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皮が薄くみずみずしい新じゃが、おいしいですよね。
皮ごと食べられて調理も楽だから、普通のじゃがいもより新じゃがのほうが好きで。
旬は短いからできるだけ買いだめしておこうと思ったんですが、そこで気になるのは新じゃがの日持ちはどれくらい?ということ。
買いだめしても腐らせたらもったいないですよね。
そこで今回は、新じゃがの日持ちはどれくらいか、新じゃがの保存方法についてまとめました。
新じゃがの日持ちはどれくらい?
じゃがいもは、人参・玉ねぎと並んで日持ちする野菜の代表格。
新じゃがも同じく日持ちしそうですが、実は1週間~10日ほどしか日持ちしません。
普通のじゃがいもが3ヶ月は日持ちするのに、新じゃがは半分以下しか日持ちしないだなんて驚きですよね。
その理由は、新じゃがの水分量にあります。
新じゃがはみずみずしくやわらかい食感が特徴。
普通のじゃがいもに比べて水分量が10%ほど多いとされているのですが、食べ物は水分量が多くなるほど傷みやすくなるために、新じゃがも日持ちはしないんです。
なので、「今だけしか食べられないから」と新じゃがを買いだめするのはおすすめできません。
保存状態によってはすぐに傷んで食べられなくなってしまうことも。
旬の新じゃがは、2~3日で食べきれる分を買ってきて早めに食べきるようにしましょう。
皮が緑色に変色する
芽が出る
触るとぶよぶよする
切ると中が茶色い
上記のような症状が出てきたときは新じゃがを食べるのは止めておいてください。
新じゃがは春しか食べられないなんてイメージがありますが、実は秋にも出回るんです。
春を逃してもまたすぐに食べられるようになるので、焦って買いだめしなくても大丈夫です◎
新じゃがを長持ちさせる保存方法
水分量が多く傷みやすい新じゃが。
少しでも長持ちさせるために大事なポイントは2つです。
- 直射日光や電球の光があたる場所に置かないこと
- 湿気から守ること
新じゃがの保存のポイント:直射日光や電球の光があたる場所に置かない
新じゃがに限らず、じゃがいもは直射日光や電球の光があたる場所には置かないようにします。
じゃがいもは光にあたり続けると緑色に変色します。
ただ色が変わるだけなら問題ないのですが、緑色の部分には【ソラニン】【チャコニン】という毒性の成分が含まれます。
ソラニン・チャコニンを摂取すると、昏睡状態になったり最悪の場合死亡してしまうことも…。
新じゃがが緑色に変色するのを防ぐために、新じゃがは新聞紙や紙袋に包んでから保存するようにしましょう!
新じゃがの緑色の部分については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
新じゃがの保存のポイント:湿気から守る
新じゃがは水分量が多いので湿気に弱い食べ物です。
新じゃがに土がついたままだと湿気を呼び込んでしまうので、軽くでいいので土は落としておくようにすると◎
湿気から守るためにも新じゃがは新聞紙に包んでください。
新じゃがの保存は冷蔵庫でもいいけど、低温になりすぎないように注意
新じゃがの保存場所は、直射日光のあたらない風通しのいい場所であれば常温でも問題ありません。
ただ、我が家にはスペースに余裕がないので^^;、野菜は基本冷蔵庫の野菜室に保存しています。
新じゃがも冷蔵庫で保存できますが、その場合湿度も温度も高い野菜室に入れましょう。
低い温度で保存していた新じゃがを加熱調理すると、【アクリルアミド】と呼ばれる有害物質が増えてしまいます。
アクリルアミド自体は、もともとじゃがいもに含まれる糖とアミノ酸の一部が反応してできるもの。
加熱調理の副産物として、昔から食品に微量に含まれていたと考えられます。
食べてすぐに害が出るわけではありませんが、健康のためにも摂取はしないほうがいいんですね。
アクリルアミドは、水を使った加熱調理だとほとんど生成されません。
ですので、低温で保存していた新じゃがは
- 煮る
- 蒸す
- ゆでる
といった加熱調理のうえ食べるようにしてください。
揚げる・炒めるといった、水を使わず高温になる調理方法だとアクリルアミドを生成してしまいます。
新じゃがは油とも相性抜群で、新じゃがのフライドポテトなんてたまりませんよね><
新じゃがを揚げたり炒めて使いたい場合は、常温保存しておくことをおすすめします。
新じゃがの日持ちまとめ
- 新じゃがの日持ちは1週間~10日間ほど
- 新じゃがは水分量が多いので普通のじゃがいもよりも日持ちしない
- 新じゃがを保存するときは、新聞紙や紙袋に包んで風通しのいい場所に置いておく
- 新じゃがを冷蔵庫で保存するなら、低温になりにくい野菜室に入れる
じゃがいもというと長期間保存できる野菜の代表格のイメージでしたが、新じゃがは別です。
皮も薄く水分量が多い新じゃがは、普通のじゃがいもの半分以下しか日持ちしません。
新じゃがは食べきれる分だけをその都度買ってくるように心がけると、傷ませてしまうこともないでしょう。
今だけの旬のおいしさをぜひ楽しんでくださいね^^