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朝ごはんやランチ、おやつにと日々の生活に欠かせない食パン。
我が家も常に食パンは家に置いてあります。
そんな食パン、常温保存が基本ですが、夏場の気温の高い時期は常温で保存してもいいのか、食パンが傷まないか心配になりますよね。
でも大丈夫!
食パンは夏場でも常温で保存できます◎
ただし、場合によっては早く傷んでしまうこともあるので注意が必要です。
今回は、食パンを夏場に常温保存できるかどうか、保存方法や注意点についてまとめました!
食パンは夏場も常温保存できる?
食パンは高温のオーブンで焼き上げているので、常温保存が可能です。
市販の食パンならば、未開封であればカビが生えたり傷んでしまう可能性はとても低いです。
ですので、夏場であっても常温保存ができないということはありません。
ただ、あまりに気温が高い日だと食べ物を常温に置きっぱなしにしておくことに抵抗が出てきますよね。
つい冷蔵庫のような涼しい場所に食パンを保存したくなっちゃいますが、食パンを冷蔵庫に入れるのはやめておきましょう><
食パンの原料である小麦粉に含まれるデンプン質は、加熱されて糊化することでパン生地がふわふわとやわらかい食感になります。
しかし、糊化の状態は長くは続かず、時間が経ったり冷えると老化して固くなってしまうんですね。
そして、デンプン質が老化する温度というのが2~10℃。
冷蔵庫の温度はおよそ0~10℃なので、まさにデンプン質を老化させてしまうのが冷蔵庫というわけなんです。
食パンを冷蔵庫に入れると、デンプン質が老化するだけじゃなく、乾燥で生地がパサパサにもなってしまいます。
以上のことから、食パンを冷蔵庫で保存することはおすすめできません。
食パンを夏場に保存するときの注意点とポイント
食パンを夏場に保存するときの注意点は2つ。
- 常温でも直射日光があたる場所・湿気が多い場所は避けること
- 乾燥しないように袋の口はしっかり閉じること
直射日光があたる場所・湿気の多い場所には置かない
食パンは常温保存ができますが、水分量が多いのでカビが生えやすくなっています。
直射日光があたる場所や湿気の多い場所に食パンを置いておくと、市販の食パンであってもカビが生えてしまうことはあります。
パン屋の食パン・手作りの食パンは、工場で作っている市販の食パンより傷みやすくあまり日持ちはしませんので、特に注意が必要!
できるだけ風通しのいい場所に食パンは置いておきましょう。
乾燥しないように袋の口はしっかり閉じる
水分量の多いと乾燥しないんじゃと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
食パンは乾燥に弱く、すぐにパサパサになってしまいおいしさは半減してしまいます。
なので、食べかけの食パンは入っていた袋の口をしっかり閉じて保存しておきましょう。
手作りの食パンで袋がない場合は、ジッパー付きの袋やタッパーのような密閉容器に入れておけばOK!
ただ、乾燥は防げますが完全に密封できるわけではありません。
一度開封した食パンは、空気中の菌に触れることでカビが発生する可能性がぐんと高まるので、早めに食べきるようにしてくださいね。
食パンを夏場常温で保存したときの賞味期限
食パンは水分量が多くカビやすい食べ物。
夏場の気温も湿度も高くなる環境は、カビにとって絶好の季節なんですね。
なので、『夏場に食パンを常温保存したときはいつもより賞味期限が短くなる』と思ったほうがいいでしょう。
パスコの食パン「超熟」には、パッケージに
消費(賞味)期限は(※)℃の保管温度の検査で安全を見込んだ期限となっております。
(※)℃は、5月~10月⇒30℃ 11月~4月⇒25℃
FAQ(よくあるご質問)
と記載があります。
市販の食パンに決められている賞味期限は、それぞれの保管温度によって定められたもの。
保管温度を超える場合は安全が確認できません、ということなんですね。
市販の食パンであれば、賞味期限は2日間。
パン屋の食パンや手作りの食パンは当日中に食べきるのが安心です。
とは言っても、食パンは一度に多くは食べきれません^^;
「常温だとカビが生えちゃうし、冷蔵庫だとおいしくなくなっちゃうし、どうしたらいいの?」と保存に迷いますよね。
そんなときは、食パンを冷凍することをおすすめします!
デンプン質が老化しやすい温度は2~10℃ですが、0℃を下回ると一転老化のスピードは緩やかになります。
食パンは冷凍しておけばおいしい状態をキープできるというわけです^^
食パンの冷凍保存の仕方はこちら↓
- 食パンは1枚ずつラップでぴっちりと包む
- ジッパー付きの袋に入れて冷凍庫で保存する
冷凍した食パンは約1ヶ月保存することができます。
冷凍した食パンの解凍方法はこちら↓
- トースターは事前に温めておく
- 凍ったまま食パンをトースターに入れて、200℃で4分ほど焼く(6枚切りの厚さの場合)
凍ったまま焼くだけでいいのは楽ちんでいいですよね^^
焼く前に霧吹きで水分を補うと、より焼きたてに近い風味を味わうことができますよ!
食パンを夏場に常温保存するコツや賞味期限まとめ
- 食パンは夏場でも常温保存できるが、高温多湿の時期はいつもより賞味期限が早くなると思ったほうがいい
- 食パンを夏場に常温保存するときは、直射日光があたる場所は避けて、なるべく風通しのいい場所に置く
パン屋の食パンや手作りの食パンは、市販の食パンに比べて傷みやすくなります。
夏場は特にカビが発生しやすくなるので、作った当日以降は冷凍保存することをおすすめします!