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生の梅がスーパーに出回る今の時期だけ作ることができる梅ジャム。
「梅仕事」とも言われる作業のひとつですが、手間がかかる分出来上がったときの嬉しさはひとしおです^^
だからこそ、出来上がった梅ジャムがなんだか苦いとショックですよね><
でも大丈夫!
梅ジャムが苦いときは、再び火にかけてあく抜きをすることで苦味を消すことができるんです。
今回は、梅ジャムが苦いときの対処法と梅ジャムの簡単な作り方についてまとめました。
梅ジャムが苦いときの対処法と苦味を消す方法
せっかく作った梅ジャムが苦いときは、梅ジャムのあく抜きをしましょう。
梅ジャムが苦いと感じるのは、材料の梅のあく抜きがきちんとできていなかったことが考えられます。
あくが雑味となって梅ジャムに苦味を出してしまうんですね。
なので、梅ジャムが完成したと思っても苦味を感じたらもう一度火にかけてみてください。
梅ジャムからあくが出てくるはず!
- 出来上がった梅ジャムの重量をはかる
- ホーローの鍋に梅ジャムと梅ジャムと同量の水を入れて火にかける
- あくが出てくるので丁寧に取り除く
- 軽くとろみがつけば完成
出来上がった梅ジャムだけを火にかけると、すぐに煮詰まったり焦げたりして思うようにあくが出せません。
梅ジャムと同量の水を入れると「シャバシャバになるんじゃ?」と心配するかもしれませんが、あくをすくって火にかけている間にきちんと煮詰まるので安心してください^^
梅ジャムの失敗しない作り方
梅ジャムのおいしさは、梅のさわやかな酸味と甘酸っぱさにあります。
せっかく作るならおいしい梅ジャムにしたいですよね。
とはいえ、梅ジャムを丁寧に失敗せずに作るのは結構大変…。
私も「おいしい梅ジャムを食べたいけどできるだけ簡単なのがいいな~」なんて思ってたんですが、そんなときにいい作り方を発見しました!
それは、梅を冷凍してからジャムを作ること。
冷凍梅でジャムを作るメリットは2つ。
- 梅の下茹でがいらないから時短で作ることができる
- 冷凍することで梅の繊維が壊れやすくなり、トロトロでなめらかなジャムになる
あく抜きは必要になりますが、梅は完熟梅を使うことで苦みが出にくくなりますよ!
青梅を使う場合は、事前に青梅を室温に置いて追熟させておきましょう。
青梅も室温に置いておけば、徐々に赤みを増して熟してきます◎
- 材料
- 完熟梅:500g
砂糖:300g~350g(甘めが好きな人は350gで) - 作り方
- (冷凍梅の準備)
①完熟梅はしっかりと水洗いして、ペーパータオルで水気を拭き取りヘタを取り除く
②ジッパー付きの袋に入れて、冷凍する
(ジャムを煮る作業)
③ホーロー鍋にたっぷりの水と冷凍梅を入れて火にかける
④5分ほど茹でたら、一度ザルに梅をあける(茹でこぼしをする)
⑥梅を鍋に戻し、半分の砂糖を入れてから弱火にかける
⑦木べらでかき混ぜながら、あくが出てきたら取り除く
⑧途中で梅の種を取り除き、残りの砂糖を加える
⑨弱火でかき混ぜ続けて、フルーツソースくらいのとろみが出たら完成
先に梅だけを茹でてザルにあける(茹でこぼし)を行うことで、梅のあくをまずしっかりと取り除きます。
その後も、梅を煮る間に白いあくが出てきたらこまめに取り除いてくださいね!
梅ジャムは冷めるととろみが強くなるので「少しゆるいかな?」くらいで煮るのをやめましょう。
梅ジャムの苦味が消えないときのアレンジ方法
梅ジャムを再び火にかけても苦みが消えないこともあります。
そんなときは、梅ジャムを料理に使うのがおすすめ。
梅ジャムだけだと気になる苦みも、料理に使って他の調味料や材料と合わせることで気にならなくなるんです◎
梅ジャムでドレッシング
梅ジャムドレッシング☆ by どんぐりぱん醤油やすりごま、オリーブオイルと合わせることで梅ジャムの苦みがやわらぎます。
まろやかな味が好みならすりごまの量を増やしても◎
梅ジャムで鶏の照り焼き
夏にぴったり!うめジャムで鶏の照り焼き by 3UK酒やみりんでコクを出し、醤油で濃い目に味付けした定番の鶏の照り焼き。
梅ジャムのさわやかな酸味だけを生かすことができますよ^^
梅ジャムが苦い時の対処法まとめ
- 梅ジャムが苦いときは、再び火にかけてあく抜きをすると苦味が消えることもある
- 梅ジャムを作るときは完熟梅を使うと苦味が出にくい
- 梅を冷凍してから梅ジャムを作ると、時短でトロトロとなめらかな梅ジャムを作ることができる
- 苦味が消えない梅ジャムは、他の調味料と合わせて料理にアレンジするのがおすすめ
梅ジャムは使う梅によってあくの残りやすさが変わります。
青梅のきれいな緑色の梅ジャムもいいですが、まずは完熟梅を使って梅ジャムを作ると失敗しにくいと思います!
もしも、苦みが残ってしまっても再びあく抜きをすれば大丈夫!
梅ジャムが焦げ付かないように絶え間なくかき混ぜ続けてくださいね。
手間がかかった分だけおいしい梅ジャムが出来上がります◎