冷凍うなぎは自然解凍でも大丈夫？フライパンでの解凍方法やレンジはだめって本当か調査

旬のうなぎを急速冷凍しておいしさを閉じ込めた冷凍うなぎ。

冷凍庫にストックしておけば急なおもてなしにも対応できますし、解凍すれば好きなときにうなぎが食べられるのは便利ですよね^^

ただ、そんな冷凍うなぎをおいしく食べるためには何より解凍方法が大事。

例えば冷凍うなぎは自然解凍でも大丈夫ですが、よりおいしく食べるためには冷蔵庫内で解凍するのがおすすめ！

せっかくのうなぎだから事前に解凍方法をチェックしておきましょう^^


今回は、冷凍うなぎは自然解凍でも大丈夫かということ、フライパンや電子レンジを使った冷凍うなぎの解凍方法をまとめました。

冷凍うなぎは自然解凍でも大丈夫？

冷凍うなぎは自然解凍でも大丈夫！

ただし、自然解凍は冷蔵庫内でおこなうようにしましょう。

方法は簡単◎

冷凍うなぎを冷蔵庫にうつして約1日ほどかけてじっくりと解凍させるだけです。

解凍の際に結露で冷蔵庫内が濡れてしまうので、冷凍うなぎをバットにのせるといいでしょう。

自然解凍だとうなぎに急激に火が入ったり解凍ムラができることもないので、一番うなぎをおいしく食べられますよ^^

冷凍うなぎを自然解凍するのに冷蔵庫内がいい理由

では、なぜ自然解凍は冷蔵庫内でないとダメなのか。

常温解凍がおすすめできないのは、雑菌が繁殖しやすいためです。

一般的に雑菌は5℃以上あれば活動を始め、20～30℃前後で最も活発に繁殖します。

冷凍うなぎを常温で解凍するということは、うなぎを食べられる状態にするとともに菌を繁殖させているということなんですね。

解凍したあとにしっかり加熱することを守れば大丈夫ですが、それでも湿度が高い梅雨の時期や冬場でも暖房で室温が高くなる季節は注意が必要です。


冷蔵庫内では全く雑菌が繁殖しないというわけではありませんが、それでも常温解凍に比べると繁殖を抑えられます。

できるだけ安心して食べるためにも、冷凍うなぎを自然解凍するなら冷蔵庫内でおこないましょう。

時間がないときは流水解凍も！

冷凍うなぎをおいしく安心して食べるためには冷蔵庫内で自然解凍させるのが一番！

でも、つい解凍させるのを忘れてて「しまった！」なんてときもありますよね^^;


そんなときは流水で解凍させるという方法もあります。

ただ水の中につけておくだけでもいいのですが、流水をかけ続けるとその分冷凍うなぎにまんべんなく熱がいきわたり早く解凍できます。

パック詰めされた冷凍うなぎをボウルに入れて流水をかけると15分ほどで解凍できますよ。


ただ、夏場など水道水の温度自体が高くなっているときは雑菌の繁殖にも繋がりかねません。

水温が異常に高い場合は氷水につけて解凍するのをおすすめします。

流水解凍よりは時間がかかりますが、冷凍うなぎの味や食感にダメージを与えにくい方法でもあるので、ぜひ試してみてくださいね。

冷凍うなぎの解凍方法！フライパンの場合

冷凍うなぎの解凍をフライパンひとつでおこなう方法を紹介します。

この方法だと解凍と温めを同時にできるのがメリット。

とにかくすぐにうなぎを食べたい！という人にぴったりです。

フライパンをあらかじめ温めておくことで解凍ムラをふせぎます。

料理酒をふりかけるのには2つの意味があります。

うなぎの大きさにあわせて料理酒の量は調整してくださいね。


アルミホイルは魚焼き用ホイルを使えば身がくっついてボロボロになるのを防げます。

アルミホイルがなければオーブンシートでも大丈夫！

オーブンシートは蒸気をため込んでおけるのでよりうなぎがふっくら仕上がりますよ^^


「うなぎといえば香ばしさがないと！」という人は、仕上げにうなぎをアルミホイルから出してフライパンでさっと焼いても◎

焦げ付きやすいので火加減には注意しましょう。

冷凍うなぎの解凍はレンジはダメ？

冷凍した食品を一番手軽に解凍する方法と言えば電子レンジ。

ですが、どうしても電子レンジは加熱ムラが起きやすくうなぎの身が固くなったりパサパサになってしまいます。

解凍したうなぎを電子レンジで温めるのはむしろ手軽でおすすめなんですね。

電子レンジでも少しのコツをおさえれば十分うなぎをおいしく食べられるんです（うなぎの電子レンジでの温め方法はこちらで詳しく紹介しています！）


少し手間はかかりますが、冷凍うなぎは電子レンジで解凍はしないようにしましょう。

まとめ：冷凍うなぎは自然解凍がおすすめ

冷凍うなぎをおいしく安心して食べるなら冷蔵庫内で自然解凍するのがおすすめ。

時間はかかりますが、食べる前日に冷蔵庫にうつしておくだけであとは放っておいてもいいから楽ちんですよね^^