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おこわやおはぎなど、モチモチした食感を生み出すためには欠かせないもち米。
うるち米と同じように炊飯器を使って手軽に炊けます。
いつものご飯ももち米に変えるだけでバリエーションが増えますが、もち米を炊飯器で炊くときは少しコツが必要。
「もち米を炊飯器で炊いたら失敗した」なんてことにならないよう、コツをしっかりチェックしておきましょう!
今回はもち米を炊飯器で失敗しないためのコツや、失敗したもち米のリメイクレシピをまとめました。
もち米を炊飯器で失敗するってどういう状態?
普段からもち米を炊いている人ならともかく、たまにしか炊かないと成功した状態って分からないですよね。
もち米を炊飯器で失敗した状態というのは、主に以下のような状態。
- 炊きあがったもち米がかたい(芯が残っている)
- 炊きあがったもち米がぬか臭い
- 炊きあがったもち米がベチャベチャしている
もち米は、通常白ご飯を炊くときに必要なうるち米とは性質が少し違います。
「いつもどおりお米を炊くように」もち米を炊いてしまうと、失敗してしまうことがあるんですね。
もち米を炊飯器で失敗せずに炊くためには、もち米の性質を知っておくことが大切!
炊き方のコツとともに次の項目で詳しく紹介していきましょう◎
もち米を炊飯器で失敗させない炊き方のコツ
もち米を炊飯器で失敗させない炊き方のコツは全部で3つ。
- もち米は時間をかけずにしっかりと洗米する
- 炊くときの水は計量する
- 炊けたらすぐに炊飯器の蓋を開けず10分蒸らす
もち米は時間をかけずにしっかりと洗米する
うるち米に比べて水をすぐに吸収する性質を持っているもち米。
そのため時間をかけて洗米すると、研いだ研ぎ水を再びもち米が吸ってしまい、なんだかぬか臭い仕上がりに炊きあがってしまいます。
かと言って、洗米が不十分でも同様にもち米はぬか臭くなってしまうもの。
もち米を洗米するときは、短時間で終わらせることが大切です。
具体的な数字を言うと、【1分間で計4回】。
- もち米に水を一気にすすいで、ひと回ししたらすぐに水を捨てる
- 水をためながら優しくかき混ぜるように洗うのを2回繰り返す
- 水をすすいでひと回しして水は捨てる
私が高校生のときにアルバイトしていたお店では『お米は水が透明になるまで、お米同士をすり合わせるように研いで」なんて言われていましたがそれはNG。
最近のお米は精米技術が優れているため、昔ほどしっかり研ぐ必要はありません。
むしろ研ぎすぎるとお米が割れてしまい、食感が悪くなるので気を付けましょう。
炊くときの水は計量する
うるち米を炊くときは炊飯器の内側のラインに合わせて水を入れますよね。
ですのでいちいち水を計量することはないと思いますが、もち米を炊くときは水を計量してください。
もち米1合に対し、180mlの水の量が基本。
粘り気のあるもち米なので、うるち米と同量の水を入れるとベチャベチャの炊きあがりになってしまうんです。
もし、炊飯器にもち米用のラインがあるときは、そのラインに水の量を合わせてくださいね。
炊けたらすぐに炊飯器の蓋を開けず10分蒸らす
もち米が炊けたらすぐに炊飯器の蓋を開けたくなりますが、そこはグッと我慢。
10分間そのまま蒸らすことで、もち米の食感がもっちりと良くなります◎
蒸らしたあとは、すぐに食べなくてもご飯をほぐしましょう。
十字に切るようにしてほぐせばもち米の余分な水分がとび、ツヤのあるご飯になりますよ^^
ツヤツヤのご飯はそれだけで食欲をそそるもの。
少しのコツですが、押さえておいしいもち米を炊いてくださいね。
もち米を炊飯器で炊いてベチャベチャに失敗したときのリメイクとアレンジ方法
もち米を炊飯器で失敗した状態のひとつにご飯がベチャベチャということがあります。
もともとやわらかく粘り気の多いものだとしても、ベチャベチャにもなると食べてもおいしくないですよね><
でも大丈夫!
ベチャベチャになったもち米はリメイクやアレンジすればおいしく食べられるようになりますよ◎
おはぎにリメイク
おはぎは水分量を多めに入れて炊いたもち米を使って作ります。
そのまま食べるにはベチャベチャでも、実はおはぎにすればちょうどいい炊き加減だったなんてことも。
私の地元ではしっかり潰したもち米の状態を【皆殺し】と呼びますが、なかなかに衝撃的ですよね(笑)
もち米のつぶし加減は、粒が残った状態(半殺し)でも、しっかりと全部つぶした状態(皆殺し)でもどちらでも構いません。
参鶏湯にリメイク
鶏のうま味たっぷりの参鶏湯。
本格的なレシピではもち米を生の状態で鶏と煮込みますが、手軽に炊きあがったものを使って作っちゃいましょう。
炊きあがったもち米を使うから時短で済むのも嬉しいポイント。
もち米の水分もあるので水加減は少なめにして徐々に調整してくださいね。
五平餅にリメイク
五平餅は中部地方の山間部でよく食べられている郷土料理のひとつ。
甘じょっぱい味噌ベースのタレは濃厚で、主食にできるほどボリュームがあります。
- 材料
- ベチャベチャになったもち米:300g
味噌:大さじ2
砂糖:大さじ1
すりごま:小さじ1 - 作り方
- ①ベチャベチャになったもち米はつぶして平たく形を整える
②調味料を合わせたものをご飯全体につける
③フライパンにサラダ油を熱して弱火にかけて、②のご飯を両面焼き色がつくまで焼く
焼き色は焦げ目がつくほどしっかり付けると、香ばしい香りが付きおいしさがアップしますよ!
もち米を炊飯器で失敗させない炊き方まとめ
もち米を炊飯器で失敗しないためのコツやリメイクレシピをまとめました。
もち米は吸水性が高く、洗米するとき・炊くときに注意が必要です。
いつもは水を計量しないという人も、もち米だけを炊くときはしっかりと軽量してくださいね。