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から揚げや天ぷらにトンカツ、揚げ物は家族みんなが好きなメニューなのでよく作ります。
ただ、面倒なのは揚げ物が終わったあとの油の処理。
大量に残った揚げ物の油、鍋に入れたまま翌日に使えたら嬉しいですよね。
そんなとき気になるのは、油の酸化。
鍋に入れたままの油を使っても体に異変はないのでしょうか?
そこで今回は、揚げ物の油を鍋に入れたまま翌日に使うことについて、また油の保管方法や使い回しについてもまとめました。
揚げ物の油を鍋に入れたまま翌日に使うことはできる?保管方法
揚げ物の油は鍋に入れたまま翌日も使えます!
実際に、私は揚げ物をしたら翌日も続けて同じ鍋で揚げ物をしています。
揚げ物の油を翌日も使うかどうかは個人の考えによる
揚げ物をするときに毎回新鮮な油を使ったほうがおいしくなるのは事実。
油は空気や光・熱に触れることで酸化します。
酸化した油は油臭い嫌なにおいがするだけでなく、揚げ物や料理をこってりと重たい仕上がりにしてしまいます。
新鮮な油と酸化した古い油で揚げ物をすると、違いがよく分かるはず。
ただ、油は【空気・光・熱】に触れることが原因で酸化するので、普通に油を保管しているだけでも少しずつ油は酸化していってるんですね。
個人的な考えになりますが、容器に入れていたとしても酸化するんだから1日くらい鍋に入れたままでも大丈夫なんじゃないかな、と^^;
実際に、私は鍋に入れたままの油を翌日に使用していますが、特に味の変化は感じられません。
もちろん、酸化は進んでいるので全く変化がないことはないのですが、揚げ物の油を鍋に入れたまま翌日も使えるかどうかは個人的な考えが大きいと思います。
鍋に入れたままの油の保管方法
たった1日ですが、できるだけ油の酸化するスピードは抑えたいですよね。
そのためには鍋に入れたままであっても適切に油を保管する必要があります。
ポイントは2つ。
- 油の中のカスは取り除く
- 鍋にフタをして空気に触れないようにする
油の中に衣のカスなどを入れたままにしておくと、油が傷む原因になります。
翌日も同じ揚げ物をするとしても、いったん油の中に残ったカスは取り除いてきれいな状態にしておきましょう。
油は空気・光・熱によって酸化するもの。
鍋にフタをしてできるだけ空気を遮断しましょう。
可能であれば、冷蔵庫に入れて翌日まで保管します。
鍋が大きく冷蔵庫に入らない場合は、コンロのそばを避けてできるだけ涼しい場所に置いてくださいね。
関連記事:酸化した油を食べるとどうなる?見分け方や対処法を調査
揚げ物の油を使い回しする回数や日数の目安
揚げ物の油って一度に大量に使うし、1回で処理してしまうのはもったいないですよね。
そうなると、気になるのは揚げ物の油を使い回しできる回数ですよね。
揚げ物の油が何回使えるかというのは、油の酸化の進み具合によって変わります。
- 油臭い嫌なにおいがする
- 油の色が濃くなる
- 油がドロッとしてくる
- 揚げ物をしたときに細かい泡が出てなかなか消えない
上記4つのポイントは、油の酸化が進んでいる状態。
1つでも当てはまる油は、食べると気分が悪くなったり体に異変が出る恐れがあります。
揚げ物の油は適切に保存すれば、1回使いまわしたぐらいではそこまで酸化が進みません。
ですが、2~3回も繰り返し使えば何らかの異変は出てくるはず。
揚げ物は油の影響を受けやすいので、できれば2回まで、多くても3回使いまわした油は処分しましょう。
揚げ物の油を使い回しする場合の保存方法
揚げ物の油を使いまわすのであれば、保存方法が大切です。
- 油の中に残っているカスを取り除く
- オイルポット、なければ耐熱性の容器に冷めた油を入れる
- しっかりフタをして冷暗所で保存する
油こしがセットになっているオイルポットを使えば、カスを取り除くのも簡単◎
揚げ物をよくする家庭なら持っておいて損はないと思います^^
オイルポットは耐熱性のものがほどんどなので熱いまま油を入れても大丈夫ですが、自宅にある容器を使う場合は念のため冷めてから油を入れてください。
耐熱性であってもものによって耐熱温度は違うので、容器が変形することも。
私は以前タッパーに油を入れて容器を溶かしてしまったことがあります^^;
空気に触れないようフタをしますが、フタがなければラップでも大丈夫!
しっかり密閉できていれば冷蔵庫に入れる必要はありませんが、虫が寄ってくるのが心配な人は冷蔵庫での保管をおすすめします。
まとめ:揚げ物の油を鍋に入れたままにしても保管法によっては翌日も使える
揚げ物の油は鍋に入れたまま翌日も使うことができます。
少しでも油が酸化しないよう、カスは取り除く・フタをして冷暗所で保管するのを忘れずに。
揚げ物の種類やもとの油の状状態によっては、一度でも油に異変が出ることもあります。
体のためにも、色が濃くなったり粘りが出てきた油は処分しましょう。