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寒天を使ったゼリーは簡単に作ることができるうえ、食物繊維の豊富なので毎日のおやつにぴったり♪
ただ、作り方がシンプルなのでちょっとしたことで寒天が固まらない時があります。
いざ食べようと思ったときに寒天が固まっていないとショックですよね><
でも大丈夫!
寒天が固まらない時はやり直しできるんです。
再加熱すれば固まるので、せっかく作った寒天を無駄にすることもありません◎
今回は、寒天が固まらない時のやり直しの方法や注意点についてまとめました。
寒天が固まらない時はやり直しできる?
寒天が固まらないときに考えられる理由は、主に2つ。
寒天が十分に溶けていないこと
酸味の強いものと混ぜたこと
特に、牛乳やジュースで寒天を溶かしたり寒天をしっかり沸騰させなかったことによって、寒天が十分に溶けなかったために固まらないというのはよくある失敗です。
寒天が固まっていないと、ドロドロとした食感で正直おいしくはありません…。
そのため、寒天が固まらないときはそのまま食べるのではなく、再加熱してやり直すほうがおすすめです。
再加熱するときは、
水と寒天だけを合わせたもの
水と寒天以外にジュースや牛乳を合わせたもの
によって、再加熱の方法が変わります。
固まらなかった寒天がどちらの状態か判断して、やり直していきましょう!
水と寒天だけ合わせたものの再加熱の方法
水と寒天だけの場合は再加熱の方法は簡単です。
固まらなかった寒天を鍋に入れて、火にかけるだけ。
寒天はしっかりと溶かさないと固まりません。
寒天液が沸騰した状態で2分ほどしっかりと煮立たせましょう。
ふやかす手間のない粉寒天はさっと水に馴染んでいくので「溶けたかな?」と思ってしまいがち。
しかし、寒天は90℃以上でないと溶けない性質をもっています。
50~60℃で溶けるゼラチンとは違うので注意してくださいね。
水と寒天以外にジュースや牛乳を合わせたものの再加熱の方法
寒天にジュースや牛乳を合わせた場合は、そのまま鍋に入れて火にかけただけでは固まりません。
新しく寒天液を作って、固める力を足しましょう。
- 固まっていない寒天を鍋に入れて溶かしておく
- 新たに寒天を用意して、鍋に水と共に入れてしっかりと沸騰させて煮溶かす
- 人肌程度に温めたジュースや牛乳を②の寒天液と合わせてよく混ぜる
- ①の寒天液と③の寒天液をよく混ぜ合わせる
- 型に入れ直して冷蔵庫で冷やす
ポイントはジュースや牛乳を人肌程度に温めておくこと。
水で煮溶かして温かい状態の寒天に冷たい液体を急に入れると、液体が触れた部分だけ先に固まってしまいます。
固まりにムラを作らないためにも、あらかじめ温めておきましょう。
電子レンジを使うと手軽に温められておすすめです^^
寒天が固まらない時の再加熱の注意点
水と寒天だけを再加熱する場合は、特に注意点はありません。
上記でもお話ししたとおり、きちんとした煮溶かすことだけに気を付ければ失敗することはないでしょう。
注意が必要なのは、新しく寒天を追加する場合。
新しく寒天を追加して再加熱する場合の注意点を見ていきましょう。
- 寒天を追加すると食感が変わること
- 棒寒天・糸寒天は事前にふやかす時間がかかること
寒天を追加すると食感が変わる
寒天はゼラチンやアガーと比べて固める力が非常に強いです。
寒天の液体に対する使用量の目安は、0.5~3%。
寒天を追加するときは、その都度水やジュース・牛乳なども適切に追加して加えるようにしましょう。
私はしっかりした固めの食感が好きなので、液体に対して寒天だけ多く入れたことがあります。
できたのはボソボソした食感のかたまりで、正直おいしいとは感じませんでした^^;
味だけじゃなく食感もおいしさには大事なんだなあ…と実感。
「固まらせたいから」といって寒天だけ追加しても失敗してしまうので、気を付けてくださいね。
棒寒天・糸寒天は事前にふやかす時間がかかる
粉寒天はふやかす手間がないですが、棒寒天・糸寒天は事前にふやかしておく必要があります。
ふやかす時間はメーカーによっても変わりますが、ものによっては一晩ふやかす必要があるものも。
ふやかしが甘いと、水に溶かした時に溶け切らず固まらない原因になってしまいます。
再加熱で棒寒天・糸寒天を使うときは、事前にふやかす時間を計算して準備しておきましょう。
まとめ:寒天が固まらない時は再加熱でやり直しできる
寒天が固まらない時はやり直しできます。
- 寒天と水だけ合わせた場合は、再び火にかけて沸騰させて寒天を煮溶かすと固まる
- 寒天と水以外にジュースや牛乳を合わせた場合は、新しく寒天液を追加すると固まる
再加熱の方法は、固まらなかった寒天の状態によっても変わるので、見極めて適切な方法で再加熱してくださいね。
再加熱しても固まらなかった場合は、冷凍庫で凍らせてシャーベットにする方法もあります。
おいしく食べることができるので、最後まで無駄にしないで使い切りましょう^^