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和からし本来のツーンとした辛味を味わえる粉からし。
チューブのからしにはない辛味が楽しめるとのことで、あえて粉からしを買うという人もいるかと思います。
ただ、そんな和からし本来の辛味を味わうためには、正しく粉からしを保存することが大切。
すぐに使えるようにとあらかじめ練った状態で置いておくのは、粉からしの風味が飛ぶためおすすめできません。
そこで今回は、粉からしの保存方法について、練ったあとや腐ったらどうなるかということについてもまとめました。
粉からしの保存方法
粉からしの保存方法は容器によっても変わりますが、空気に触れないようにすることが大切です。
缶に入った粉からし | しっかりとフタをしめる |
袋に入った粉からし | 口を閉じて袋のまま密閉容器に入れる |
缶に入った粉からしは密閉性が高いためしっかりとフタをしめれば保存OKです。
袋に入った粉からしも同様にしっかりと口を閉じればいいのですが、念のためにさらにジッパー付きバッグや密閉容器に入れて保存するほうがいいでしょう。
なぜなら、粉からしは香りが強く虫が寄ってくる恐れがあるため。
「袋の口を閉じれば大丈夫でしょ」と思うかもしれませんが、例えばシバンムシという虫はプラスチック素材であれば噛み切って中に侵入してくるというから怖いですよね><
ですので、袋を2重にしたり密閉容器に入れて、虫から粉からしを守ってあげましょう。
関連記事:シバンムシはどこから入ってくる?発生源になりやすいものに注意!
粉からしを練ったあとの保存方法
粉からしを練ったあとの保存方法はこちら↓
- 粉からしを練ったものを器に入れてしっかりとラップをかける(密閉容器でも可)
- 冷蔵庫で保存する
- 使うときに再度よく練る
粉からしを練ったものは、空気に触れることで酸化し変色したり風味が飛んでしまいます。
ですので、しっかりとラップをかけて空気を遮断し、冷蔵庫で保存する必要があります。
粉からしの辛味成分であるアリルイソチオシアネートという物質は摘発性(きはつせい)があるのが特徴。
鼻にツーンとくるけれど、辛いのはその一瞬でずっと辛さが続くわけではないですよね。
そのため、粉からしを練ったものも時間の経過で辛み成分が徐々に抜けてしまいます。
冷蔵庫で保存すれば約2~3日日持ちしますが、辛み成分が抜けてなんだかパンチのない味わいになるため、できるだけ早めに使い切るのをおすすめします!
粉からし本来の辛味や風味を味わうためには、面倒でも使う直前に練ることが大切なんですね◎
粉からしが腐ったらどうなるか
からし菜の種を粉末にした粉からし。
水分量が少なく適切に保存すれば腐るようなことはほとんどありません。
ただし、使用していて中に水が入ったとか、虫が侵入したとなると話は別。
・粉からしの一部が固まって変色している
・虫が侵入している
・カビが生えている
粉からしの中をのぞいてみて、かたまりができていてそのかたまりが変色していたり、黒や茶色っぽい小さな虫がいたりする場合は粉からしを使用するのはやめましょう。
粉からしを練ったものは、水を加えている分粉からしより腐りやすいです。
カビが生えているのはもちろんNGですが、やたら水っぽくなっているものや表面が乾いているものも注意が必要。
粉からしを水で練ってからだいぶ時間が経っている証拠で、辛み成分は飛んでしまっています。
食べられないこともないですが、辛味がなくぼやけた味で正直おいしくはありません…。
もし、時間が経って辛み成分が飛んでしまった練った粉からしですが、我が家ではマヨネーズと和えて調味料にして使っています。
マヨネーズ和えにしたとき、ほんの少しだけ何かアクセントがほしいときに辛くない練った粉からしがちょうど良くて。
「粉からしは練りたてのツンとした辛味と風味があってこそ」と考える人にとっては邪道かもしれません^^;
ただ、使い切れない練った粉からしをそのまま処分するのはもったいない、と考えている人は一度試してみてください!
粉からしの保存方法まとめ
粉からしの保存方法をまとめました。
粉からしは練る前も練ったあとも、空気に触れないように保存することが大切です。
練った粉からしは辛み成分が飛びやすいので、できるだけ早めに食べきるのがおすすめ。
水を加えている分傷みやすいので注意してくださいね。