じゃがいもとりんごを一緒に保存するとどうなる?保存のコツも紹介

ジャガイモとりんごを一緒に保存するとどうなる?保存のコツを調査

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じゃがいもとりんごは、どちらも季節問わずスーパーで買うことができる便利な食材。

家に常備しているという人も多いのではないでしょうか?

もし、家にじゃがいもとりんごが両方あるなら、ぜひ試してほしいのがじゃがいもとりんごを一緒に保存すること!

じゃがいもをより長持ちさせることができるんです◎

そこで今回は、じゃがいもとりんごを一緒に保存するとどうなるのか、じゃがいもの保存のコツについてまとめました。

じゃがいもとりんごを一緒に保存するとどうなる?

じゃがいも

じゃがいもとりんごを一緒に保存すると、じゃがいもの芽が出にくくなります。

じゃがいもの芽にはソラニンという毒性の成分が含まれていることは有名です。

ソラニンはじゃがいもの芽の部分に一番多く含まれていて、ソラニンを口にすると体調不良になったり最悪死亡してしまうこともある怖い成分。

なので、じゃがいもの芽が出てしまったら食べないほうがいいとされているのですが、せっかく買ったり収穫したじゃがいもが食べられなくなってしまうのはもったいない…。


そこで、りんごの出番というわけです。

りんごは収穫された後もエチレンガスというガスを放出しています。

エチレンガスは、りんごだけでなく他の野菜や果物にも影響を与えるのですが、じゃがいもに対しては芽が出るのを抑制する効果が。

じゃがいもの芽が出にくいということは、その分じゃがいもが長持ちするということ。

実は、じゃがいもとりんごを一緒に保存するのは農家では定番な方法なんだそう。

りんごは新しいものでなくても効果があります。

じゃがいもは長期間保存できますが、りんごは時間が経つとやわらかくなったり傷んでしまうので、りんごが傷んだら新しいものと交換してくださいね。

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じゃがいもの保存のコツ

ジャガイモ

じゃがいもはりんごと一緒に保存すれば長持ちしますが、ただ入れておけばいいというわけではありません。

じゃがいもの保存のコツは2つ。

  • 直射日光や電球の光があたらないように光をさえぎること
  • 温度変化の少ない場所に置くこと

コツを押さえてじゃがいもをおいしく保存しましょう。

直射日光や電球の光があたらないように光をさえぎる

じゃがいもは光を浴びると、皮が緑色に変色してしまいます。

緑色に変色したじゃがいもには、ソラニンが多く含まれます。

光があたることによってじゃがいもの芽もできやすくなるので、じゃがいもは光にあてないように保存することが大事!

じゃがいもとりんごを一緒に保存するときは

ダンボールに一緒に入れて上に新聞紙をかぶせる

紙袋に入れて封をする

といったように、光をさえぎるようにしましょう。

温度変化の少ない場所に置く

じゃがいもは風通しのいい涼しい場所に置いておきます。

日によって温度が高くなったり低くなったり、温度変化が激しい場所に置くとその分じゃがいもが傷みやすくなってしまいます。

常温で置いておける場所がないときは、冷蔵庫に入れるのもありです。

ただし、冷蔵庫の中でも温度の高い野菜室にじゃがいもを入れるようにしてください。

じゃがいもは低い温度で保存していたものを加熱調理すると【アクリルアミド】と呼ばれる有害物質が増えてしまいます。

アクリルアミドは加熱調理の副産物として、昔から食品に微量に含まれていたと考えられます。

食べてすぐに害が出るわけではありませんが、健康のためにも摂取はしないほうがいいとされています。

アクリルアミドは水を使った加熱調理だとほとんど生成されませんが、例えばじゃがいもをフライドポテトやポテトチップスのように揚げて調理したい(水を使わずに調理したい)という場合。

じゃがいもが低温にならないように保存場所には注意してくださいね。

じゃがいもとりんごを一緒に保存するとどうなるまとめ

  • じゃがいもとりんごを一緒に保存するとじゃがいもが長持ちする
  • りんごから放出されるエチレンガスがじゃがいもの芽が出るのを抑える効果がある
  • じゃがいもは光をさえぎる・温度変化の少ない場所に置くことでより長持ちさせることができる

りんごが放出するエチレンガスはじゃがいもにとってはいいものですが、例えばアスパラガスなんかはエチレンガスの影響で固くなってしまいます。

野菜や果物によって影響が変わるというのはなんだかおもしろいですよね^^

関連記事:じゃがいもの保存に新聞紙がない場合はどうする?注意点も紹介

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