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外で食べる春巻きもいいけれど、自宅で好きな具材を巻いた春巻きもおいしいもの。
揚げたてを食べられるのは手作りならではですよね^^
春巻きに欠かせない春巻きの皮ですが、お店によっては春巻きの皮が売り切れていることもあります。
そんなとき、春巻きの皮を餃子の皮で代用できたら便利ですが、残念ながら餃子の皮では春巻きのような食感は出せません。
春巻きのパリッとした食感を求めるなら、春巻きの皮で作りましょう。
今回は、春巻きの皮を餃子の皮で代用することについて、また春巻きの皮と餃子の皮の違いについてまとめました。
春巻きの皮は餃子の皮で代用できる?
結論から申し上げますと、春巻きの皮は餃子の皮で代用できません。
餃子の皮で春巻きの具材を包んで揚げるレシピもあるため一見できそうにも思えるのですが、食べたときの食感が違います。
春巻きの皮を揚げるとパリッとした食感ですが、餃子の皮は揚げるとザクザクとしたしっかりした噛み応えのある食感になります。
これは春巻きの皮と餃子の皮の原材料が違うため。
食感の違いを分かったうえで春巻きの皮を餃子の皮で代用するのはありですが、春巻きのパリッと軽い食感を求めているなら代用はおすすめしません><
餃子の皮で具材を包んで揚げる調理法自体はおいしいので、別物と考えるといいでしょう。
春巻きの皮と餃子の皮の違い
春巻きも餃子も人気のある中華料理ですが、皮に関してはどんな違いがあるのでしょうか?
春巻きの皮と餃子の皮の違いである【原材料と水分量・製法】の2つについて比べてみました。
原材料と水分量の違い
春巻きの皮 | ・小麦粉+水+塩+油脂 ・水分量は粉に対して100~150% |
餃子の皮 | ・小麦粉+水+塩 ・水分量は粉に対して50% |
参考:大長軒食品工業
春巻きの皮も餃子の皮も、ベースとなる原材料は【小麦粉+水+塩】でほぼ同じ。
春巻きの皮には、伸びを良くし破れにくくするために油脂を入れていることも多いです。
また、春巻きの皮と餃子の皮には水分量にも大きな違いがあります。
餃子の皮の水分量が粉に対して50%なのに対し、春巻きの皮の水分量は粉と同量あるいはそれ以上。
春巻きの皮が餃子の皮に比べて薄くて大きいのは、水分の多い生地を広げているためなんですね。
製法の違い
春巻きの皮 | 混ぜ合わせた生地を鉄板に薄く広げて焼く |
餃子の皮 | 生地を捏ねて寝かせたあと、分割し円板状にのばす |
春巻きの皮は水分量が多くサラサラとしています。
この生地をどうやって乾燥させているかというと、クレープのように熱した鉄板の上に薄く広げて焼いているんですね。
製造工程で一度加熱しているため、実は春巻きの皮はそのままでも食べられるんです。
モチっとした食感を生かし、生春巻きを作るのに春巻きの皮を使うレシピも!
一方、餃子の皮は生地を捏ねて寝かせたあとに、分割しひとつずつ円盤状にのばして作ります。
何gに分割してどのくらいの大きさにのばすか、この工程で餃子にしたときの食感の差が出てきます。
厚めにのばしてモチっとした食べ応えのある餃子にしても良し、できるだけ薄くのばしてカリっと焼き上げるも良し。
餃子の皮も商品によってさまざまなので、いろいろ使い比べるとおもしろいですよ^^
春巻きの皮と餃子の皮の手作りレシピ
ここからは、春巻きの皮と餃子の皮を手作りするレシピを紹介します。
強力粉+塩+水といった自宅にあるもので作れますよ◎
春巻きの皮のレシピ
材料を混ぜたあとに生地を寝かせることで、のばしやすく扱いやすい生地になります。
すぐに火が通るので表面が乾いたらすぐにひっくり返すのがポイントです◎
餃子の皮のレシピ
強力粉に薄力粉をブレンドして作る餃子の皮のレシピ。
モチモチの食感は手作りならでは。
好みの大きさや厚さに成型してくださいね。
まとめ:春巻きの皮は餃子の皮で代用すると別物ができるが味はおいしい
春巻きの皮と餃子の皮の違いについて、また代用できるかどうかをまとめました。
春巻きの皮と餃子の皮は原材料こそほぼ同じですが、生地の水分量がまったく違います。
餃子の皮では春巻きの皮のパリッとした食感は出ないため、出来上がったものは別物の料理になります。
味はおいしいですが、春巻きの皮ならではの軽い食感を求めている人は代用はしないことをおすすめします。
春巻きの皮は自宅にあるもので簡単に作れます。
お店に売っていない・急に必要になったという人はぜひ手作りにチャレンジしてくださいね◎