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朝は何かと忙しくてバタバタしがち。
そんなときでも、前の晩にフレンチトーストを仕込んでおけば、朝は焼くだけでしっかり卵液が染み込んだフレンチトーストを食べることができます^^
でも、フレンチトーストを一晩寝かすのは問題ないのでしょうか?
卵は割ることで菌が繁殖しやすくなりますが、食中毒の心配はないのか気になりますよね。
そこで今回は、フレンチトーストは一晩寝かすと危険なのか、フレンチトーストを一晩浸けるときの注意点をまとめました。
フレンチトーストは一晩寝かすと危険?
一晩卵液に漬けておけば、パンの中までしっかりと卵液が染み込んだフレンチトーストを作ることができます。
でも、その時に気になるのは『食中毒は大丈夫なの?』ということ。
フレンチトーストは卵と牛乳という、非常に傷みやすい食材でできています。
合わせて、卵は溶き卵にするとさらに傷みやすくなります。
卵の殻には、殺菌成分であるリゾチームという酵素成分があるのですが、リゾチームは卵を割ったり加熱することで壊れてしまうんですね。
殺菌成分がなくなって、守られるものがなくなった溶き卵は菌が繁殖しやすい状態。
フレンチトーストを一晩寝かすなら、菌が繁殖しないようにいくつかポイントをおさえることが大事です。
実際に、ホテルオークラのフレンチトーストは、一晩卵液にパンを浸して作られています。
ポイントをおさえれば危険なことはありません。
次の項目で詳しく見ていきましょう!
フレンチトーストを一晩浸けるときの注意点とポイント
上記でもお話ししましたが、フレンチトーストを一晩寝かすなら、菌が繁殖を抑える必要があります。
そのために大事なポイントは5つ。
- 新鮮な卵と牛乳を使うこと
- 密閉できる容器に入れること
- 冷蔵庫で保存すること
- フレンチトーストは中までしっかり加熱すること
- 翌日のお昼までには食べきること
新鮮な卵と牛乳を使おう
フレンチトーストは加熱して食べるので、すぐに食べるなら多少古くなった卵や牛乳でも大丈夫です。
しかし、一晩寝かすならできるだけ新鮮な卵と牛乳を使ったほうが安心です。
古い卵や牛乳は、フレンチトーストを一晩寝かす場合は使わないようにしましょう。
密閉できる容器に入れよう
食べ物の菌は空気に触れることで繁殖のスピードが速まります。
フレンチトーストはできるだけ空気に触れないように密閉できる容器に入れてください。
おすすめは、空気を抜いて保存できるジッパー付きの袋!
ジッパー付きの袋がなければタッパーに入れてしっかりとフタをしましょう。
ジッパー付きの袋やタッパーのどちらもないときはバットやボウルでもいいですが、その場合しっかりとラップをかけてくださいね◎
冷蔵庫で保存しよう
傷みやすい卵と牛乳を使っているので、一晩寝かす際は必ず冷蔵庫で保存してください。
菌の繁殖は10℃前後から始まり、20℃前後で一気に増えます。
しかも、常温で置いておく時間が長ければ長くなるほど菌は繁殖するので、常温でフレンチトーストを置いておくのは非常に危険です。
冬場であっても、フレンチトーストを寝かす場合は必ず冷蔵庫に入れるようにしましょう。
フレンチトーストは中までしっかり加熱しよう
一晩寝かしたフレンチトーストを焼くときは、中心部までしっかり加熱することが大事!
菌は75℃以上の高温で1分以上加熱することで死滅させることができます。
フレンチトーストはバターを使って焼くことが多いですが、強火だとバターはすぐに焦げてしまうので、中心部まで加熱する前に焼くのをやめてしまう場合があります。
なので、フレンチトーストは弱火でじっくりと、フタをして蒸し焼きにしてして焼きましょう。
こうすることで焦がすことなく、中心部まで火を通すことができますよ◎
翌日のお昼までには食べ切ろう
一晩寝かしたフレンチトーストは、翌朝、遅くとも翌日のお昼までには食べきるようにしましょう。
溶いた卵と牛乳を使っているので、なるべく早く食べるのが安心ですね。
もし食べきれそうになかったら、フレンチトーストを焼いてから冷凍するのがおすすめです!
冷凍保存も簡単◎
- 粗熱をとったフレンチトーストをラップでぴっちりと包む
- ジッパー付きの袋に重ならないように入れて、冷凍庫で保存する
冷凍したフレンチトーストは2週間ほど日持ちします。
食べるときは、耐熱皿にのせて電子レンジ600Wで3分ほど加熱するだけ。
いつでも好きな時にフレンチトーストを食べられるのは嬉しいですよね^^
フレンチトーストを一晩浸けずに作る簡単な方法
フレンチトーストはポイントを抑えれば、一晩寝かした場合でも安全に食べることができます。
しかし、一晩じゃなくて今すぐフレンチトーストを食べたい!というときもありますよね。
そんなときは、電子レンジを使えば一晩時間をかけなくても卵液がしっかり染みたフレンチトーストを作ることができるんです♪
1分で中まで浸透♪フレンチトースト♪ by レアレアチーズそして、もうひとつのポイントがフレンチトーストに使うパンの種類!
パンには角食パンやブリオッシュなど生地の目が詰まったものと、フランスパンや山型食パンのような生地の目が粗いものがあります。
短時間で卵液を染み込ませるなら、選ぶのはフランスパンや山型食パンといった目が粗いものにしましょう。
卵液の染み込みが早くなりますよ◎
まとめ:フレンチトーストは一晩浸けて寝かす場合ポイントをしっかり抑えて作る
卵も牛乳も傷みやすいので、フレンチトーストを一晩寝かすというのは不安に感じるかもしれません。
しかし、ポイントを抑えて作れば安心して食べることができるし、何より忙しい朝に焼くだけでいいのは助かりますよね♪
目の詰まった生地のパンと目の粗い生地のパン、フレンチトーストにしたときに食感も変わるので、ぜひ作って食べ比べてみてください!