この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
ホワイトチョコって、なぜ白いんだろう?
クリーミーな甘さがあるホワイトチョコ、とてもおいしいですよね^^
私もホワイトチョコが大好きで、おやつで食べるときやお菓子作りのときによく買います♪
しかしあるとき、ふと「ホワイトチョコはなぜ白いのか?」と気になりました。
普通のチョコと同じチョコなのに、なんであんなに白いのか…
色以外にも、何か違いがあるのかも知りたいところ。
そこで今回は
- ホワイトチョコはなぜ白いのか
- ホワイトチョコとチョコの違い
2つのことについてまとめました!
ホワイトチョコはなぜ白い?
ホワイトチョコが白い理由は、カカオマスが含まれていないからです。
ホワイトチョコの白さは「何か特別な成分が入っているのかな?」と思いましたが、実は逆!
ホワイトチョコには、普通のチョコなら当然含まれているカカオマスが入っていないからだったのです。
ホワイトチョコの主原料は、カカオマスの代わりにココアバターが使われています。
ココアバターは淡い白色をしており、その色はまさにホワイトチョコ。
カカオやココアと聞くと茶色や黒っぽいものをイメージしますが、ココアバターは白いというのは驚きですね!
また、ココアバターとカカオマスは色は違いますが、両方とも「カカオ豆」から作られています。
ココアバターとカカオマスは、カカオ豆を加工する工程によって生まれるのです。
- カカオ豆をローストしてすり潰し、外皮を取り除いてカカオニブにする
- カカオニブをさらにすり潰すことでできるカカオマスができる
- カカオマスから抽出された油脂がココアバター
ココアバターはカカオ豆の油脂だったのですね^^
ホワイトチョコとチョコの違いは?
ホワイトチョコとチョコは、色以外にもいくつか違いがあります。
- 味や香り
- 口溶けの良さ
- カロリーや太りやすさ
- ポリフェノールの有無
同じチョコですが、主原料が違うので結構違いがあるものですね。
それではホワイトチョコとチョコの違いをくわしく見ていきましょう!
味や香り
普通のチョコはカカオの風味が濃厚で、コクがあってビターな味わいがあります。
甘い中にも独特なほろ苦さがあって、とてもおいしいですよね^^
一方のホワイトチョコは、カカオマスが使われていないのでカカオの風味はほとんどなく、クリーミーでマイルドな甘さが特徴です。
チョコ特有のほろ苦さはなく、ミルキーな味わいで小さなお子さんにも人気があります。
うちの子供も小さい頃、少しでも苦味があるものが苦手でチョコが食べられなかったのですが、ホワイトチョコは「甘くておいしい」と喜んで食べていました。
製法にこだわった高級なホワイトチョコだとカカオの風味を感じるものもありますが、基本的にホワイトチョコにはカカオ感はあまりありません。
口溶けの良さ
ホワイトチョコとチョコをくらべると、ホワイトチョコの方が口溶けが良いと感じます。
ホワイトチョコの口溶けの良さは、ココアバターによるものです。
口溶けの良さやなめらかさを出すために、普通のチョコにもココアバターは使われています。
ですが、主原料がココアバターのホワイトチョコの方が口溶けの良さがあるのです。
口の中でほどけるような甘さを楽しめるのは、普通のチョコにはないホワイトチョコの良いところでしょう^^
カロリーや太りやすさ
ホワイトチョコとチョコでは、わずかですがホワイトチョコの方がカロリーが高いです。
ホワイトチョコは、カカオの豆の油脂であるココアバターをふんだんに使っているため、どうしてもカロリーが高めになってしまいます。
ホワイトチョコ派の私としてはかなりショッキングな事実です…!
また、普通のチョコの主原料であるカカオマスは食物繊維が豊富ですが、ホワイトチョコにはほとんど食物繊維がありません。
食物繊維には糖の吸収をおさえる働きがありますが、ホワイトチョコにはその働きが期待できない上に、糖分やミルクをたっぷりと使って練り上げるのでカロリーが高めな上に太りやすいです。
ダイエット中にどうしても甘いものが欲しいときにホワイトチョコをよく食べていましたが、まさか太りやすかったなんて…
昔の自分に教えてあげたいものです^^;
ポリフェノールの有無
チョコにはポリフェノールが含まれているおり、健康や美容に良いなんて話をよく聞きますよね。
私の周りでも健康を意識している人たちは「体にいいし、間食するならチョコ!」と、みんなチョコを食べていました。
ホワイトチョコもチョコなのだから、もちろんポリフェノールが含まれている…と思いますが、ホワイトチョコにはポリフェノールの効果は期待できません。
ポリフェノールは、カカオマスにたっぷりと含まれています。
ホワイトチョコの主原料であるココアバターには、ポリフェノールはほとんど含まれていないのです。
もし健康や美容のためにチョコを食べるのでたれば、普通のチョコを選ぶといいですよ。
ホワイトチョコが白い理由とチョコとの違いまとめ
- ホワイトチョコには普通のチョコの主原料であるカカオマスが入っていない
- ホワイトチョコの主原料はココアバター
- ココアバターはカカオマスから抽出された油脂
- ホワイトチョコは普通のチョコのようなカカオのほろ苦さがない
- 普通のチョコよりホワイトチョコの方が口溶けが良い
- ホワイトチョコの方がカロリーが高く、太りやすい
- ホワイトチョコにはポリフェノールがほとんど含まれていない
ホワイトチョコには、カカオマスが使われていないからあんなに白いんですね!
味わいや口溶けにも違いがあるので、気分によって食べ分けて楽しみましょう♪