾りは自宅でも処分できます。
正月飾りというのは、新年を迎えるにあたって「年神様」を自宅に迎えるための目印。
神様の拠りどころでもある神聖なものなので、処分するときも適切な処理を行うのが本来のかたちです。
一般的には神社に返納したり、地域のどんど焼きに参加してお焚きあげしてもらいますが、最近ってどんど焼きをしているところも減ってきたように思います。
私が子供のころはどんど焼きが楽しみだったんですが(お餅を焼いたりするので^^)、最近はどんど焼き自体を知らない人も多いようです。
そもそも、マンション住まいだったりして地域の付き合いがなかったりすると、どんど焼きに参加していいものかどうか迷いますよね。
だからっていつまでも正月飾りを自宅に置いておくわけにはいかないし…。
家の隅に正月飾りを置きっぱなしにしておくなら、どんど焼きじゃなくてもいいので処分したほうが気持ちがいいもの。
次の項目で、自宅での正月飾りの処分方法を詳しく紹介します!
正月飾りの自宅での処分方法
正月飾りを自宅で処分する方法は2つあります。
- 自宅の庭でどんど焼きをする方法
- 普通ゴミとして出す方法
自宅の庭で個人的にどんど焼きをする方法
一軒家で自宅に庭がある人に限りますが、神社や地域のどんど焼きに参加できないなら、自分でどんど焼きをする方法です。
- 適量の庭土を用意する
- お神酒(おみき)と塩で庭土をお清めする
- 正月飾りを上にのせて、火をつけてどんど焼きをする
- 燃えた灰は普通ゴミとして出す
どんど焼きには作法がありますが、自宅でやる場合はお神酒と塩でお清めすれば大丈夫!
普通ゴミとして出す方法
「ゴミとして出すのってなんだか罰があたりそう…」と不安になるかもしれません。
でも大丈夫!
ものを大切にしてるかどうか、神様はちゃんと見て下さっています。
粗末に扱わずに、感謝の気持ちを込めて処分すれば何も問題はないんです◎
ただ、そのままゴミ袋に入れるのはちょっと抵抗があると思うので、お清めをしてから処分しましょう。
- 正月飾りが包めるくらいの大きさの紙(新聞紙でも可)を広げて、右⇒左⇒中央の順番に塩を振る
- その紙で正月飾りをくるんで、他のゴミとは分けて個別でゴミ袋に入れる
ゴミ袋に入れるときに「ありがとうございました」と感謝の気持ちを込めるのを忘れずに。
年末から神様を迎えるために役目を果たしてくれた正月飾りに感謝して、気持ちよく処分できるといいですね^^
正月飾りを自宅で処分するときの注意点
正月飾りを自宅で処分するときの注意点は3つ。
- 自宅でどんど焼きを行うときは、住んでいる自治体が焚火をしてもいいか確認してからすること
- 近所の家に配慮して行うこと
- ゴミとして出すときは分別を行うこと
焚火をしてもいいかどうか自治体に確認すること
どんど焼きはいわゆる「焚火」に分類される行為になります。
この焚火ですが、住んでいる自治体によって許可されていない場合もあるんです。
「自分の家の敷地内なら何してもいい」わけではないんですね。
だいたいの自治体が『他の住民に迷惑がかからないようにすればOK』という風に取り決めていますが、中には焚火は一切してはいけないという自治体もあります。
事前に届け出が必要なところもあるので、どんど焼きを自宅でしようと考えているなら、必ず確認をとってからにしましょう!
『〇〇市 焚火 自宅』で検索すれば条例が出てきますので、一度調べてみるといいですね◎
近所の家に配慮して行うこと
住んでいる自治体が焚火OKでも、火を起こす以上煙やニオイが出てしまいます。
よっぽど隣近所に家がなく田んぼだらけ…なら問題ないですが、そうでない場合、なるべく近所の家に迷惑がかからないように配慮する必要があります。
可能なら「この時間に自宅でどんど焼きを行います」と近所の人たちに事前に伝えられたらいいですね。
人の家から煙がもくもく出てたら「火事?!」とびっくりした人が消防に通報しちゃう、なんてこともあるかもしれません><
他には、風の強い日はどんど焼きはやらない・洗濯物の近くでやらないなど。
もちろん火事にならないように気を付ける必要もあります。
ゴミとして出すときは分別をしっかり行うこと
正月飾りをゴミとして出す場合、お清めした紙に包むという話はしましたが、その際にしっかり分別を行いましょう。
しめ縄飾りや破魔矢など、一部分は燃えるゴミでない部品が使われていることもあります。
いくらお清め出来ていても、分別ができていなかったら意味がないですよね^^;
ですので、正月飾りは分解して分別をしっかり行ってからお清めするようにしましょう。
正月飾りを自宅での処分方法まとめ
- 忙しくて神社に返納に行けない・近所でどんど焼きをやっていない場合は、自宅で正月飾りを処分しても問題はない
- 正月飾りを自宅で処分する方法は、自宅でどんど焼きを行う・ゴミとして処分するの2つがある
- 自宅でどんど焼きを行う場合は、事前に自治体が焚火OKか確認してから近所に配慮して行う
- ゴミとして処分するときは、お清めしてから捨てるといい
神社に返納したり、どんど焼きに参加して処分するのが一般的な正月飾り。
自宅でどんど焼きを行えたらまだいいですが、無理なときはゴミとして処分しても構いません。
むしろ、「処分の仕方が分からないから」といって、いつまでも家の隅に正月飾りを置いておく方が良くないんですね。
お清めして感謝の気持ちを込めれば、罰があたることもないので安心してください^^