オリーブオイルで揚げ物をするとまずい?危険と言われる噂を調査

オリーブオイルで揚げ物をするとまずい?

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唐揚げやトンカツ、エビフライなど揚げ物に欠かせないものと言えば油。

サラダ油を使うのが定番ですが、まれにサラダ油を切らしていて揚げ物できるだけの量がないなんてときもありますよね。

オリーブオイルならあるけど…となったとき、気になるのはオリーブオイルで揚げ物をしたときにまずいのかどうか。

サラダ油を使った場合と仕上がりにどんな差があるのか知りたいですよね。


そこで今回は、オリーブオイルで揚げ物をするとまずいのかどうか、またオリーブオイルで揚げ物をするのが危険とされる噂についてもまとめました。

オリーブオイルで揚げ物をするとまずいの?

オリーブオイル

結論から申し上げますと、オリーブオイルで揚げ物をするとまずいなんてことはありません。

ただし、色の好みは人それぞれ。

オリーブオイルを食べなれていない人やオリーブオイル特有の風味が苦手なんて人はオリーブオイルで揚げ物をするとまずいと感じてしまうかも…。

オリーブオイルで揚げ物をすると独特の風味がつく

普段から揚げやトンカツなど揚げ物をしていて油の風味を感じることはないですよね。

それは揚げ油として使っている油が比較的クセのないものが多いから。

私たちの日常にもっともなじみのあるサラダ油は、味や香りがほとんどありません。

「サラダにそのままかけて使える」からサラダ油と名付けられたくらい、加熱せずともそのままでも食べやすいのが特徴なんです。


一方、オリーブオイルはサラダ油にはない独特の味と香りがあります。

オリーブオイルの種類や商品によって味や香りの濃さは変わりますが、原料となるオリーブの実自体に味があるので【オリーブオイル】として販売されているものは少なからず独特の風味があると考えていいでしょう。


オリーブオイルはこの独特の風味がおいしさの決め手ではありますが、普段無味無臭のサラダ油に慣れていると違和感を感じるかもしれません。

オリーブオイルで揚げ物をするのが少ない理由

オリーブオイルの産地でもあるイタリアでは日常的にオリーブオイルを調理に使っています。

なぜ日本ではオリーブオイルで揚げ物をするのがあまり浸透していないのか、理由にオリーブオイルがサラダ油に比べて高価なこともあるんじゃないかと思います。


私自身オリーブオイルは大好きで家に常備していますが、揚げ物に使うのはもっぱらサラダ油。

サラダ油が1000mlで398円ほどで買えるのに対し、オリーブオイルは安価なものでも300mlで500円ほどするんですよね。

揚げ物だと少なくとも底から1㎝ほどは油を入れなきゃいけないですが、もったいなくてオリーブオイルは使えません^^;

オリーブオイルの値段はピンキリですが、日本ではサラダ油より安いものって見ない気がします…。

一方、イタリアでのオリーブオイルの価格を調べてみると1000mlで10ユーロのほどのものが豊富に販売されているそう(それでもサラダ油に比べると高いですが…)。

日常的にオリーブオイルが使いやすい価格なんですね。


日本でもオリーブオイルの値段がお手頃になれば、イタリア料理以外の家庭料理にオリーブオイルを使う人が増えるんじゃないでしょうか。

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オリーブオイルで揚げ物が危険っていう噂があるけど本当?

オリーブオイル

オリーブオイルで揚げ物をするのは危険という噂がありますが、これにはオリーブオイルの発煙点が関係しています。

発煙点とは?

油を長時間熱することで煙が発生する危険性のある温度のこと

オリーブオイルの中でも、エキストラバージンオリーブオイルの発煙点が低くなっています。

エキストラバージンオリーブオイル160℃
サラダ油(キャノーラ油)204℃

参考:beauty oil kitchen

通常、揚げ物は油の温度を170℃以上にして揚げていきますよね。

エキストラバージンオリーブオイルを揚げ油に使うとモクモクと煙が発生してしまうことから、【オリーブオイルで揚げ物は危険】という風に言われるようになったんですね。


ちなみに、エキストラバージンオリーブオイルよりも安価なピュアオリーブオイルであれば発煙点はサラダ油と変わりないとされています。

オリーブオイルを揚げ物に使うときは、高温にならないよう低温でじっくり揚げる、あるいはピュアオリーブオイルを使うと安心して調理できますよ◎

オリーブオイルが向いている料理

オリーブオイル

オリーブオイルが揚げ物にも使えるように、実はどんな料理にも使えるのがオリーブオイルの強み。

安価で使いやすいピュアオリーブオイル、風味がいいエキストラバージンオリーブオイルのそれぞれに向いている料理を紹介します!

ピュアオリーブオイル
エキストラバージンオリーブオイル
  • 揚げ物油として使う
  • 炒め物油として使う
  • ドレッシングにする
  • ソースにする
  • パンをつけて食べる
  • ヨーグルトやグラノーラにかけて食べる

ピュアオリーブオイルは値段がお手頃なため、サラダ油の代用として日常的な調理に使いましょう。


一方、エキストラバージンオリーブオイルは加熱するとせっかくの風味が飛んでしまいます。

加熱しないでそのまま食べるのがおすすめ!

新鮮なエキストラバージンオリーブオイルはフルーティな香りがしてくどくなく、そのまま食べることでおいしさをダイレクトに味わえますよ^^

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まとめ:オリーブオイルで揚げ物をするとまずくないが独特の風味がある

オリーブオイルで揚げ物をするとまずいとされるのは、オリーブオイルに独特の風味があるため。

無味無臭のサラダ油に慣れていると、最初のうちはオリーブオイルがまずいと感じてしまう人もいるでしょう。

ですが、イタリアではオリーブオイルは日常的に使われており、揚げ物もオリーブオイルで揚げるのはめずらしいことではありません。

エキストラバージンオリーブオイルを使わないのであればオリーブオイルで揚げ物をするのが危険なんてこともないので、安心して使ってくださいね。

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