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子どもがいると日常茶飯事なのが、食事のたびに汚れを服につけること。
食事の汚れはたくさんありますが、その中でもなかなか落ちにくいのがブルーベリーのしみ。
ブルーベリーの果実そのものでなくても、ブルーベリージャムでも一度服につくと全然落ちないんですよね…。
ブルーベリーのしみの落とし方が知りたいですが、そもそもなぜブルーベリーのしみは落ちにくいのでしょうか?
そこで今回は、ブルーベリーのしみの落とし方についてまとめました。
ブルーベリーのしみの落とし方
ブルーベリーのしみの落とし方は全部で2つ。
- 食器用洗剤を使う方法
- 酸素系漂白剤を使う方法
どちらの方法でも、まずブルーベリーのしみがついた服が【水洗い可能かどうか】を確認してください。
水洗いできない服は自宅での洗濯がNGなので、そのままクリーニング店に持っていきましょう。
その際『ブルーベリーのしみがついたこと』を伝えるのを忘れずに!
ブルーベリーのしみには、通常のドライクリーニングだけでなくしみ落としの作業が必要になるためです。
ブルーベリーのしみがついた服が水洗い可能であれば、以下の方法でしみを取っていきましょう。
食器用洗剤(台所用中性洗剤)を使う方法
毎日の食器洗いに欠かせない食器用洗剤を使う方法がこちら。
私は、子どもの服にブルーベリーのしみがついたらとりあえずすぐに脱がせて、この方法で洗うようにしています!
- 服の裏側に白いタオルやハンカチをあてる
- ブルーベリーのしみ部分(表側)に食器用洗剤をつける
- タオルをあてた側から歯ブラシでしみ部分をトントンとたたく
- タオルに色がついてきたらずらしながら、常に白い部分になるようたたいていく
- 水洗いし軽く絞ったら、洗濯機で普通に洗濯する
ポイントは、白いタオルやハンカチといったあて布を使うこと。
あて布をしないと、歯ブラシでトントンと繊維から浮かせた汚れが、他の部分に広がってしまうからです。
面倒に思うかもしれませんが、あて布は必ず用意してくださいね。
ブルーベリーのしみがついてから時間が経っていなければ、食器用洗剤だけでもきれいに取れるはず。
ただ、時間が経ったがんこなブルーベリーのしみは食器用洗剤だけではどうにもなりません。
その場合は酸素系漂白剤の力を借りましょう!
酸素系漂白剤を使う方法
- ブルーベリーのしみ部分に直接酸素系漂白剤をつける
- そのままぬるま湯に30分ほど漬けおきする
- 洗濯機で洗濯する
酸素系漂白剤は、塩素系漂白剤に比べて漂白力がおだやか。
漂白力をアップさせるためには40℃以上のお湯を使うことがポイントです。
ウールやシルクなど、デリケート素材の服にはお湯は使えませんが、綿素材などはお湯を使うとよりブルーベリーのしみが落ちやすくなりますよ。
酸素系漂白剤を溶かしたお湯はその日のうちに使い切ってくださいね。
ブルーベリーのしみが落ちにくい原因
ブルーベリーのしみって他の食品のしみに比べて落ちにくい気がする…。
実は、それは正解、ブルーベリーは2つの色素が原因で落ちにくくなっているんです。
ブルーベリーが持っているやっかいな色素
ブルーベリーのしみが落ちにくい原因は、ブルーベリーの持つ色素【アントシアニン】にあります。
アントシアニンはブルーベリーのきれいな紫色を出している色素なのですが、着色料としても使われるほどはっきりした発色を持ちます。
色素そのものが濃いので、衣服についたときに落ちにくいんですね。
もうひとつ、ブルーベリーのしみが落ちにくい原因に【タンニン】も関係しています。
タンニンもブルーベリーに含まれる色素のひとつなのですが、このタンニンがやっかい。
タンニンは空気中の酸素と反応すると色が濃く安定する性質を持っています。
ブルーベリーのしみが時間が経ったものほど落ちにくいのは、それだけ色素が空気と反応して濃く衣服に吸着するため。
ブルーベリーのしみがついたらとにかく急いで処理することが大切なんですね。
ブルーベリーのしみがついたときの応急処置
ブルーベリーのしみがついたら、急いで応急処置を行いましょう。
- ブルーベリーのしみをぬるま湯で洗い流す
- ぬるま湯で洗い流せない場合は、ハンカチでブルーベリーのしみを拭き取り、そのあと濡らしたハンカチでしみの部分を拭き取る
上記の方法だけでは完全にきれいにはならないかもしれません。
しかし、応急処置を行っておくだけで、このあとのしみ落としの工程がグッと楽になりますよ^^
ブルーベリーのしみがついたら放っておかずに急いで応急処置を行ってくださいね。
ブルーベリーのしみの落とし方まとめ
ブルーベリーのしみの落とし方をまとめました。
アントシアニン・タンニンの色素を持っているブルーベリーは、一度しみになるとなかなか落ちません。
ブルーベリーのしみがついたときに大事なのは、できるだけ早く応急処置を行うこと!
色素が定着してしまう前に水洗いでしみを拭き取っておきましょう。
今回ブルーベリーのしみの落とし方で紹介した酸素系漂白剤は、あらゆる汚れを落とすのに便利な洗剤。
1つ持っておくといざというとき安心ですよ◎