この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
ハードルが高いイメージのぬか床ですが、ここ最近は自宅でぬか床を楽しめるキットが多く販売されるようになりました。
ぬか床を育てるのってなんだか楽しそうですし、何より手作りのぬか漬けは魅力的ですよね^^
私もぬか床を作ろうかな、と思ったのですが、ぬか床を楽しんだあとの処分の方法が気になって。
ぬか床はどれくらい楽しめるものなのか、そもそもぬか床を捨てるタイミングはいつなのでしょうか?
そこで今回は、ぬか床を捨てるタイミングについて、またぬか床の捨て方や注意点についてもまとめました。
ぬか床を捨てるタイミング
ぬか床を捨てるタイミングはいくつかあります。
- ぬか漬けを食べなくなったとき
- ぬか床を管理する人がいなくなったとき
- 足しぬかでぬか床が増えたとき
- ぬか床がだめになってしまったとき
ぬか漬けを食べなくなった・ぬか床を管理できなくなったときは、ぬか床を捨てるタイミングといえるでしょう。
ぬか床は捨てずとも【休ませる】という方法もあるのですが、そうでないのなら放置しておくと処理が大変なので早いうちに捨てるのをおすすめします。
この他に、足しぬかでぬか床が増えて管理できない・ぬか床がだめになってしまったときも、ぬか床を捨てるタイミングです。
ぬか床がだめになるというのは、全体にカビが生えてしまっているとき。
ぬか床はカビが生えてもその部分だけ取り除けば食べられるのですが、カビがぬか床の奥底まで生えているときは捨てましょう。
赤いカビや黒いカビが生えているときは注意です。
ぬか床の捨て方
ぬか床を捨てるタイミングが分かったところで、ここからはぬか床の捨て方を紹介します。
- ぬか床をザルにあげる
- 水気をよく切り、ビニール袋を2重にしたものに入れる
ぬか床は食品なので、捨てるとしたら生ごみになります。
生ごみは【燃えるごみ(可燃ごみ)】なので、住んでいる自治体のゴミ捨てルールにのっとってぬか床を捨てましょう。
ビニール袋を2重にするのは、ぬか床のにおいが漏れないようにするためです。
においを吸収する効果のある新聞紙にくるんだり、においが漏れにくい専用のビニール袋を使うのもいいですね◎
くれぐれも、ぬか床の容器ごと捨てないようにしましょう。
ぬか床の容器の多くはプラスチックや陶器など燃えるごみではないので、一緒に捨てるのはNG。
必ず容器・ぬか床の中身と分別して捨ててくださいね。
ぬか床を捨てるときの注意点
ぬか床を捨てるときは、ぬかの水分をしっかり切ってから捨てましょう。
水分を多く含むごみは燃やすのに多くのエネルギーを消費してしまいます。
また、何かの拍子に袋が破けて水分が漏れてしまうと大変ですよね><
水気がなさそうに見えても、使用済みのぬか床は時間が経つと水分が出てきます。
捨てる前にザルなどにあけて余分な水分を捨てておきましょう。
それだけじゃ水分がもれてこないか心配…というときは、空の牛乳パックに新聞紙を詰めたものにぬか床を捨ててください。
牛乳パックの口を閉じて、さらにビニール袋に入れれば水分がもれる心配はほぼありません◎
ぬか床の容器は素材によって分別方法が変わるので、自治体のゴミ捨てに関するHPを確認してくださいね^^
ぬか床を長持ちさせる保存方法
せっかくぬか床をやるなら長く楽しみたいですよね。
ここからはぬか床を長持ちさせるための保存方法を紹介します。
基本は毎日ぬか床をかき混ぜる
ぬか床を長持ちさせるために大事なことは、毎日欠かさずぬか床をかき混ぜること。
季節によってかき混ぜる頻度は変わり、気温の低い時期は1日1回・気温の高い時期は1日2~3回はぬか床の上下をひっくり返すようにかき混ぜてください。
ぬか床をかき混ぜるのは、ぬか床にある菌のバランスを整えるため。
ぬか床は上部・中部・下部にそれぞれ菌が生きているのですが、ぬか床をかき混ぜないとどれか一方の菌だけ繁殖しすぎてしまいます。
菌のバランスが崩れると腐敗が進んでしまうので、少なくとも1日1回はかき混ぜるようにしましょう。
最近では、冷蔵庫で保存することでかき混ぜ不要のぬか床も販売されています。
「毎日ぬか床の世話ができるか分からない」という人は、かき混ぜ不要のぬか床を選ぶと忙しくてもぬか床を楽しめますね^^
ぬか床は冷凍すれば休むことができる
ぬか床の菌は低い温度では活動を停止します。
「しばらくぬか床の世話を休みたい」なんてときは、冷凍することでぬか床を休むことができますよ◎
ぬか床の冷凍方法は簡単。
- ぬか床から野菜を取りだす
- 残ったぬか床をラップで包み、ジッパーバッグに入れて冷凍庫で保存
冷凍したぬか床は約6ヶ月保存できます。
使うときは、ぬか床を常温に出して解凍すればOK。
低温で活動を止めていた菌が、ぬか床の解凍と共に徐々に活動をはじめます。
ぬか床は生き物なので、かき混ぜないとすぐにダメになってしまいます。
帰省や旅行で家をあける・ぬか床の世話ができないときは冷凍しておくのを忘れずに!
ぬか床を捨てるタイミングまとめ
自分がもうぬか床を必要ないと思ったときだけでなく、ぬか床が増えすぎたときやカビが生えたときもぬか床を捨てるタイミングです。
水分をよくきって、生ごみとして可燃ごみに出しましょう。
ぬか床は毎日かき混ぜることで長持ちしますが、冷凍しておけばかき混ぜなくても約6ヶ月保存できますよ^^
せっかくのぬか床、適切な保存方法で長く楽しんでくださいね。