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「あずきバーで釘が打てる」「あずきバーで万引き班を撃退した」
これらはネット上でまことしやかに語られる噂。
さすがにそこまでではないですが、あずきバーが市販のアイスの中でかなりの硬さを持つのは本当ですよね。
そうなると、気になるのはあずきバーの硬さの理由。
なぜあずきバーは他のアイスに比べて格段に硬いのでしょうか?
そこで今回は、あずきバーの硬さの理由や、幻と言われたやわらかいあずきバーについてもまとめました
あずきバーの硬さの理由は?
あずきバーの硬さの理由はシンプルな原材料に秘密があります。
あずきバーのパッケージを見てみると、原材料欄に記載されているのは
- 砂糖(国内製造)
- 小豆
- 水あめ
- 食塩
の4つのみ。
実は、以前はここにコーンスターチもあったのですが、2023年3月に【あずきパウダー】に置き換えられリニューアル!
もともとシンプルな原材料でしたが、より小豆の味わいが感じられるようになりました。
あずきバーの硬さは余計なものが入っていない証拠
見ての通り、あずきバーには保存料など添加物が入っていません。
「ぜんざいをアイスにする」というコンセプトのもと作られたあずきバーなので、余計なものは入れずに作られているあずきバー。
- やわらかさの元となる乳脂肪分が入っていないこと
- ぎゅっと詰めるように成型しており空気の気泡が少ないこと
以上のことからあずきバーは硬い仕上がりになるというわけです。
手作りアイスクリームのレシピを検索してみると、必ず「途中で混ぜること」と指示があります。
これは、完全に材料が凍ってしまう前に混ぜることで、空気を取り込んでなめらかな食感にするため。
アイスクリームのやわらかさには、脂肪分の高さと空気の気泡が必要不可欠なんです。
あずきバーには【脂肪分・空気の気泡】どちらもが入っていません。
ただ、意図して入れていないのではなく、シンプルな材料でおいしさを突き止めたら今のあずきバーの形になったそう。
あずきバーは嗜好に合わせて硬さが変化
あずきバーは、人々の嗜好の変化に合わせて甘さを改良しています。
ヘルシー志向が続く近年では従来より砂糖の量を減少。
内容量は変わっていないため、その分水分量が減り、あずきバーは硬く変化しているんです。
ですので、この先甘いものブームがきたらあずきバーがやわらかくなる可能性もあります。
もしあずきバーを食べて「以前と硬さが違う」と感じたら、人々の嗜好に変化があったのかもしれません^^
あずきバーで歯が折れるって本当?
あずきバーの硬さを表す表現として『あずきバーで歯が折れた』なんてのはよく聞きますよね。
実際にあずきバーで歯が折れることってあるのでしょうか?
SNSで調べたところ、「歯が欠けた」「歯の詰め物が取れた」「歯が折れた」という口コミを発見できました。
真意のほどは不明ですが、確かに私もあずきバーをかじって前歯が嫌な感じになったことはあるので、あずきバーで歯が折れるというのもあるかも…と思いました^^;
実際に、あずきバーのパッケージやHPには
固く凍っているため、歯を痛めないようにご注意ください。
冷凍庫から取り出した直後にお召しあがりの際は、アイスが唇や舌にはりつき、場合によっては出血する事がありますのでご注意ください。
井村屋
と記載があります。
歯が折れるまでいかないにしても、実際に歯を痛めた人がいたからこそこんな注意書きがあるわけで…。
虫歯の人・差し歯の人・治療したての人・小さな子どもなどは、あずきバーを食べるときは十分注意してくださいね。
実は昔やわらかあずきバーが販売されたことが・・・
硬さが自慢のあずきバーですが「もうちょっとやわらかいと食べやすいのに…」と思ったことがあるのは私だけではないはず。
実は、井村屋では過去にそういった声に応えて、やわらかいあずきバーを販売していたことがあったんです。
硬くないあずきバーが初登場したのは、1992年。
1997年には名前を変えて『あずき本舗』として、2010年に再度『やわらか仕立てのあずきバー』として販売されますが、今現在店舗で見かけることはありません…。
やわらかいあずきバーを食べて「やっぱりあずきバーは硬い方がいいな」と実感した人が多いのかもしれませんね。
まとめ:あずきバーの硬さの理由はシンプルな原材料によるもの
あずきバーの硬さの理由は、【砂糖・小豆・水あめ・食塩】といったシンプルな材料だけで作られているから。
余計なものを入れずにぎゅっと固めるように作っているので、他のアイスにはない硬さがあるんですね。
硬さはあずきバーの魅力ですが、虫歯があったり治療中の場合は歯が折れるこ恐れもあります。
あずきバーを食べるときは十分注意しましょう。