麦茶は冷蔵庫で何日保存できる？保存時の注意点と腐った見分け方

カフェインを含まないので時間や年齢を問わずごくごく飲める麦茶。

我が家でも1年中麦茶を作って常備しています。

水筒に入れて毎日持って行くこともあり、早ければその日のうちに飲み切ってしまうのですが、タイミングによっては昨日作った麦茶がそのまま残ってることも…。

そうなると、気になるのは麦茶は冷蔵庫で何日保存できるの？ということ。

どのくらいの期間なら安全に飲めるのか知りたいですよね。


そこで今回は、麦茶は冷蔵庫で何日保存できるか、麦茶を保存する際の注意点についてまとめました。

麦茶は冷蔵庫で何日保存できる？

麦茶の保存期間は冷蔵庫で約2～3日です。

麦茶の消費が多い季節は自分で麦茶を作る人も多いと思いますが、麦茶は手作りしたものでも市販のものでも保存期間は変わりません。

麦茶には原材料の麦に含まれるデンプン質が溶け出しています。

デンプン質は傷みやすいため麦茶はあまり日持ちしません。

また、抗酸化作用のあるカテキンが含まれていないことも麦茶が日持ちしない理由のひとつです。



なんとなく水出しより火にかけて煮だした麦茶のほうが日持ちしそうな気がしますが、保存期間はどちらも同じ。

「火にかけているから大丈夫」と思わずに、できるだけ早めに飲み切るようにしましょう。

直接口をつけた麦茶の保存期間は当日中

市販されているペットボトルの麦茶も、未開封であれば半年以上保存できるものもありますが、一度開けてしまうと保存期間は2～3日とグッと短くなります。

500mlサイズのペットボトル麦茶だと直接口をつけて飲むことが多いですが、口をつけた麦茶は要注意。

菌が一気に繁殖するのでその日のうちに飲み切ってください。

麦茶は冷凍保存できる

直接口をつけていない麦茶であれば冷凍保存が可能です。

保存期間は約2週間。

製氷皿に入れて凍らせると氷かわりに使えて便利です。

自宅で麦茶を飲むとき、水筒で麦茶を持っていくとき、凍らせた麦茶を入れると味も薄まらず冷たさをキープできておすすめです^^

麦茶は腐るとどうなる

私は以前手作りした麦茶を残したまま旅行に出かけたことがあります。

なぜか「麦茶なら大丈夫」と思っていたんですね。

2泊3日の旅行から帰宅後に麦茶を見てみると、麦茶では見たことのないとろみがついていることに気付きました^^;

ぬめりというか、明らかに普通の麦茶と違う様子で「これは飲んじゃいけない」と思ったのを覚えています。



腐った麦茶は菌が繁殖している状態。

手作りした麦茶・市販のペットボトルの麦茶問わず、少しでも上記のような症状が現れたときは飲まないでください。

麦茶を保存するときの注意点

麦茶を保存するときの注意点は全部で3つ。

必ず冷蔵庫に入れること

傷みやすいデンプン質を含む麦が原材料であること・水分量が多いことから、麦茶は非常に傷みやすく飲み物です。

加えて常温は菌が活発に繁殖する温度帯。

麦茶を日持ちさせるためにも必ず冷蔵庫で保存するようにしましょう。


常温でも保存できるのは未開封の麦茶のみ。

ただし、未開封であっても直射日光のあたる場所やあまりに高温になる場所だとペットボトルが変質することもあります。

気温が高い時期に車内にペットボトルの麦茶を放置するのはやめてください。

麦茶のパックは取り出して保存すること

麦茶を冷蔵庫で保存するときは麦茶のパックは取り出しましょう。


麦茶を水出しする我が家でもついやりがちなのですが、水出ししたあとそのまま麦茶パックを入れっぱなしにしてしまうこと。

「味が濃く出ていいかな」なんて思っていたのですが、麦茶が腐敗する原因となるデンプン質が多く流れ出るために、より麦茶を傷みやすくさせているんです…！


水出しの場合は約1時間、煮だしの場合は沸騰後約5分で十分麦茶はできるそう。

麦茶ができたら、すぐに清潔な箸やトングで麦茶パックを取り出してください。

清潔な容器に入れること

麦茶を日持ちさせるためには入れる容器にも気をつけなければいけません。

容器が汚れているとその分菌が繁殖するので、麦茶を入れる容器は毎回洗いましょう。

空気中のほこりや菌が侵入するのを防ぐためにフタ付きの容器を使うのがおすすめです。

まとめ：麦茶は冷蔵庫で約2～3日以内に飲み切るのがベスト

ごくごくすっきりと飲める麦茶ですが、意外にも傷みやすくあまり日持ちしません。

傷んだ麦茶は見た目・味共に異変が現れるので、少しでも様子がおかしいと感じた麦茶を飲むのはやめましょう。

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