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毎日の料理で何がしんどいって私は洗い物なんですよね。
ただでさえ大きくて洗いにくいのに、フライパンを洗ってもぬるぬるが取れないと嫌になっちゃいます^^;
食器洗剤を使ってもきれいにならないとき、知りたいのはフライパンの洗い方。
ヌルヌルベタベタを手間なく落とす方法はあるのでしょうか?
そこで今回は、フライパンを洗ってもぬるぬるが取れない原因について、またフライパンの洗い方やお手入れ方法をまとめました。
フライパンを洗ってもぬるぬるべたべたが取れない原因
フライパンを洗ってもぬるぬるベタベタが取れないのは、フライパンに付着している油と洗う時の水が混ざり合い、新たな汚れとして残ってしまうから。
フライパンを使う調理は炒め物や揚げ物など油を使うことがほとんどなため、フライパンで「洗ってもぬるぬる」という状態が起きやすいんです。
異質なため調和しないことを【水と油】と表すように、本来水と油は決して混ざり合うものではありません。
油汚れが付いたフライパンに水がつくと新たな汚れとなります。
油は水だけでは流せないため食器洗剤を使用するのですが、油+水の汚れは取っても頑固。
食器洗剤では対応できずフライパンを洗ってもぬるぬるが取れないんですね。
このぬるぬるを残したままにすると、次の調理のときに油の残りも一緒に口にしていることになります。
時間が経った油は酸化し、決して体にいいものではありません。
新しい調理の仕上がりにも影響してくるので、フライパンのぬるぬるは必ず洗い流してしまいましょう。
フライパンを洗ってもぬるぬるベタベタが取れないときの落とし方
とは言っても油と水の汚れは頑固なため、ただ食器洗剤で洗うだけでは落ちません。
フライパンを洗ってもぬるぬるベタベタが取れないときは、まずそのフライパンでお湯を沸かしてください。
油は冷えると固まる性質があり、ぬるぬるがついた状態で水で洗ってもなかなか油は取れません。
逆に言うと、油は温めると溶け出すということ。
お湯を沸かすことでフライパンに付着した油を溶かし、洗い流しやすくします。
お湯が湧いたら一度すすぎます。
そのあとは蛇口からぬるま湯を出しながら、フライパンが熱いうちに食器洗剤で洗ってください。
フライパンが冷えるとまた油が固まってしまうので、できるだけ熱いうちが鉄則!
ぬるま湯を使い、油が冷えるのを防ぎましょう。
頑固な油汚れだと一度ではぬるぬるベタベタが取れないかもしれません。
その場合は、再びお湯を沸かし、もう一度ぬるま湯と食器洗剤で洗ってください。
油汚れのスポンジにはアクリルたわしがおすすめ!
アクリル毛糸は油と相性がよく、また毛糸の細かい繊維が油汚れを吸着します。
軽い油汚れなら洗剤なしでも洗えますが、ぬるぬるがひどいときは洗剤をつけてアクリルたわしで洗ってみてください。
アクリルたわしは、洗剤でクシュクシュすればたわし自体についた汚れもきれいになるのがポイントです。
フライパンは毎日洗ってはいけないって本当?
ネットを見ていると、たまに「フライパンは毎日洗ってはいけない」なんて声を見かけますが、基本的にフライパンは毎日洗ったほうがいいです!
油を使う・使わないにかかわらず、調理すると汚れはつきます。
汚れをそのままにしておくとカビが発生することもあるので、フライパンを使ったあとは洗うようにしましょう。
ではなぜ、「フライパンを毎日洗ってはいけない」なんて声があるのでしょうか。
個人的見解ですが、フライパンの種類によっては洗剤を使わずに洗うのを推奨しているものもあるので、洗剤を使ってはいけない=毎日洗ってはいけないということになったのではないかと。
洗剤を使ってはいけないとされているのは主に鉄製のフライパン。
洗剤を使うとコーティングが落ちることが理由ですが、私は鉄のフライパンもガンガン食器洗剤で洗っちゃってます^^;
ミニサイズの鉄製のフライパンを5年ほど愛用していますが(毎朝の卵焼きや目玉焼きに使ってます)、食器洗剤で洗っても特に不都合はありません。
油のコーティングが落ちてるのかもしれないですが、使う前にしっかりフライパンと油を熱すれば食材がくっつくこともなし。
正しくお手入れしたほうがいいのは確かなので、洗剤を使うことはおすすめはできませんが、基本的にどのフライパンも使ったら毎日洗うようにしましょう!
フライパンを長持ちさせるためのポイント
フライパンを長持ちさせるためのポイントは3つ。
- 熱々のフライパンを急に冷やさないこと
- フライパンの加工や素材によって洗い方を変えること
- 空焚きをしないこと
熱々のフライパンを急に冷やさないこと
調理を終えたフライパンは温かいうちに洗うのが大事!
ですが、熱々のフライパンに急に水をかけたり冷たいステンレスの洗い場に置いたりするのはNG。
コーティング加工されているフライパンだと、表面のコーティングが剥がれる原因となります。
コーティング加工されていないフライパンであっても、熱々のフライパンを冷やすと熱い蒸気が一気に上がり火傷の恐れがあります。
フライパンを洗うときは粗熱が取れてからお湯や水をかけるようにしましょう。
フライパンの加工や素材によって洗い方を変えること
鉄製のフライパンはたわしでゴシゴシと洗っても問題ありませんが、注意が必要なのはテフロン加工やフッ素樹脂加工されたフライパン。
たわしまでいかなくとも、ゴシゴシと力を入れて洗うとコーティング加工が剥がれてしまいます。
コーティング加工されているフライパンは、やわらかいスポンジを使い傷つけないように洗いましょう。
空焚きをしないこと
空焚きとは何も入っていない状態でフライパンを熱すること。
空焚きしているとフライパンの温度は一気に上昇してしまいます。
テフロン・フッ素樹脂・ダイヤモンドコートなど、コーティング加工は高熱に弱いので、空焚きによって加工が剥がれることもあります。
同様に、必要以上に強火で調理するのも避けたほうがいいですね。
まとめ:フライパンを洗ってもぬるぬるベタベタがとれないのは油と水が混ざり合い新たな汚れになるから
フライパンを洗ってもぬるぬるベタベタが取れないと嫌になってしまいますよね。
でも、一度お湯を沸かし油を溶かしてあげればぬるぬるも取れやすくなります。
油を使ったあとのフライパンはできるだけ温かいうちに洗うのが大事。
調理が終わったばかりで洗い物も面倒ですが、油汚れが固まる前に洗ってしまうとあとが楽ですよ◎