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上手なパンを作るためには道具選びが大切なのですが、そこで気になるのがパン作りで必要なボウルの大きさはどのくらいなの?ということ。
生地を捏ねたり発酵させたり、ボウルはパン作りにとって重要な道具。
だからこそ、適切な大きさのボウルを選びたいですよね。
そこで今回は、パン作りのボウルの大きさはどのくらいがいいのか、パン作りにおすすめのボウルについてまとめました。
パン作りのボウルの大きさはどのくらいがいい?
パン作りのボウルの大きさは幅21~24㎝・容量が1000~2000mlのものが使いやすいです。
ただ、これは絶対ではなく、作るパン生地の量はどのくらいか・いつボウルを使うか・によって適切なボウルの大きさは変わります。
今回は、上記2点のポイントをおさえて適切なボウルの大きさを見ていきましょう。
作るパン生地の量はどのくらいか
パン作りにおいてボウルが必要になってくる一番のタイミングは、生地を一次発酵させるときではないでしょうか?
捏ね上げた生地はボウルに入れてラップをして、室温やオーブンの発酵機能など使って発酵させます。
その際、パン生地は約1.5倍~2倍の大きさに膨らみます。
生地を一次発酵させるときにボウルを使うのであれば、発酵後の生地がきちんと納まる大きさのボウルを選ばないといけません。
では、どうやって大きさを決めるかというと、パンの材料である粉と水を足した量に発酵後に膨らんだ大きさ(1.5倍~2倍)をかければいいんです。(参考:パン作りに使うボウルの大きさの考え方)
例えば、強力粉が300g・水が220mlのレシピの場合【(300+220)×2(倍)=1040】。
最低でも1040ml以上の容量があるボウルが必要ということになります。
正確には水はmlとgじゃ重さが変わってきますが…そこまで慎重に考えなくても大丈夫です!
上記の強力粉が300g・水が220mlのレシピは実際に私が自宅でパンを作るときのものなのですが、そのときに使っているボウルがこちら。
水が約2000g入る大きさです(幅は21㎝でした)。
粉に対して「ボウルが大きすぎるんじゃ?」と思うかもしれませんが、一次発酵以外でもパン作りにボウルを使う私にはこの大きさが使いやすいです。
その理由について、詳しくは次の項目で紹介していきます!
ボウルの大きさの決め方:パン作りにおいてボウルをいつ使うか
パン作りにおいて、私は粉と水の量に対してはやや大きいボウルを活用しています。
一次発酵させるときだけボウルを使うのであればもう少し小さいボウルでも問題ありません。
しかし、私は生地の計量と捏ねる作業も全てボウルで行っているので、大きいボウルのほうが粉が舞い散らず捏ねやすいんです。
パン生地は手ごねだと作業台で捏ねる方法とボウル内で捏ねる方法とありますが、どちらが正解というものではありません。
我が家は狭く捏ねるための作業台がないのとできるだけ洗い物を減らしたいので、私は全てボウルひとつで済ませています。
同じようにパン生地をボウルで捏ねる人は、ある程度大きいボウルのほうが粉が舞い散らず力もかけやすいのでおすすめです。
また、私は一次発酵後に分割・丸めをした生地のベンチタイムのときにもボウルを活用しています。
ベンチタイム時に乾燥しないように濡れ布巾をかぶせておくと思うのですが、ここでも私は洗い物を増やしたくなくて^^;
ボウルを上からかぶせてベンチタイムをとっています。
大きいボウルならスポッと生地にかぶせられるので便利ですよ^^
家庭で作る手作りパンのレシピは、粉の量が200g~400gのものが多いと思いますが、この粉の量に合った一番使いやすい大きさというのが幅21~24㎝・容量が1000~2000mlになります。
いろいろな大きさのボウルをいくつも用意してもOK!
できるだけものを増やしたくない・1つのボウルでいろんな量のレシピに対応したいというのであれば、幅21~24㎝・容量が1000~2000mlのものを用意すれば十分だと思います。
パン作りのボウルのおすすめ商品
私がパン作りに使っているボウルはステンレス製。
軽くて割れる心配もなく使いやすいのですが、おすすめは耐熱ガラス製のボウルです。
耐熱ガラスボウルがなぜパン作りにいいのか、ポイントは2つ。
- 外気温の影響を受けにくいこと
- 生地を捏ねやすいこと
パン生地で低温発酵を考えているのであれば、外気温の影響を受けにくいガラス製のボウルがいいでしょう。
ステンレス製のボウルは、外気温の影響を受けやすいというデメリットがあります。
一次発酵の際にステンレス製のボウルを使うと、特に冷蔵庫で発酵させたとき(低温発酵させたとき)ステンレスが冷えすぎてしまい生地の発酵が思ったより進まなくなってしまうんです。
生地自体も冷えてしまっているので、その後の作業に時間がかかることも。
また、耐熱ガラス製のボウルには重さがあります。
この重さがないと生地を叩きつけながら捏ねるときに、生地と一緒にボウルが上に持ち上がってしまうんですね。
私はステンレス製のボウルで生地を捏ねているとき、何度もボウルが持ち上がってバン!となるのを経験しています^^;
手でしっかり押さえればいいんですが、やはりある程度重さがあるほうが作業しやすいなあ…と実感しています。
以上のことから、パン作りには耐熱ガラス製のボウルをおすすめします!
使いやすいサイズ感なのでパン作りだけじゃなく、お菓子作りや料理にも大活躍しそうです◎
まとめ:パン作りのボウルの大きさは21~24㎝くらいが使いやすい
家庭でパン作りを行うのであれば、ボウルの大きさは21~24㎝のものが一番使い勝手がよくおすすめです。
ただ、パン作りに最適なボウルの大きさは作る生地の量やいつ使うかによっても変わります。
一次発酵のときにボウルを使うので最低限の大きさを知りたい人は、【(粉の量+水の量)×2】で容量を計算してみてくださいね。