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ポテトフライにコロッケにポテトサラダ。
じゃがいもを使ったメニューは豊富にあり、我が家でもじゃがいもを使う頻度は高いです。
じゃがいもはそのままでは固いので茹でる工程が必要ですが、そうなると気になるのはジャガイモはレンジと茹でるのどっちがいいの?ということ。
私は少しでも楽したいのでレンジで加熱派なんですが、レシピを見ると茹でる場合も結構多くて。
どんな違いがあるのか知りたいですよね。
そこで今回は、じゃがいもはレンジと茹でるのどっちがいいのか、またそれぞれの加熱方法をまとめました。
じゃがいもはレンジと茹でるのどっちがいい?違いと特徴を比較
じゃがいもはレンジと茹でるのどっちがいいの?と悩む人のために、それぞれの違いや特徴をまとめました。
結論から申し上げますと、レンジ加熱・茹でるそれぞれにメリットがあるので、どちらを選んでも大丈夫!
レンジ加熱した場合の特徴 | ・時間とガス代が節約できる ・皮付きのままだとビタミンCの残存率が最も高い |
茹でた場合の特徴 | ・じゃがいもの甘みが増す ・荷崩れが起きにくい |
じゃがいもはレンジ加熱だと栄養が逃げにくい
じゃがいもをレンジ加熱すると、茹でるよりも栄養が逃げにくいという特徴があります。
じゃがいもの栄養素であるビタミンCは水に溶ける性質を持っています。
そのため、茹でるとせっかくのビタミンCが流れ出てしまうんですね。
その点、レンジ加熱はほんの少量の水をまとわせるだけで、ビタミンCが水や湯に流れ出ることはほとんどありません。
たとえば、皮つきでまるごと電子レンジで加熱した場合、ビタミンCの残存率は95%。皮つきでまるごと茹でた場合は88%、皮をむいてまるごと茹でた場合は85%でした。
調理時間短縮のために1.5cmのさいの目切りで茹でてみたところ、ビタミンCの残存率は48%とおよそ半分に減っていました。
radikonews
レンジ加熱でおすすめは、皮付きのまま加熱すること。
するっと皮がむけるから楽なだけじゃなく、むけた皮は非常に薄く、皮と実の間にある栄養もしっかりと摂ることができるからです。
もうひとつ、レンジ加熱の特徴は時間とガス代が節約できるということ。
通常、じゃがいもを丸ごと茹でるとやわらかくなるまで20分ほどかかります。
ところがレンジ加熱の場合、かかる時間はおよそ3~5分。
大幅に時間とガス代を節約できますよね。
暑い夏に熱い火をグラグラ沸かさなくていいのも嬉しい^^
じゃがいもを茹でると甘みが増してホクホクになる
時間とガス代が節約できて栄養も逃がさない、なんてなると「茹でるよりレンジのほうが圧倒的にいい!」となりますよね。
でも、じゃがいもを茹でると、レンジ加熱では出せないじゃがいも本来のおいしさが味わえるんです。
秘密はじゃがいもが持つでんぷん質。
でんぷんはゆっくり加熱することで糖に変わり、じゃがいもをぐっと甘くします。
ポイントはゆっくり加熱すること。
レンジだと一気に加熱してしまいますが、水から茹でればじっくりと火を通すことができますよね。
コクのあるじゃがいもの味を楽しみたい人は、ぜひ茹でて調理しましょう!
じゃがいもをレンジで上手に加熱する方法
ここからは、じゃがいもをレンジで上手に加熱する方法を皮付き・皮なしの場合それぞれに分けて紹介します!
皮付きのじゃがいものレンジ加熱の方法
- じゃがいもは丸ごとさっと水にさらす
- ラップで全体を包む
- 耐熱皿にのせて600Wで3分加熱する(じゃがいも1個につき)
- 上下を返しさらに1分加熱して様子を見る
電子レンジ加熱したじゃがいもはするっと皮がむけるようになるので、いちいち皮をむくのはもったいない!
じゃがいもを皮付きのままレンジ加熱するときは丸ごとが鉄則です。
水分がないとうまく加熱できないので、必ず水にさらして濡れたじゃがいもをラップに包んでくださいね。
じゃがいもの大きさによって加熱時間は変わるので、まず3分加熱して竹串を刺して中までやわらかくなっているか様子を見てください。
固いようなら1分ずつ追加します。
じゃがいもは大きいものは1個ずつラップをしますが、小さいものはいくつかまとめてでも大丈夫です!
小さいじゃがいもを1個ずつラップしていたらラップがもったいないですもんね^^
皮なしのじゃがいものレンジ加熱の方法
- じゃがいもは皮をむき、用途に合わせた大きさにカットする
- さっと水にさらし、水けをきる
- 耐熱容器に重ならないように並べて、ふわっとラップをかけ600Wで2分加熱する(じゃがいも1個につき)
- 粗熱が取れるまでラップをしたままにして蒸らす
皮をむくついでにカットを済ませておけば、そのあとの調理が楽♪
カットの大きさは調理に合わせてなのでどんな大きさでもいいですが、全体の大きさを揃えることがムラなく加熱するポイントです。
私はポテトサラダを作るときは、いつも皮をむいてキューブ状にカットしたものを電子レンジで加熱しています。
皮付きのまま加熱する方法と同じく、じゃがいもに水分がないと焦げたりしてうまくやわらかくなりません。
さっと水にさらし、全体をぬらしてから電子レンジで加熱しましょう。
じゃがいもを上手に茹でる方法
じゃがいもを茹でるのであれば、圧倒的に皮付きのまま茹でるのがおすすめです!
じゃがいもは水から茹でてじっくり火を通すと甘みが増しますが、皮をむいて茹でてしまうとでんぷん質から変化した糖が水に流れ出てしまうんです。
栄養素であるビタミンCも流れ出るので、おいしさと栄養素の面から見ても、じゃがいもを茹でるなら皮付きのままにしましょう。
じゃがいもをおいしく茹でる方法はこちら↓
- じゃがいもはよく洗い、かぶるくらいの水と一緒に鍋に入れる
- 中火にかけてふつふつと沸いてきたら弱火にする
- 沸騰したらさらに弱火にして20分ほどそのままにする
- 竹串を刺して、少し抵抗があるけど中心まで刺さるぐらいになれば鍋から取り出す
参考:Foodie
おいしく茹でるためのポイントは2つ。
- 火加減は弱火をキープすること
- 予熱で火を通すので「少し固いかな」くらいで鍋から取り出す
火加減は弱火をキープすること
じゃがいもの甘さを引き出すために、じゃがいもは水から茹でてじっくり火を通すのが大切です。
まずふつふつと沸いてきたら火加減を弱め、さらに再び沸騰しそうになったら火加減は極弱火をキープ。
ぼこぼこと泡が出るくらい沸騰させると、中心に火が通る前に外側から火が入り固い食感になってしまいます。
予熱で火を通すので「少し固いかな」くらいで鍋から取り出す
じゃがいもを茹で始めて20分ほど経ったら、一度竹串を刺して茹で加減を確かめてください。
茹でたじゃがいもは氷水にさらすことはないので、鍋から取り出した後も予熱で火が通ってしまいます。
火が入りすぎて荷崩れを防ぐためにも、じゃがいもは竹串が入りながらも「少し固いかな」くらいの段階で鍋から取り出しましょう。
じゃがいもはレンジと茹でるのどっちもOK!上手に使い分けしよう
じゃがいもはレンジと茹でるのどっちがいいのか、それぞれの特徴をまとめました。
私はもっぱら時短で楽できるレンジ加熱派ですが、とっておきのじゃがいもが手に入ったときはおいしさが味わえる茹でる方法がいいなと感じました^^
どちらにもメリットがあるので、じゃがいもの種類や調理方法によって使い分けするといいですね。