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大葉と同じ紫蘇科の植物である赤しそ。
そのまま食べることは少ないですが、ご飯のお供である梅干し作りには欠かせません。
最近では赤しそをで作るしそジュースも、さわやかな香りと甘酸っぱさで人気がありますよね。
そんな赤しそですが、1年を通しての販売時期はごくわずか。
タイミングを逃すと赤しそが来年までお預けなんてこともあるんです。
そうならないよう、事前に赤しその販売時期はしっかりとチェックしておきたいですね。
そこで今回は、赤しその販売時期や売ってる場所、また赤しその保存方法をまとめました。
赤しその販売時期
赤しその販売時期は6月の終わりごろから7月の終わりごろまで。
初夏の時期にだけ収穫・販売される野菜で、赤しそが店頭に並びだすと「夏がきたな」と実感できますね。
赤しその収穫自体は8月の上旬ごろまで続くのですが、確実に赤しそを手に入れたいなら7月の半ばまでには買っておくのがいいでしょう。
というのも、赤しそはそのまま食べることはほとんどなく、多くが梅干しやしそジュースなどに加工するために使われます。
梅干しやしそジュースを作り始めるのは7月がピーク。
それ以降は赤しその需要も減るため、だんだんと市場に出回らなくなってしまいます。
7月まではスーパーでも手に入れやすい赤しそですが、7月の半ばにも入るとなかなか手に入れにくくなります。
あまり早く手に入れすぎても赤しその香りが飛んでしまいますが、遅くとも7月までに見かけたら買っておくのがおすすめです!
赤しそが売ってる場所
次に赤しそが売ってる場所を3つ紹介します。
- スーパー
- 道の駅
- 百貨店の青果売り場
スーパー
手っ取り早く赤しそを買おうと思ったらスーパーが一番。
赤しそは季節野菜なので、スーパーの中でも入り口付近の目立つ場所に置いてあります。
また、いつものスーパー内に梅干しやしそジュースを手作りするためのコーナーができていないかチェック!
専用の容器や氷砂糖と一緒に赤しそが置いてあることは多いので、特設売り場を探してみてくださいね。
道の駅
赤しそを買うのにおすすめなのが、産直販売のある道の駅。
卸売市場を通していないので、新鮮な赤しそを手ごろな価格で買うことができます。
私の実家近くにも道の駅がありますが、赤しその季節になるとたくさんの赤しそが店頭に並んでいるのを発見できます。
赤しその使い道が書かれたレシピなどが入ってるのも道の駅ならではですね。
百貨店の青果売り場
季節感を大切にする百貨店。
スーパーよりも早く赤しそが手に入りやすいのが特徴です。
百貨店に並ぶ赤しそは値段も高めですが、その分選別が厳しく見た目にもきれいなものが多いです。
きれいな赤しそが欲しいという人は百貨店の青果売り場を探してみてくださいね。
赤しそを長持ちさせる保存方法
販売期間が限られているのに加え、一度に大量に使うことからなかなか新鮮な赤しそは手に入れにくいのが現状です。
だからこそ、状態のいい赤しそを発見したらぜひ買っておいてほしいのですが、赤しそは香りが飛びやすくしなびやすいのが難点。
すぐに使わないのであれば適切に保存しておく必要があります。
ここからは、赤しそを長持ちさせる保存方法を3つ紹介します。
茎や枝が付いた赤しそは水を張った容器に入れて保存
赤しそでも茎や枝が付いたものがありますよね。
その場合、茎や枝は切り取るとそこから傷み始めるので、保存は茎や枝を付けたままにしましょう。
背の高いコップ、あるいは量が多いならバケツに水を張り、赤しその茎や枝だけが浸かるようにします。
常温保存でも構わないので、風通しのいい涼しい場所に置いてくださいね。
葉だけの赤しそは冷蔵保存
茎や枝のついていない葉だけの赤しそがある人はこちらの方法で保存します。
- キッチンペーパーを水でぬらす
- 赤しそをのせてキッチンペーパーで包む
- キッチンペーパーごとジッパー付きの袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で保存する
保存期間は約5日間。
3日に1回はキッチンペーパーを新しいものに交換することで、より赤しそを新鮮なまま保つことができますよ。
長期間日持ちさせたいなら塩もみして冷蔵保存
赤しそが大量にある・1週間以上日持ちさせたい人は塩もみしてから冷蔵保存しましょう。
保存期間は約2週間です。
- 赤しそは水洗いしたあと乾燥させ、葉の部分だけに分ける
- 赤しその重量に対して20%の塩を用意する
- 塩の半量を赤しそに揉みこみ、出てきた水分を絞る
- 残りの塩をさらに赤しそに揉みこみ、水分を絞って捨てる
- ジッパー付きバッグに入れて空気を抜いて口を閉じてから冷蔵庫に入れる
塩を2回に分けて揉みこむのは、赤しそのアクをしっかりと取り除くためです。
約2週間日持ちするので赤しそを長期保存したい場合には最適ですが、塩もみするためしそジュースに使うことはできません。
香りが命のしそジュースはやはり新鮮な赤しそを使ってこそおいしさに繋がるもの。
短い期間しか味わえないというのも、季節を感じる贅沢のひとつとしてありなのかもしれませんね。
赤しその販売時期と売ってる場所まとめ
赤しその販売時期と売ってる場所をまとめました。
だいたい6月の終わりごろから店頭に並び始める赤しそ。
収穫自体は8月まで続いても、使い道が限られているためそれより早く7月の半ばを過ぎるとなかなか手に入れにくくなってしまいます。
スーパーの手作り梅干しコーナーや道の駅、百貨店の青果売り場などをよくチェックし、早めに手に入れるのをおすすめします!