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お菓子作りや料理のレシピを見ていると、たびたび材料欄に出てくる『レモン汁』。
でも、家にレモンを常備してることってあまりないですよね。
そんなとき、レモン汁の代用としてみかん汁が使えるんです◎
みかんなら家にあるという人も多いのではないでしょうか?
今回は、レモン汁の代用としてみかん汁を使う方法や、みかん汁以外にレモン汁の代わりに使えるものについてまとめました。
レモン汁の代用にみかん汁は使える?
レモン汁の代用にみかん汁は使うことができます!
お菓子作りや料理でレモン汁を使うには4つの理由があります。
- 香りづけ
- 臭みを抑える
- 変色を抑える
- 肉をやわらかくする
上記の理由で使うレモン汁の量は、多くて大さじ1~2杯程度。
大さじ1~2杯程度の量なら他のもので代用しても大きな差はないんです。
上記4つの働きは、レモンの酸味やレモンに含まれるクエン酸といった成分を生かしたもの。
みかん汁にはレモン汁ほどではないですが、レモン汁と同じように酸味やクエン酸含まれています。
なので、レモン汁の代用として使うことができるというわけなんですね。
注意してほしいのは、みかん汁はレモン汁に比べて甘みが強く、酸味が弱いということ。
そのため、レモンのしっかりした酸味を期待して使うと物足りなく感じると思います。
酸味が苦手だけど、柑橘類の爽やかさがほしいというときにみかん汁を代用するのがおすすめです!
例えば、ケーキやマドレーヌなどレモン汁を使うことが多いですが、みかん汁を代わりに使うと甘い香りが広がっておいしいですよ^^
レモン汁の代わりに使えるもの
みかん汁の他にもレモン汁の代わりに使えるものはたくさんあるんです。
どれも自宅にあるもので、レモン汁を用意するより簡単なものも。
ぜひ参考にして試してみてください。
お酢
お酢にはクエン酸が含まれるので、レモン汁と同じように食べ物の変色を抑えたり食材をやわらかくする効果があります。
酸味が欲しいときにもお酢はぴったり!
私はキャロットラペやフレンチドレッシングを作るときにいつもお酢を使っています。
本当はレモン汁を使ったほうが香りよく仕上がるんですが、お酢を使ってもおいしく作ることができますよ^^
レモン汁より酸味が強いので、味付けに使うときはレモン汁より気持ち少なめに入れるようにすると「酸っぱすぎる」ということがありません。
リンゴ酢
リンゴ酢はリンゴの果汁を発酵させて作られた果実酢。
リンゴのフルーティーな香りが特徴で、水で割って飲むこともできます。
お酢と同様にレモン汁の代用として使うことができますが、その場合はできるだけ添加物が入っていないものを選んでください。
リンゴ酢の中には、より飲みやすくぶどう糖果糖液糖やはちみつが入ったものもあるからです。
リンゴ酢をレモン汁の代用として使う場合は、こちらもレモン汁より気持ち少なめに使うようにしましょう。
白ワインビネガー
ブドウのフルーティーな香りがする白ワインビネガーもレモン汁の代用ができます。
同じワインビネガーに赤ワインビネガーがありますが、赤ワインビネガーは少し渋みがあるので、レモン汁の代わりに使うならクセのな白ワインビネガーを選んでください。
料理にさっぱりとした酸味を与えてくれるほか、臭み消しや肉をやわらかくする効果があります。
すだち
レモンと同じ柑橘類であるすだちも代用可能です。
レモン汁より酸味が抑えられるので、酸っぱすぎるのが苦手という人におすすめ。
すだちは皮のほうが強く香るので、香りづけに使いたいときは皮ごとすりおろして使うといいでしょう。
もちろん、輪切りにしたものを絞ってすだちの果汁を使うこともできます。
グレープフルーツ
グレープフルーツは酸味やビタミンC、クエン酸がたっぷり含まれているのでレモン汁の代用として使うことができます。
グレープフルーツにはほのかな苦みがありますが、その苦みがお菓子作りや料理で生きてきておいしいという意見も。
ただ、苦みが苦手に感じる人もいると思うので、レモン汁の代用に使う場合は少しずつ加えて味をみるようにしてください。
クエン酸
レモン汁にもともと含まれているクエン酸は、食用として販売されているんです。
レモンの香りは出すことはできませんが、食材の下ごしらえとしてクエン酸はレモン汁と同じように使うことができます。
代用するときの量はレモン汁と同量で問題ありません。
クエン酸は『医薬品用』『食品用』『工業用』とあるのですが、食用のクエン酸を使ってくださいね。
関連記事:クエン酸の食用と掃除用の違いはなに?使い方の違いも調査!
ジャム
果物を原料に作られたジャムは、果物本来のクエン酸やビタミンCを含んでいるのでレモン汁の代用として使うことができます。
できるだけ砂糖が使われていない、果物だけでできたジャムを選ぶといいでしょう。
肉をマーマレードジャムで漬け込む料理がありますが、マーマレードジャムに含まれるクエン酸で肉の臭みをとってやわらかくしているんですね。
ただ、ご存じのとおりジャムはとても甘いので酸味を足したいときには代用はできないので注意してください。
レモン汁を代用するときの注意点
レモン汁を他の食材で代用するときは2つのことに注意してください。
入れる量を調整する
お酢や白ワインビネガーやクエン酸など、酸味や味はそれぞれ違います。
材料にレモン汁と記載がある場合、レモン汁と同じ量を入れると思ったより酸っぱすぎたり、必要以上に香りが強く出てしまうことがあります。
だいたいのものはレモン汁と同量使うことができますが、甘みがあるみかん汁やジャム、酸味が強いクエン酸は入れすぎると料理の味が大きく変わってしまうことも。
代用するときは、一度に入れずに少しずつ入れるようにしましょう。
絞った果汁はその日のうちに使い切る
みかん汁・すだち・グレープフルーツの果汁に関してですが、絞ったものは日持ちしません。
時間が経つと変色したり香りがとんでしまいます。
なので、使う分だけ果汁を絞るようにして、絞った果汁はその日のうちに使い切ってください。
まとめ:レモン汁の代用にみかん汁は使える!
レモン汁の代用にみかん汁を使うことはできます。
みかん汁のほうがレモン汁より酸味が弱く甘みが強いのですが、爽やかな香りはレモン汁とは違った風にお菓子や料理を仕上げてくれます。
食材の変色防止にはお酢、香りづけにはすだちやグレープフルーツなど、お菓子作りや料理の目的によってレモン汁の代用品を使い分けるといいでしょう。