この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
米麹甘酒の手作りレシピを見ていると、作り方が2種類あることに気付きます。
ひとつは水と米麹だけのシンプルなレシピ。
もうひとつが、水と米麹のほかにご飯も入れるレシピです。
材料は少ないほうが作るのが簡単そうですが、そこで気になるのは甘酒にご飯を入れる理由。
米麹だけで作った甘酒との違いは何なのでしょうか?
今回は、甘酒にご飯を入れる理由やご飯を入れない甘酒との違いについてまとめました。
甘酒にご飯を入れる理由
甘酒にご飯を入れる理由は2つ。
- 少ない米麹の量で甘酒を作ることができるから
- ご飯の粒の食感を出すことができるから
少ない米麹の量で甘酒を作ることができるから
米麹甘酒を作るときに欠かせないのが米麹。
米麹は今ではスーパーでも売っているので手に入れやすいですが、100gあたり100円ほど値段がします。
米麹だけで甘酒を作るとなるとそれなりに米麹を入れる必要があるのですが、たくさん甘酒を飲むとなると米麹もすぐになくなってしまいます。
そこで、米麹だけでなくご飯も入れて甘酒を作る方法が考えられたんです。
ご飯ならどの家庭にもきっとある食材。
ご飯を入れて作ることで、一度の甘酒作りに使う米麹の量が約半分に抑えられることに。
よりお金をかけずにおいしい甘酒作りができるようになったというわけです。
ご飯の粒の食感を出すことができるから
甘酒にご飯を入れて作っている人の一番の理由はこちらかもしれません。
甘酒にご飯を入れるとご飯の粒々の食感が残ります。
粒々の食感は米麹だけで作った甘酒にはない、特別なもの。
好みではありますが、このご飯粒の食感が好きで甘酒にご飯を入れて作る人も多いです。
飲みごたえが増すので、朝食やデザートとして甘酒の飲む人におすすめです^^
甘酒にご飯を入れない場合の違い
甘酒はご飯を入れないで米麹だけでも作ることができます。
ご飯を入れて作る甘酒・入れないで作る甘酒の2つの違いを比較してみました。
甘酒にご飯を入れないで作った場合、ご飯の粒々の食感がないのが大きな違いとなります。
とろりとした液体はそのまま飲むだけでなく、甘酒を料理やお菓子作りに使うときにも使いやすいと思います。
アレンジのしやすさは甘酒にご飯を入れないほうがいいと言えるでしょう。
また、ご飯が入っていない分出来上がった甘酒に含まれる麹の量が多くなります。
その分原価も高くなってしまいますが、麹の栄養素をたっぷり取ることができるのも麹だけで作った甘酒。
初めて甘酒を作る人は、まずは甘酒にご飯を入れないで作って、米麹本来の香りや甘みを味わってみるのもいいかもしれませんね^^
甘酒にご飯を入れる作り方
甘酒にご飯を入れる作り方はこちら◎
- 材料(作りやすい分量)
- 米麹:100g
炊き立てのご飯:150g
水:300ml - 作り方
- ①炊き立ての熱いご飯に水を入れて、ご飯のかたまりがなくなるまでよくほぐす
②水の温度が60℃になるまで待つ(温度計を使って温度を確認する)
③60℃ほどになったら米麹を加えて、ご飯と米麹が均等にバラバラになるように混ぜる
④炊飯器の内釜に③を入れて、保温モードに設定する。フタを少し開けたり、間に布巾をはさむなどして温度を60℃に保つ
⑤ときどき温度を確認しながら混ぜる
⑥5~6時間待てばできあがり
参考:かわしま屋
ときどき炊飯器の中を混ぜてあげると甘みが増します。
炊飯器だと温度を調整するのが大変ですが、60℃をキープできるように気を付けましょう。
温度が70℃を超えてしまうと、麹の持つ酵母や酵素が死滅してしまいます。
酵素の働きがなくなると栄養素が減るだけでなく、お米のデンプン質がブドウ糖に分解されず甘みが出なくなってしまうことも><
温度調整が難しい場合は、ヨーグルトメーカーを使うともっと簡単に確実に甘酒を作ることができますよ!
甘酒にご飯を入れる理由まとめ
- 甘酒にご飯を入れる理由は、少ない米麹で甘酒を作るため・ご飯の粒の食感を残すため
- 甘酒にご飯を入れないで作ると、米麹本来の香りや甘みを味わうことができる
- 甘酒にご飯を入れて作るときは、炊き立てのご飯を使うと作りやすい
ご飯の粒々の食感が残った甘酒は、飲みごたえが増してデザートの代わりにもできちゃいます。
他の料理やお菓子にアレンジしやすいのはご飯を入れないで作った甘酒なので、好みや用途に合わせて甘酒を作ってみてください。