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近頃ネットニュースやバラエティで、芸能人が「アニサキスに感染した」なんて話をよく聞きます。
「のたうち回るほど痛くて辛い」なんて聞くと「絶対アニサキスには感染したくない」…なんて思いますよね><
怖いのは、海を生態系にしている生き物であればアニサキスがいる可能性は少なからずあるということ。
私たちは回転寿司などで日常的にお寿司を食べますが、アニサキスがいない寿司ネタが気になりますよね。
そこで今回は、アニサキスが怖いと感じている人に向けて、アニサキスがいない寿司ネタやお寿司を食べるときのアニサキス対策をまとめました。
アニサキスがいない寿司ネタ
アニサキスがいない寿司ネタは、魚介類以外のもの。
また、アニサキスは加熱や冷凍で死滅します。
しっかりと加熱調理、あるいは-24℃で24時間以上冷凍された寿司ネタであれば、アニサキスに感染することはないでしょう。
具体的な寿司ネタはこちら。
魚介類以外の寿司ネタ | 玉子・いなり・かっぱ巻き・ハンバーグなど |
加熱調理してある寿司ネタ | 茹でエビ・茹でタコ・うなぎ・穴子・エビ天・イカ天など |
24時間以上冷凍された寿司ネタに関しては、お店ごとに種類も変わると思うのでここでは記載していません。
海に生きる生態系であれば100%アニサキスがいないとは言いきれないのが残念なところ。
少しでもアニサキスに感染する確率を下げたい…!という人は、上記で紹介した寿司ネタを選ぶのがおすすめです。
スーパーや回転寿司のアニサキスも怖いけど大丈夫?
一般社団法人アニサキスアレルギー協会では、アニサキスが寄生している魚について
宿主としてよく知られているのは、サバ、アジ、サケなどの大衆魚ですが、深海魚であるアンコウや、海面近くを泳ぐ表層魚などにも寄生することがわかっています。
寄生しない魚を探す方が難しいくらいです。
アニサキスって、いったい何者なんですか?
と記載しています。
アニサキスというと、サバ・アジ・サンマといった青魚やイカにいるイメージでしたが、実はどの魚にもいる可能性があるんです。
そうなると「アニサキスを避けたいならお寿司は食べられない」なんて思っちゃいますよね。
確かに、100%アニサキスがいない魚はこれ!と言いきることはできません。
ですが、スーパーや回転寿司ではできるだけアニサキスに感染しないよう、注意をはらっています。
- 魚はすぐに内臓を取り除くこと
- 目視でアニサキスを除去すること
- 切り身は24時間冷凍しアニサキスを死滅させること
スーパーや回転寿司としても、自社の魚を食べてアニサキスに感染したなんて事実は避けたいもの。
可能な限りアニサキスを除去したものを店頭に並べるようにしているので、そこまで怖がる必要はないと思います◎
消費者としてできることは、できるだけ新鮮な魚を選ぶことです。
鮮度が不安な魚は加熱調理して食べるようにしましょう。
また、アニサキスがよくいるとされる魚を買ったときは、食べる前にアニサキスがいないか自分でもよくチェックしてみましょう。
お寿司を食べるときのアニサキス対策としてできること
大手回転寿司チェーンでは、十分な目視検査やネタを冷凍して管理することで、アニサキスを除去するようにしています。
基本的にはそこまで気にする必要はありませんが、少しでもアニサキスの感染リスクを下げたい人はお店選びに気を付けるといいでしょう。
ポイントは、店内が清潔かどうか。
店内の清掃が行き届いていない店は人手不足が考えられます。
人手不足だと充分なアニサキス対策が取られていない可能性が高いため、心配な人はお寿司を購入するのは避けたほうがいいかもしれません。
また、養殖の魚介類は天然ものの魚介類に比べて、アニサキスのいる可能性が若干低くなります。
絶対にアニサキスを避けられるというわけではありませんが、寿司ネタを選ぶときは養殖ものを選ぶというのもひとつの手ではないでしょうか。
アニサキスがいない寿司ネタまとめ
アニサキスがいない寿司ネタは以下の通り。
- 玉子・いなり・かっぱ巻き・ハンバーグ・茹でエビ・茹でタコ・うなぎ・穴子・エビ天・イカ天
魚介類以外の寿司ネタ、あるいは加熱調理してある寿司ネタを選べば感染する心配はないでしょう。
スーパーや回転寿司では何重にもよる目視チェックや冷凍することでアニサキスを除去しています。
そこまで怖がる必要はありませんが、少しでもアニサキスの感染リスクを下げたい場合は、できるだけ新鮮な魚やお寿司を選ぶようにしましょう。