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節約のために、どこへ行くときも水筒を持参するようになりました。
最近の水筒はサイズもデザインも豊富で、昔より持ち歩きしやすくなりましたよね^^
ただ、たまに持って行くのを忘れてしまうこともあります^^;
いつも水筒を持って行ったら出先で全部飲んでしまうのですが、家に忘れた場合に気になるのは水筒の水はいつまで飲める?ということ。
せっかく用意したのに捨てるのってもったいないけど、もし傷んでたら飲むのは怖いですよね。
そこで今回は、水筒の水はいつまで飲めるのか、状況によっての違いをまとめました。
水筒の水はいつまで飲める?何日くらいは平気?
水筒の水はいつまで飲めるかというのは、【直接口をつけているか・水道水をそのまま入れているか】で変わります。
水筒に直接口をつけている場合 | 当日中 |
水筒に直接口をつけていない場合 | 約3日間 |
浄水器やミネラルウォーターを水筒に入れた場合 | 口をつけていれば当日中 口をつけていなければ翌日まで |
全て冷蔵庫で保存した場合の日持ちです。
常温に置いていた場合はさらに日持ち期間が短くなるので注意してください。
中身が何であれ直接口をつけた場合は保存できない
水筒の中身が水であろうとお茶であろうと、一度でも直接口をつけて飲んだ場合、中身は日持ちしません。
口の中の菌が水筒の中に入り込み、一気に菌が繁殖しやすくなっています。
保存はできないので、当日中に飲み切ってください。
水道水をそのまま入れたほうが日持ちする
水筒が直飲みタイプではなくコップタイプなど、直接口をつけていなければ水筒の水は保存できます。
ただ、ややこしいのが水の種類によって日持ち期間が変わるということ。
水道水をそのまま水筒に入れた場合 | 約3日間 |
水道水を沸騰させている・ミネラルウォーター・浄水器の水の場合 | 翌日まで |
意外かもしれませんが、水道水をそのまま水筒に入れた場合が一番日持ちするんです。
これは、水道水に含まれている残留塩素が菌の発生を抑制するため。
水道水を沸騰させたものや、ミネラルウォーターや浄水器の水には残留塩素は含まれないので、傷みやすくなっているんです。
「殺菌には加熱が一番!」というのは食べ物に関しては間違っていないのですが、水だけは加熱しないでそのままの方が傷みにくいんですね。
残留塩素の独特のにおいが気になるという人は、煮沸で塩素を除去したりミネラルウォーターや浄水器の水を使いましょう。
「傷みやすいからなるべく早く飲み切る」というのを忘れなければ問題ありません^^
水筒の水を長期保存したいときの注意点
いちいち水筒の水を入れ替えるのは面倒、一度入れたらしばらく置いておきたい。
そんな風に水筒の水を長期保存したい人のために、注意点を4つまとめました。
- 水道水を直接水筒に入れること
- 保冷効果のある水筒を使うこと
- 直射日光のあたる場所を避けて保存すること
- 直接口をつけて飲まないこと
水道水を直接水筒に入れる
厚生労働省礼により、水道水には残留塩素を1リットルあたり0.1mg以上保持するように義務付けられています(参考:うるのん)
なぜわざわざ塩素を残すのかというと、菌の繁殖を抑えることができるから。
残留塩素がないと微生物が繁殖し、水が腐ってしまいます。
水筒の水を長期保存したいのであれば、残留塩素がある水道水を沸かすことなく直接水筒に入れましょう。
保冷効果のある水筒を使う
菌の繁殖を抑えるために大事な残留塩素ですが、苦手なものがあります。
それは高い水温。
水筒の水の温度が高くなると残留塩素の濃度は低くなってしまいます。
できるだけ水温を下げないためにも、保冷効果のある水筒を使うのがおすすめ。
ステンレス素材や魔法瓶構造など、長時間同じ温度をキープできる水筒を選びましょう。
直射日光のあたる場所を避けて保存する
残留塩素は直射日光にも弱いです。
保冷効果のあるなしに関わらず、水筒は直射日光のあたる場所には置かないでください。
冬場など室温が低いときでも、直射日光があたることで水筒の水温が上がることがあります。
基本的には冷蔵庫で保存するのがいいのですが、いちいち取り出すのが面倒ですよね。
冷蔵庫に入れないのなら直射日光のあたらない、部屋の中でも暗くて涼しい場所で保存しましょう。
保冷効果のない水筒は外気の影響を受けやすいもの。
ストーブやこたつの近くなど避けてくださいね。
直接口をつけて飲まない
いくら残留塩素がある水道水であっても、外から入ってくる菌には負けてしまいます。
水筒に直接口をつけて飲むと、一気に口の中の菌がは水筒の中で繁殖し、傷みやすくなります。
水筒の水はコップに出して飲むなど、直接口が触れないように気を付けましょう。
水筒に付属のコップを使うときは、使ったらその都度洗うのがベストです。
まとめ:水筒の水は直接口をつけていなければ約2~3日飲める
水筒の水はいつまで飲めるか?
答えは直接口をつけているかどうか・水筒の水の種類によって変わります。
一番日持ちするのは【水道水をそのまま入れて、直接口をつけておらず、冷蔵庫で保存した場合】で3日間。
常温で保存したり水道水以外を入れている場合はもっと日持ち期間は短くなるので注意してくださいね。