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目玉焼きといえば熱したフライパンで焼くだけで完成する料理。
簡単に作れますが、目玉焼きのレシピを検索してみると水を入れて作るものもありますよね。
そうなると気になるのは目玉焼きに水を入れる理由。
なぜわざわざ目玉焼きに水を入れるのでしょうか?
そこで今回は、目玉焼きに水を入れる理由についてまとめました。
目玉焼きに水を入れるのと入れなう場合で仕上がりがどうなるか、実際に試してみたのでぜひチェックしてみてください!
目玉焼きに水を入れる理由は?
目玉焼きに水を入れる理由は2つ。
- 早く火を入れるため
- 白身をしっかりと加熱するため
目玉焼きに水を入れるときは必ずフタをして焼き上げます。
これは目玉焼きを蒸し焼きにするため。
目玉焼きに水を入れても、フタをしないと水を入れる意味がありません。
そして、目玉焼きは蒸し焼きにすることで普通に焼くよりも早く火が入ります。
フタをすることで熱がこもるからですね。
「じゃあ水を入れないでフタをすればいいんじゃ?」と思うかもしれませんが、そうすると目玉焼きが焦げてくる恐れがあるんです。
また、蒸し焼きにすることで目玉焼きの上側にも火が入ります。
白身をしっかりと加熱することができるため、「目玉焼きで白身がドロッとしてるのが苦手…」という人は水を入れて作るのがぴったりでしょう。
目玉焼きは水を入れないでも作れる
目玉焼きに水を入れる理由は、早く白身をしっかりと加熱するため。
ですが、基本的には目玉焼きは水を入れないでも作れます。
マヨネーズで有名なキユーピーは「目玉焼きの基本レシピ」として
焼くときに水を入れない理由
水を入れると、卵本来の味が損なわれ、水っぽくなります。
フタをしない理由
フタをすると黄身の表面にある白身の薄い膜が熱で固まってしまい、見た目が白っぽくなります。
キユーピー
と記載しています。
目玉焼きの味と見た目を重視する場合、目玉焼きは水を入れないで作ったほうがいいということでしょう。
ただ、実際には目玉焼きを水を入れる・入れないで作るとどれくらい違いがあるのか気になりますよね。
次の項目では、目玉焼きを作って仕上がりの差をチェックしていきたいと思います。
目玉焼きに水を入れるのと入れない場合の仕上がりの差
目玉焼きは水を入れるのと入れない場合、どんな仕上がりの差が出てくるのでしょうか?
実際に目玉焼きを作って試してみました。
- 焼き時間はどちらも中火で3分
- 水を入れるほうは大さじ1杯の水を入れたらすぐにフタをして蒸し焼きにする
上記の条件でそれぞれ作った目玉焼きがこちら↓
左が目玉焼きに水を入れて作ったもの、右が水を入れずに作ったものです。
同じ火加減・焼き時間であっても、水を入れたほうは蒸し焼きにしていた分全体的に火が通っています。
分かりやすいのが白身の部分。
水を入れずに作ったものは、白身が生に近い状態の部分がありドロッとしているのが分かりますよね。
水を入れて作った目玉焼きを箸で割った様子がこちら↓
多少黄身が流れてきますが、フチの方はちょうどいい半熟具合です◎
ちなみに、水を入れないで作った目玉焼きを箸で割ってみると
だいぶ黄身が流れ出てきてしまいました。
ただ、目玉焼きの仕上がりは好みもあるので、トロトロが好きな人は水を入れないで作ったほうがいいかもしれませんね。
水を入れて作るとどうしても目玉焼きの表面は白くなります。
私は自分で食べる分には気にならないのですが、目玉焼きのきれいな黄色を生かしたい場合は水なしで作ってみてくださいね!
目玉焼きの基本の作り方
ここからは目玉焼きの基本の作り方を紹介します。
なんとなくで作ってる目玉焼きも、一度基本を見直してみると新しい発見があるかもしれませんよ^^
- 卵は一度ボウルや器に割る
- 中火に熱したフライパンに薄く油をひき卵をそっと入れる
- 火加減は弱火にし、黄身が好みの固さになるまで焼く
きれいな目玉焼きを作るポイントは、卵を一度ボウルや器に割っておくこと。
直接フライパンに割り入れると、殻が入ったり黄身が崩れてしまう原因になります。
また、卵はそっと入れることで黄身の薄い膜が潰れるのを防ぎます。
黄身の周りの薄い膜が潰れると黄身のトロっとした食感が失われてしまうので、優しくフライパンに流し入れましょう。
あとは、目玉焼きを好みの固さになるまで焼くだけ。
焼き加減の目安はこちら↓
半熟 | 弱火で5分 |
黄身の中央だけが半熟 | 弱火で8分 |
固焼き | 弱火で12分 |
私はパンと合わせるときは半熟、ご飯と合わせるときは黄身の中央だけ半熟と焼き加減を変えています。
紹介した以外にも、時間を少しずつ調整し好みの焼き加減を見つけても楽しいですね^^
まとめ:目玉焼きに水を入れる理由は蒸し焼きにして早くしっかり火を通すため
目玉焼きに水を入れる理由は、蒸し焼きにするため。
目玉焼きは蒸し焼きにすることで早くしっかりと白身にまで火が入ります。
見た目が白くなる・卵の味が薄くなるという難点もあるため、必ずしも目玉焼きに水を入れないといけないわけではありません。
自分の好みの仕上がりで作り方を使い分けてくださいね。