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主にそばを打つのに使うそば粉。
必須アミノ酸を含んだたんぱく質やビタミン類を多く含み、栄養素が高いのもそば粉ならではです。
ただ、そば粉の栄養素は水溶性のものが多く、加熱すると失われてしまうのが欠点。
「じゃあそば粉をそのまま食べたらいいんじゃ?」と思うかもしれませんが、それはNG。
そば粉をそのまま食べると消化不良を起こすこともあり、体に良くないんです。
今回は、そば粉をそのまま食べることについてやそば粉の使い道やレシピをまとめました。
そば粉はそのまま食べることができる?
そば粉をそのまま食べるのはおすすめできません。
そのままでも食べられないこともないですが、加熱しないと消化不良を起こしてしまう危険性が非常に高いです。
そば粉とはソバという植物の実を粉にしたもの。
【レジスタントスターチ(難消化性デンプン)】を多く含んでいるのですが、レジスタントスターチは消化されにくいデンプン質です。
消化されにくいデンプン質ということは、食べると体に負担がかかるということ。
全く食べられないわけではありませんが、消化不良を起こして腹痛や下痢になることも少なくありません。
そば粉に含まれる栄養素は水溶性のものが多く、茹でたり加熱することで栄養素が流れ出てしまうのは確かです。
ただし、加熱でそば粉の栄養素が全てなくなるわけではないですし、栄養を摂るためにそば粉をそのまま食べて体を壊した意味がないですよね^^;
以上のことから、そば粉はそのまま食べるのではなく加熱して食べるのをおすすめします。
そば粉の使い道
そば粉の使い道というと、まず思いつくのがそばを打つのに使うこと。
自分でそば粉から作ったそばは香りの良さが別格です◎
ただ、そばを打つだけではそば粉も余りがち。
ここからはそば粉の使い道を3つ紹介します!
- そばがき
- ガレット
- 小麦粉とブレンドして使う
そばがき
そばがきとは、そば粉を熱湯で練ってかたまりにしたもの。
実は、麺状のそばよりも歴史が古く、昔から多くの人に親しまれてきたそば粉の食べ方です。
そば粉を茹でたりしないので栄養素が流れ出ることがなく、また熱湯で加熱しているので消化不良も起こしにくいのがポイント。
できあがったそばがきは、少しずつ箸で取り分け、醤油やそばつゆをつけて食べます。
お酒のおつまみにぴったりですし、このままじゃ食べにくいという人は味噌汁や鍋の具材にするという手もありますよ^^
ガレット
フランス・ブルターニュ地方の郷土料理であるそば粉のガレット。
クレープとよく似ていますが、香ばしい風味とモチモチした食感はそば粉ならではです。
また、そば粉のガレットはどちらかというと食事として食べられることが多いのも特徴。
卵やハム、チーズなど塩気のあるものを包んだそば粉のガレットは、休日のブランチなどゆっくり食事をしたいときにおすすめです◎
小麦粉とブレンドして使う
そのままでは少しクセが合って使いにくいそば粉も、小麦粉とブレンドして使えばいつもの料理やお菓子作りにグンと活用しやすくなります。
例えば、パウンドケーキ。
そば粉100%で作ってもいいのですが、しっとりやもっちりした食感には少し欠け、人によっては食べにくいと感じることもあるでしょう。
小麦粉をブレンドすれば、そばの風味を楽しみながらも食べなれた食感に近づけることができますよ^^
そば粉を使ったレシピ
ここからは、そば粉を使ったレシピを3つ紹介します!
どれも簡単に作れるものを集めたのでぜひ試してみてくださいね。
そばがき
お湯で練って作るものと火にかけながら練って作る方法があるそばがき。
こちらは、後者の火にかけながら練るそばがきのレシピです。
最初にそば粉だけを煎ることで香ばしい風味がアップ。
そばがきを食べなれていない人でも食べやすくなるのでおすすめです◎
ホットケーキ
そば粉と薄力粉を1:1の割合でブレンドして作るホットケーキです。
そば粉が入る分焼き色が濃いめにつくのが特徴。
生地にはちみつとおからを入れることでしっとりした食感に仕上げますが、おからがなくても作れますよ◎
ハムチーズ卵のガレット
覚えやすい分量のそば粉のガレットのレシピ。
本来は水で生地を溶きますが、牛乳を入れることで生地の焼き色をきれいにし、食感もよく仕上げることができます。
具材はホウレン草やサーモンを使っても彩りがきれいになりおすすめです。
まとめ:そば粉は生でも食べることができるがおすすめしない
そば粉をそのまま食べるのはおすすめできません。
生でも食べられないこともありませんが、消化不良を起こしやすいのでやめておきましょう。
そば粉の栄養をまるごと摂りたいのであれば、そばがきやそば粉のガレットなど他の料理にアレンジして使うのがおすすめ。
小麦粉とブレンドして使えば、食べやすさも活用のしやすさもグンとアップしますよ◎