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今SNS上でじわじわと人気のスイーツといえばクロッフル。
ホイップやフルーツと一緒に華やかに飾り付けした見た目は思わず目を惹きますね。
そんなクロッフル、見た目がワッフルとよく似ていますが違いは何なのでしょうか?
クロッフルという名前の由来も気になりますよね。
そこで今回は、クロッフルとワッフルの違いについてや、クロッフルの簡単な作り方についてまとめました。
クロッフルとワッフルの違い
クロッフルとワッフルの違いを簡単に言うと【材料】です。
どちらもワッフルメーカーを使って焼きますが、焼くものがそれぞれ違います。
クロッフル | クロワッサン生地または焼きあがったクロワッサン |
ワッフル | ワッフル生地 |
クロッフルという名前は【クロワッサン+ワッフル】が合わさってできた造語。
クロッフルとは、クロワッサン生地あるいはすでに焼きあがっているクロワッサンをワッフルメーカーで焼いたものなんです。
クロワッサンはバターがたっぷり折り込まれたデニッシュ生地を焼くことで出来上がります。
そんなクロワッサン生地を上下からプレスして焼くことで、表面はカリっと中はモチっとした、バターの香りが楽しめるスイーツに変化させたのがクロッフルなんですね。
反対に、ワッフルは小麦粉や砂糖にベーキングパウダーを混ぜて作った生地を焼いて仕上げます。
ベーキングパウダーが入っているので生地は膨らみ、外はサクッと中はふわふわの食感がワッフルの特徴です。
ワッフルを作るとき、あらかじめ焼けたワッフルを再びワッフルメーカーで焼くことはありません。
しかし、クロッフルはクロワッサン生地だけでなく、すでに焼きあがったクロワッサンをワッフルメーカーで焼いて作ることもあります。
これはワッフルにはない作り方で、クロッフルとワッフルの違いのひとつといっていいでしょう。
クロッフルの発祥は韓国
クロッフルの発祥は韓国と言われています。
きれいな形で仕上がっているクロワッサンをなぜはさもうとなったのか、その背景には『お家時間を楽しもう』と工夫する韓国の人達の考えがありました。
社会的情勢でなかなか外出できなかった時期。
『どうせ家にいるならこれまでやったことないことをして、今のこの時間を楽しもう!』
そう思った韓国の若者が、動画配信でクロワッサンをワッフルメーカーで焼いてみたのがきっかけなんだとか。
『普段ワッフルメーカーにはさまないものをはさんでみたらどうなるか』、そう思って試したところ、思いのほか見た目も味もいいスイーツが完成したんです。
それがクロッフル。
動画を見た人たちが同じように真似をしていくうちに、どんどんクロッフルは人気のスイーツになったんです。
味のおいしさはもちろん、
- クロワッサン生地とワッフルメーカーやホットサンドメーカーがあれば簡単に作れること
- 持て余しがちなワッフルメーカーを活用できること
これらのこともクロッフルが人々の間に浸透した理由のひとつかなと思います。
そういえば、日本でも肉まんをホットサンドメーカーで焼いて食べる食べ方があります。
上下から熱を加えながらプレスして焼くことで食感が変わる。
クロワッサンや肉まんの以外にもはさんでおいしくなる食材はありそうですね^^
クロッフルの作り方
韓国では専門店もできているほど定番化しているクロッフルですが、日本での知名度はまだそこまでといった感じ。
「クロッフルを食べてみたい!」と思ったら、自分で作ってみるというのもひとつの手です◎
もともと、『お家時間を楽しもう』ということで発案されて流行ったクロッフル。
自宅でも簡単に手作りできますよ^^
- ワッフルメーカーを温めてクロワッサン生地をはさむ
- 5~7分ほど焼いたら完成
もともとクロワッサン生地にはたっぷりのバターが折り込まれているので、焼いているうちにバターが溶け出してきます。
ワッフルメーカーにバターや油をぬる必要はありませんが、塗装が剥がれてきてくっつきそう…という場合は少量のバターを先にのせておいてください。
生地がくっつきにくくなるだけでなく、より表面がカリっとした食感に仕上がるとうメリットがあります^^
そのままでもおいしいですが、お好みでアレンジしても◎
- ホイップクリーム・アイス・フルーツなどトッピングする
- チョコが挟んであるチョコクロワッサンで作る
- 焼くときにグラニュー糖をまぶす
時間が経つと食感が固くなってしまうので、できるだけ温かいうちに食べてくださいね。
まとめ:クロッフルとワッフルの違いは材料
- クロッフルとワッフルの違いは材料
- クロッフルはクロワッサン生地あるいは焼きあがったクロワッサンを焼くが、ワッフルはベーキングパウダーの入ったワッフル生地を焼いて作る
- クロッフルは韓国で『お家時間を楽しむ』ために生まれたスイーツ
クロッフルはクロワッサンの新しい食べ方。
自宅で簡単に真似できますし、何よりカリっとしつつ中はモチモチの食感はたまりません。
クロワッサンの新しい食べ方として、持て余しがちなワッフルメーカーの活用法として、これから日本でも人気が出ること間違いなしです^^