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おひたしや和え物、煮物と和食料理を中心に普段から何気なく使っている「だし醤油」。
普通の醤油が切れていたら代わりにだし醤油を使ったりもするけれど、だし醤油と普通の醤油の違いが気になりますよね。
実は、醤油をベースにかつお節や煮干、昆布などの「だし」とブレンドした醤油がだし醤油◎
だし醤油は、醤油ではなく刺身醤油などと同じ醤油加工品。
普通の醤油代わりにだし醤油を使うことはOKですが、使うときは塩加減がポイントになります!
今回はだし醤油が普通の醤油の代わりとして使えるか、だし醤油の用途と自分で作る方法もあわせて紹介します。
だし醤油は普通の醤油の代わりに料理に使える?
だし醤油は、風味もよく毎回だしを取る必要もないので時短の味方♪
冷奴にかけたり煮物に使ったり、だし醤油を普通の醤油の代わりに使っているご家庭も多いですよね^^
結論からいうと、だし醤油は醤油の代わりに料理に使えますが、下味などに使用する場合は塩加減に注意が必要。
- 普通の醤油の塩分濃度が17%前後に対し、だし醤油は塩分濃度が10%前後
- 料理に だし醤油 + 塩 を追加すると醤油より塩分が高くなる可能性がある
普通の醤油の代わりに使う場合は、塩分に気を付けなければならなりません。
醤油ベースではありますが、だし醤油はめんつゆに近い調味料。
味は決まりやすいけれど普通の醤油との塩分バランスを合わせるのは慣れが必要かもしれません^^
普通の醤油代わりにだし醤油を使うと、ほんの少し薄味に仕上がりますが素材の味がより際立ってまた違ったおいしさがあります◎
ところで、普段使っている普通の醤油は大まかに5種類に分類されているのをご存じですか?^^
- 濃口醤油
- 薄口醤油
- たまり醤油
- 白醤油
- 再仕込み醤油
醤油の色が淡いほど塩分濃度が高いとされています。
濃口醤油はもっとも多くの人が使っている醤油で、薄口醤油は関西圏をメインに使われる醤油。
ちなみに、だし醤油は濃口醤油をベースに作られています。
日本人にとても馴染みのある調味料の一つである醤油。
使う食材や作る料理に応じて使い分けることで、より食材の旨味が引き立つ料理ができあがるのですね♪
だし醤油の用途
濃口醬油をベースにかつお節や昆布、帆立などのだしをブレンドしただし醤油。
そこにみりんや酒、砂糖などが加わりだし醤油ができあがるんですね。
だし醤油は、基本的には濃口醤油なので醤油の比率は多いのですがだしが入ることにより薄味に仕上がります。
だし醤油の特徴として、普通の醤油を使うときに比べだしを取る手間がないこと。
そのまま食材にかけてもOK、煮物や和え物など風味を出したい素材の味付けに最適^^
基本的に和食の料理であれば何にでも使える万能なだし醤油。
そこでどんな和食料理に合うのか、だし醤油をそのまま使う場合と下味に使う場合とで調査しました!
だし醤油をそのまま食材にかける場合
- 卵かけご飯
- ほうれん草のお浸し
- 冷奴
- 焼きなす
- そうめん
麺との相性が良いのはだし醤油がめんつゆに近い調味料だから^^
想像するだけでそのままかけても十分においしいことが伝わるレパートリーですよね♪
我が家は冷奴には絶対だし醤油!子どももパクパク食べてくれます。
だし醤油を下味として使う場合
- だし巻き卵
- 野菜炒め
- 炊き込みご飯
- から揚げ
- 煮物
普段、普通の醤油で使うところをだし醤油に代えて調理すると、また一味違った食材そのものを引き立てる仕上がりに^^
普通の醤油よりは味が薄く仕上がるので、塩を足したいときは塩分の取り過ぎには注意してください。
少し薄味に仕上がることで小さなお子さんでも食べやすく素材の味が分かりやすいでしょう◎
また塩分を気にされる方にも、だし醤油のほうが体に優しい場合もあります。
ひとつだけ和食でだし醤油をあまりおすすめしない食材が。
それは刺身。
刺身にだし醤油をつけると素材の味が消されがちで、だしの風味が主張してしまいます><
決して合わないわけではないのですが、刺身にはやっぱり名前の通り刺身醤油が合う!という意見が多かったです。
ぜひ食材の風味を楽しみながら使う方法を試してみてください。
だし醤油を自分で作る方法
手作りのだし醤油を常備しておけば、醤油が切れたときや味を変えたいときなどに便利。
長期保存の効く自家製だし醤油をぜひ作ってみて下さい^^
基本のだし醤油の作り方
※用意するもの
- かつお節 20g
- 昆布 10g
- 醤油 300cc
- 酒 300cc
- みりん 200cc
- 調味料&材料をすべて火にかける
- 煮立ったら、煮汁が3分の2になるまで弱火で煮詰める(約10分)
- 鍋を火からおろして冷ます
- 完全に冷めたらキッチンペーパーなどで濾し(こし)取る
- 煮沸した瓶に入れて冷蔵庫保存
だしを取るので、やはり少し手間はかかりますが約3か月ほど保存が可能◎
ダシガラは、フライパンで炒めてふりかけにもなるので無駄がないですね♪
必要な材料はいたってシンプルなもの。
かつお節や昆布の旨味が引き立ってとってもおいしい&からだにも優しいです。
干し椎茸の入っただし醤油
※用意するもの
- 醤油 600cc
- みりん 200cc
- 清酒 200cc
- かつお節 16g
- だし昆布 20g
- 干し椎茸 20g
- 材料をすべて鍋に入れて一晩置く
- 翌日、そのまま火にかけて煮立ったら弱火で3分煮る
- 煮詰めたらザルでこして余熱が冷めたら容器に移す
こちらは冷奴にかけるだけで、料亭の味!と絶品のだし醤油。
砂糖を加えてないので甘味はみりんの甘味のみですが、お好みで砂糖を加えてもOK!
一晩寝かせることで、旨味もグッと凝縮されてクセになるだし醤油です♪
まとめ:だし醤油を普通の醤油の代わりに使うには塩加減に注意が必要
だし醤油を普通の醤油代わりとして使うことはOKですが、ポイントとして
- 普通の醤油の塩分濃度が17%に対して、だし醤油は10%前後と低め
だし醤油を下味として使う場合は、普通の醤油より薄味の仕上がりに。
だし醤油 + 塩 を加えるとかえって塩分濃度が普通の醤油よりも高くなってしまう可能性もあるので注意が必要になります!
ですが、やはりだし醤油を使った料理は風味もよく旨味も感じられるので、料理のレパートリーのバリエーションが広がること間違いなし^^
自家製のだし醤油も、ポイントを守れば長く保存ができてからだに優しいだし醤油が作れるのでおすすめです。
万能調味料であるだし醤油を使ってぜひワンランク上の料理にチャレンジしましょう♪