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ビニール袋の手軽さでありながら冷凍保存や湯煎調理までできるアイラップ。
使い勝手の良さで人気ですよね^^
SNSで話題になって最近アイラップを使いだした人もいるかと思いますが、そんな人たちが気になるのは「アイラップで冷凍したら臭い移りしないの?」ということではないでしょうか。
冷凍庫内の臭いがついちゃうとおいしくなくなるから、臭い移りしないというのは大事なポイントです。
そこで今回は、アイラップで冷凍すると臭い移りするのかどうか、アイラップで冷凍するときのポイントをまとめました。
アイラップで冷凍すると臭い移りする?
結論から申し上げますと、アイラップで冷凍した場合に臭い移りは多少あります。
アイラップだから臭い移りするとか、ジップロックなら臭い移りしないということではなく、どうやって保存した場合でもある程度冷凍庫に入れていたら臭い移りはします。
アイラップに入り込みにくいのは水分だけ
アイラップがSNSで話題になったことのきっかけに【#アイラップパラパラ説】というタグの誕生があります。
これは、ピザ用チーズや小ネギなど冷凍したらひとかたまりになりがちな食材も、アイラップで保存すればパラパラになって使いやすいというもの。
冷凍したらくっついてしまう食材がパラパラになるのは、アイラップが高密度ポリエチレン(HDPE)だから。
低密度ポリエチレン(LDPEやLLDPE)に比べ中に水分が入り込みにくいことから、冷凍してもパラパラをキープできるというわけです。
水分に関しては大きな違いがある高密度ポリエチレンと低密度ポリエチレンですが、【臭いを防げるか】に関しては両者にほとんど差はありません。
「多少高密度ポリエチレンのほうが臭いを防ぐかな?」ぐらいの違いだそうで、アイラップだから臭い移りがしないなんてことはないんですね。
臭い移りするかどうかは冷凍方法で変わる
食材を冷凍したとき臭い移りするかどうかは、保存袋の厚みの違いもありますが、冷凍保存の方法によって大きく変わります。
もともと冷凍庫は乾燥しやすく臭い移りもしやすいから、そのまま冷凍するだけじゃすぐに臭い移りしてしまいます><
大事なのは【いかに空気に触れないようにするか】。
アイラップで冷凍するときも、きちんとポイントを押さえれば臭い移りを少なくすることができますよ◎
次の項目でポイントを詳しくチェックしていきましょう!
アイラップで冷凍するときのポイント
アイラップで冷凍するときのポイントは3つ。
- 食材の水気はあらかじめ拭いておくこと
- 空気を抜いて袋の口をしっかり結ぶこと
- できるだけ早めに使い切ること
食材の水気はあらかじめ拭いておくこと
アイラップで冷凍するときは、あらかじめ冷凍する食材の水気は拭いておいてください。
食材に余分な水気があると、凍ったときに霜となって冷凍庫内の臭いを吸収しやすくなります。
霜は解凍時に水分となって食材の食感も変えてしまうので、少し手間ですがおいしさの面でもしっかりと拭いておきましょう。
水気のある食材を冷凍するときは、アイラップに直接包まずに一度ラップに包むのがおすすめ。
水気が漏れるのを防ぐだけでなく、霜も付きにくくしてくれます◎
空気を抜いて袋の口をしっかり結ぶこと
アイラップは袋1枚で冷凍できて便利。
ですが、その分食材は空気に触れやすくなります。
できるだけアイラップの中の空気を抜き、密閉状態を作るのがおいしく冷凍するためのポイント。
袋の口もしっかり結んで、空気から食材を守ってあげましょう。
できるだけ早めに使い切ること
アイラップで保存した食材に関わらず、冷凍した食材はできるだけ早めに使い切りましょう。
いくら密閉して空気に触れないようにしたとしても、長期間冷凍庫に入れっぱなしはよくありません。
家庭用の冷凍庫は開き閉めする回数が多く、思った以上に庫内の温度は一定していないんですね。
冷凍保存した食材も傷みやすくなるので、「冷凍してるから大丈夫」と思わず、できるだけ早く使い切るのがおすすめです。
アイラップの使い方と注意点
アイラップの主な使い方は4つ。
- 食材の下ごしらえをする
- 食品を保存する
- 食品を湯煎調理する
- 電子レンジで加熱調理する(油分の多いものはNG)
食材の下ごしらえをする
アイラップを使えば面倒な食材の下ごしらえが簡単に済みます。
私が最も多くやっているのが、ハンバーグや餃子の肉だねをアイラップの中でこねること。
ミンチ肉って脂が多いから手でこねるとボウルも手もベタベタになりますよね。
洗ってもなかなか脂が落ちないのが嫌で、それならとアイラップの中に食材を入れてこねたらこれが楽ちんで。
手も汚れず、こね終わったアイラップは捨てるだけなので手間なし。
ハンバーグや餃子を作るハードルがグッと下がりました^^
注意点は、あまり強い力でこねないこと。
アイラップは他のビニール袋に比べて丈夫ではありますが、一点に力が加わりすぎると穴があいてしまいます。
食品を保存する
冷凍保存はもちろん、タッパーを出すほどでもない少量の食品の保存にもアイラップは便利。
タッパーに比べて冷蔵庫の中で場所を取らないので、隙間に置いておくこともできます。
あらかじめ1回分のお米を計ってアイラップに用意している、なんて人もいました^^
食品を湯煎調理する
他のビニール袋にできないアイラップならではのワザと言えば、湯煎調理ではないでしょうか。
アイラップの中に食材を入れて沸騰したお湯の中にイン。
耐熱温度が高いアイラップならではの調理方法ですね◎
耐熱温度が高いアイラップですが、鍋底にアイラップが触れると溶ける恐れがあります。
湯煎調理する際は必ず鍋底に耐熱皿を置きましょう。
電子レンジで加熱調理する(油分の多いものはNG)
例えば、水洗いしたブロッコリーをアイラップに入れて、電子レンジ600Wで2分加熱。
加熱後はアイラップに入れたまま水の中で冷ませば、火傷の心配なく簡単に茹でブロッコリーが完成します◎
わざわざお湯を沸かさなくても簡単に調理できるのは助かりますよね^^
蒸気を逃すため、アイラップを電子レンジで加熱するときは、必ず袋の口を少し開けてください。
ただ、電子レンジで調理できないものもあって
・ミートソース
・カレー
・肉料理
など油分の多いものはNG。
電子レンジで加熱することで高温になりやすく、アイラップの耐熱温度である120℃を超えることがあるんです。
意外と盲点なのが塩麹を使った調理。
塩麹は焦げやすく、アイラップ調理+電子レンジに使うと、高確率でアイラップが溶けます(焦げて溶ける)
冷凍していた食材を解凍するときも同様で、油分の多いものは別容器に移し替えて解凍しましょう。
まとめ:アイラップは冷凍すると臭いは多少ある
アイラップで冷凍すると臭い移りがあるかどうかまとめました。
結論から申し上げますと、アイラップでも多少臭い移りすることはあります。
アイラップは完全密閉できるわけではないため当然のことですが、少しショックですよね^^;
ただ、ポイントを押さえれば臭いを防ぐこともできるので、正しい冷凍方法をチェックしてみてください。