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スーパーの醤油売り場に行くと様々な種類の醤油が並んでいます。
たくさんの醤油の中でも主流は薄口醤油と濃口醬油。
料理が好きな人は料理によって醤油を使い分けますが、初心者でとりあえず調味料を揃えたいという人も多いと思います。
そんなとき疑問に思うのは、醤油は薄口と濃口のどっちを買ったらいいの?ということ。
せっかく買うなら使い勝手のいいほうを買いたいですよね。
そこで今回は、醤油は薄口と濃口のどっちを買う方がいいのか、醤油の使い分け方についてまとめました。
醤油の薄口と濃口はどっちを買う方がいい?
結論から申し上げますと、まず1本だけ買うとしたら濃口醤油をおすすめします。
その理由は、薄口醤油より濃口醬油のほうが使い勝手がいいから。
濃口醤油をおすすめする理由を詳しく紹介していきます。
濃口醤油がいい理由①食べなれた味だから
料理のレシピに書いてある『醤油』というのは、特別な記載がない限りは濃口醤油のことを指します。
日本醤油協会によると、日本国内で流通している醤油の約8割が濃口醤油なんだとか。
普段から食べなれている味ということでも、濃口醤油を選んだ方が料理も作りやすいのではないでしょうか?
ただ、生まれ育った地域によっては、中部地方のたまり醤油・山陰地方の再仕込み醤油・愛知県の白醤油という風に馴染みのある醤油は変わってきます。
たまり醤油・再仕込み醤油は濃口、白醤油は薄口に分類されます。
自分の馴染みのある醤油を選ぶのもひとつの手です◎
濃口醬油がいい理由②使いやすいから
濃口醤油は色が濃いためしっかり料理に色がつきます。
そのため、
- 使った量が分かりやすい
- 見た目においしそうに仕上がる
という利点があります。
最初は難しいかもしれませんが、慣れると料理の色だけでどれくらいの味がついているか分かるようになります。
薄口醤油は色が薄く素材の色を生かすのが特徴ですが、色がつかない分ついつい使いすぎてしまうこともあるんですね。
また、濃口醤油で味付けするといわゆる「茶色い料理」になりますが、しっかり色づいた煮物や照りやきは見た目からしておいしそうです^^
以前薄口醤油しかないときに豚の角煮を使ったんですが、色が薄く照りもあまり出ないので、見た目がいまいちになってしまったことがあります(味はおいしかったですが)。
だし巻きたまごや茶わん蒸しなど、薄口醤油を使ったほうが色がきれいに仕上がる料理もありますが、濃口醤油で作れないこともありません。
濃口醤油を使う料理のほうが世の中にはたくさんあるので、以上のことからもまずは濃口醤油を買うのをおすすめします。
醤油の薄口と濃口の使い分け方
まず1本だけ買うなら濃口醤油がおすすめですが、薄口醤油もあると便利♪
醤油の薄口と濃口の使い分け方を知っておけば、料理をするのが楽しくなりますよ^^
醤油の薄口と濃口のそれぞれの特徴を詳しく見ていきましょう!
クセのある食材・料理にコクを出したいときには濃口醤油
濃口醤油は濃厚な味と醤油の強い香りが特徴です。
魚や肉といったクセのある食材も醤油全体で包み込んで、臭みのないコクのある仕上がりにしてくれます。
豚の角煮やブリ大根など調理するのにぴったり!
味がしっかりつくので、刺身や餃子などのかけ醤油としてもおすすめです。
素材の味と色を生かしてだしの風味をきかせたいときは薄口醬油
薄口醬油は『淡口醤油』とも書き、その名の通り醤油の色が淡く薄いのが特徴。
色の薄さは素材の味と色を生かすためにあります。
素材のおいしさを最大限に引き出し、だしの風味をきかせつつ醤油の風味も足すことができる欲張りな醤油なんです。
料理の色が薄く仕上がると、見た目にも美しく仕上がります。
そのため、薄口醤油はお祝いの料理に使われることが多いです。
「普段の料理には薄口醬油は向いてないんじゃない?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
薄口醤油は洋食や中華料理、お菓子作りまで隠し味に使うとぐっと味がしまっておいしくなるんです^^
色が薄いのでお菓子作りに使っても仕上がりを邪魔しないんですよ◎
薄口醤油の使いみちについてはこちらの記事でも詳しく紹介しています!
醤油の薄口と濃口はどっちを買うかまとめ
- 醤油をまず1本買うなら濃口がおすすめ
- 濃口醤油は日本国内の8割で使われていて食べなれた味であること・料理では濃口醤油を使うことが多いことが理由
- 濃口醬油はクセのある食材を調理するとき・料理にコクを出したいときに使う
- 薄口醤油は素材の味と色を生かしてだしの風味をきかせたいときに使う
醤油の薄口と濃口はどっちを買うのか迷いますが、オールマイティにいろんな料理に使いたいなら濃口醤油を買うのをおすすめします。
料理に慣れてきて、普段の食事をワンランクアップさせたいと思ったら薄口醬油を使ってみてください^^
薄口醤油は色が薄いので勘違いしやすいのですが、塩分量は濃口より高いです。
味がしょっぱめなので使いすぎには注意しましょう。