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自動販売機で買った飲み物がよく見たら賞味期限切れだった場合、どう対応したらいいのでしょうか?
対面で買わずに済む自動販売機はとても便利な反面、何かトラブルが起こったときどう対応したらいいか分かりにくいもの。
お店であればそこのスタッフさんに声掛けすればいいですが、無人の自動販売機は誰に声をかけるべきなのか迷いますよね。
そこで今回は、自動販売機で賞味期限切れが出たときの対応についてまとめました。
自動販売機で賞味期限切れを売るのは違法なのかどうかに関しても調べているので、あわせてチェックしてみてください!
自動販売機で賞味期限切れが出たときの対応
自動販売機で賞味期限切れが出たときの対応は、まず自動販売機に貼ってあるであろうステッカーを確認しましょう。
ほとんどの自動販売機には、このように「故障・お問い合わせの場合はこちらへ」とトラブルが起こったときの緊急連絡先が記載してあるステッカーが貼ってあります。
自動販売機でのトラブルとは
- お金を入れたのに商品が出てこなかった
- お釣りが返ってこなかった
- 商品に不具合があった
などが挙げられます。
「商品が賞味期限切れだった」場合もトラブルのひとつなので、まずは緊急連絡先に電話してください。
オペレーターの方に繋がりますので、「購入した商品が賞味期限切れだった」旨を伝えましょう。
メーカーによって対応は変わりますが、
- 自動販売機の管理番号
- 商品を購入した日時
の2点は応えられるように準備しておくとスムーズです。
自動販売機の管理番号とは、メーカー側が「どこに設置してあって誰が管理している自動販売機か」を把握するための番号。
分からなくても対応はしてもらえますが、手っ取り早く話を進めるためにも管理番号は覚えておくのを忘れずに!
自動販売機があるそばでステッカーを見ながら電話がかけられたらいいですが、その場を離れるのであれば写真を撮っておくと便利ですよ◎
メーカーによって対応は変わる
緊急連絡先に電話をしたら、あとはメーカー側の対応を待ちましょう。
実際に自動販売機で賞味期限切れが出てメーカーに連絡した人の声を調べると、郵送にて返金された・お詫びの飲み物が送られてきた・メーカー側の人が直接自宅に謝罪しに来た、と対応はさまざま。
また、実際に「賞味期限切れの商品を返送してほしい」ということもあるようなので、念のため商品は捨てずにとっておいたほうがいいですね。
基本的に緊急連絡先に電話をする以外対処法はない
自動販売機で起きたトラブルに関しては、基本的に緊急連絡先に電話する以外対処法はありません。
例えば自動販売機が置いてあるお店の店員さんやビルの管理会社に伝えてもほぼ対処されないと思っていいでしょう。
「自動販売機に記載の連絡先に電話をしてください」と言われるだけです。
購入した商品が賞味期限切れだと手っ取り早く対応してくれそうな人に言いたくなりますが、電話をするのが一番早い対処法なんですね。
ただ、古い自動販売機なんかは緊急連絡先の記載されたステッカーが剥がれている・そもそも貼っていないなんて場合もあります。
そんなときは自動販売機の飲料メーカーに連絡しましょう。
コカ・コーラ | 地域別問い合わせ窓口※自動販売機の設置場所によって電話番号が変わります |
ダイドードリンコ | 0120-559-552(問い合わせ窓口) |
伊藤園 | 0800-100-1100(問い合わせ窓口) |
アサヒ飲料 | 0120-328-124(問い合わせ窓口) |
「購入した商品が賞味期限切れだったけど、自動販売機に緊急連絡先の記載がなかったのでこちらに電話した」と伝えてくださいね。
自販機から賞味期限切れの飲み物が出てきた体験談
実は私も、数年前に自販機で飲み物を買ったときに賞味期限切れが出てきたことがあります。
その時は、自動販売機に貼ってあるシールの電話番号や管理番号がかすれて消えていたんです。
しょうがないので買った商品のメーカーに連絡をしたところ、担当の方が自宅まで来てくれて、賞味期限の商品と交換してくれました。
その時に担当の方に言われたのは「ちゃんと管理されている自動販売機で買う」こと。
自動販売機の中には、メーカーが直接対応するのではなく、自動販売機を置いている商店が中身を補充したり管理している場所もあるそうです。
場所によっては管理がおろそかになっていることもあるとのことで
- 「メーカーのロゴマークが入っている自動販売機」
- 「連絡先がきちんと記載してある自動販売機」
で買うことをおすすめされました。
メーカーが管理している自動販売機であれば、なにか問題が起きたときにもすぐに対応できるから、とも言っていました。
「自動販売機はいつでも飲み物が買える機械」と思いこんでいましたが、「管理されている自動販売機」であることが絶対条件なんだなと実感しました。
自動販売機で賞味期限切れを売るのは違法になるの?
自動販売機で賞味期限切れを売ること自体に罰則があるわけではなく、違法にはなりません。
ポイントは【賞味期限】ということ。
食品衛生法(飲食によって起こりうる衛生上の危害の発生を防止するため主に食品事業者が基準として順ずる法律)にひっかかるのは
・人の健康を害する食品を販売する行為
・食中毒などの食品事故を起こした場合
などですが、賞味期限は【メーカー側が定めたおいしく食べきるための期限】。
賞味期限切れの商品=健康に害を及ぼすものではないということになるので、自動販売機で賞味期限切れを売ることは違法にはならないというわけです。
実際に賞味期限切れの商品を破格の値段で販売している自動販売機もあるんですよ!
ただ、最近では自動販売機で飲み物以外にさまざまな食品が売られていますよね。
生の肉や魚、ケーキなど日持ちせず【消費期限】が記載される食品に関しては、賞味期限切れを売ると食品衛生法にひっかかってしまうでしょう。
メーカー側が賞味期限切れ商品を販売しないよう注意するのはもちろんですが一番大事。
ただ、消費者側も念のために食べる前には消費期限を確認するのを忘れないでおきたいですね。
自動販売機で賞味期限切れが出たときの対処まとめ
- 自動販売機で賞味期限切れが出たときの対応は、まず自動販売機に貼ってあるステッカーに記載の連絡先に電話をすること
- ステッカーに記載の【管理番号】と【商品を購入した日時】を伝えるとスムーズ
- 自動販売機で賞味期限切れを売ること自体に罰則はなく違法にはならない
自動販売機で賞味期限切れが出たときは、まずステッカーを探して記載してある緊急連絡先に電話をしましょう。
メーカーによって対応は変わりますが、きちんと対処してくれるはずです。
念のために賞味期限切れの商品は手元に残しておくことをおすすめします。