この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
手作りおやつの定番といえばプリン。
なめらかなプリンも昔ながらのしっかりプリンも、手作りなら自分好みに仕上げられるのがいいですよね^^
ただ、プリンはシンプルな材料ゆえ、ちょっとしたことで失敗してしまうことが多いもの。
せっかく作ったプリンが失敗したら救済したいですよね。
そこで今回は、プリンが失敗したら救済できるかどうか、またプリンのリメイク方法も一緒にまとめました。
プリンが失敗したら救済できる?
プリンが失敗したら救済できるかどうかは、プリンの失敗例によって変わります。
プリンの失敗例のうち救済できないのは、すが入ったもの。
残念ながら、一度すが入ってしまったプリンはどうすることもできません。
見た目や食感が悪くなりますが食べられないことはないと思うので、今回はそのまま食べてしまいましょう><
プリンが固まらない・カラメルソースが流れ出てしまった失敗は大丈夫!
詳しい救済方法を次から詳しく紹介していきます◎
プリンが固まらない場合の対処法
卵を使ったプリンが固まらない・ゆるいときは、再度加熱することで固めることができるかもしれません。
オーブンで焼き上げた場合は、オーブンを再予熱し、十分に温まってから再び焼いていきましょう。
蒸し器の場合も同様に、もう一度蒸し器が温まってからプリンを戻し入れて加熱します。
注意点は一気に高温で加熱しないこと。
すが入って食感が悪くなってしまいます。
オーブンの場合も蒸し器の場合も、少しずつ加熱して細かくプリンの様子を見てくださいね。
ゼラチンを使ったプリンが固まらないときは、ゼラチンを追加することで固まります。
- 新たにゼラチンを用意して、沸騰させないように気を付けながら火にかけて溶かす
- 溶かしたゼラチン液を、固まっていないプリンに加えてよく混ぜる
- 型に入れ直して冷蔵庫で冷やす
加えるゼラチンの量は、最初に作ったレシピの1/3で大丈夫です。
溶かしたゼラチン液は、ダマにならないように先に作っていたものとよく混ぜてから型に入れ直してください。
ただし、ゼラチンを追加すると特有のにおいが出てきてしまいます。
固めることはできますが、おいしさの面で言うとリメイクしてしまったほうがいいかもしれません><
カラメルソースが流れ出てしまった場合の対処法
私は以前、底が取れるタイプのケーキ型でプリンを焼いてしまい、焼きあがったときにはカラメルが全部外に漏れ出てしまったことがあります^^;
最近はカラメルソースがないプリンもありますが、やっぱり物足りない…。
そんなときはカラメルソースだけ作って後がけしちゃいましょう。
できあがったプリンを冷やしている間に簡単に作れるカラメルソースのレシピです。
冷凍できるので、多めに作って保存しておけば、プリン作りがより手軽になりますね!
プリンが失敗したときのリメイク
残念ながらすが入ったプリンは救済することができません。
救済できない失敗プリンはリメイクすればおいしく食べられますよ^^
- フレンチトーストにリメイク
- チーズケーキ風ホットサンドにリメイク
- パウンドケーキにリメイク
フレンチトーストにリメイク
卵も砂糖も入っているプリンを使ってフレンチトーストを簡単に作っちゃいましょう。
液状にするから失敗したプリンでも気になりません。
チーズケーキ風ホットサンドにリメイク
プリンの甘みとヨーグルトの酸味が合わさり、チーズケーキ風の味わいが楽しめるホットサンドのレシピです。
失敗したプリンの状態によってはペーストがゆるくなるので、ヨーグルトの量を増やすなどして調整してくださいね。
パウンドケーキにリメイク
濃厚なカスタードの香りがたまらないパウンドケーキも、失敗したプリンとホットケーキミックスで簡単に作れます。
レシピはパウンド型2本なので、1本分の場合は材料を半分にすればOKです。
プリンが失敗する原因
プリンが失敗したときに大事なのはなぜ失敗したか原因を知っておくこと。
次回上手にプリンを作れるよう、原因と対処法をチェックしておきましょう!
卵を使ったプリンが固まらない原因
原因 | 対処法 |
牛乳が多かったため | 材料の計量は計りを使って正確に行う |
卵液の温度が低かったため | 卵はあらかじめ常温に戻しておく |
蒸し焼きにするときお湯の温度が低かったため | お湯の温度は60℃をキープする |
オーブンを予熱していなかったため | あらかじめ予熱してオーブンを温めておく |
卵を使ったプリンが固まらない原因は大きく分けて【水分量が多かったこと&温度が低かったこと】の2つ。
卵に対して牛乳の量が多いと、卵の固まる力だけではプリンを固めることができません。
面倒でもきちんと計りを使って牛乳を計量しましょう。
卵が冷たい・お湯の温度が低い・オーブンを予熱していないと、火が入るまでに時間がかかってしまいます。
レシピ通りに温度や時間を設定しても、プリンの温度が上がり切る前に加熱時間が終了してしまうんですね。
卵は冷蔵庫から出しておく、などちょっとしたことですが仕上がりに大きく関わってくるので気をつけましょう。
ゼラチンを使ったプリンが固まらない原因
原因 | 対処法 |
冷やす時間が足りていないため | 追加で2~3時間冷蔵庫で冷やす |
ゼラチンを入れたプリン液を沸騰させたたため | ゼラチンを加熱するときは50℃をキープする |
生の果物を入れているため | 果物を入れるときは缶詰を使用する |
ゼラチンは温度管理が重要な食材です。
寒天は常温でも固まりますが、ゼラチンは冷やさないと固まりません。
プリンの大きさにもよりますが、最低でも4時間ほどは冷蔵庫で冷やす必要があります。
また、高温にも弱く、ゼラチンを溶かした液体は60℃以上になるとゼラチンが熱によって分解され、固まる力がなくなってしまうんです。
ゼラチンを入れたプリン液は沸騰させないよう気をつけましょう。
果物を入れたプリンもおいしいですが、キウイやパイナップルなどタンパク質分解酵素や酸を多く持っている果物はゼラチンの固まる力を邪魔してしまいます。
果物を入れるときは缶詰のものを使用するとプリンがきちんと固まりますよ◎
すが入る原因
原因 | 対処法 |
卵液を泡立ててしまったため | 卵液は泡だて器でボウルの底をするように混ぜる |
湯煎の温度が高かったため | お湯の温度は60℃をキープする |
加熱時間が長かったため | 表面が固まり、動かすと波打つぐらいで加熱をやめる |
プリンのすは、空気が入り込こんだ証拠。
卵液を泡立てるとき・湯煎の温度が高く沸騰したとき・加熱時間が長く水分が少なくなったとき、気泡となってプリンに現れてしまいます。
卵はついシャカシャカと泡立ててしまいそうになりますが、空気が入り込まないよう、擦り混ぜるようにしましょう。
温度が低すぎるとプリンは固まりませんが、高すぎるとすが入ります。
可能であれば温度計を使用し、正確な温度を測るのをおすすめします!
プリンが失敗したときのリメイク方法まとめ
プリンが失敗したときの救済方法やリメイクレシピをまとめました。
卵・砂糖・牛乳とシンプルな材料で作るプリンは、ポイントを押さえないとすぐに失敗してしまいます。
自分好みのプリンが作れるよう、プリンが失敗する原因はしっかりとチェックしておきましょう。