この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
ほどんどの野菜や果物は買ってきたらすぐに食べられますが、アボカドはそうもいきません。
売られているアボカドはまだ固く熟していないことが多く、自宅で食べ頃になるまで保存しておくということも多いでしょう。
常温保存が基本のアボカドですが、必ずしも冷蔵保存がダメなわけでなありません。
「アボカドを冷蔵庫に入れてしまった」と焦るかもしれませんが、状態を見てて慌てず対処すれば大丈夫◎
今回は、アボカドを冷蔵庫に入れてしまったときの対処法について、またアボカドの保存のコツや食べ頃を見極めるポイントをまとめました。
アボカドを冷蔵庫に入れてしまったらどうしたらいい?
アボカドを冷蔵庫に入れてしまったとき、まずは冷蔵庫の温度をチェックしましょう。
アボカドを入れていた冷蔵庫の温度が5℃以下であれば、すぐにアボカドは冷蔵庫から出してください。
冷蔵庫から出してしばらくするとアボカドが結露してくることがありますが、その場合キッチンペーパーなどで結露を拭き取ってくださいね。
結露がついたままにしておくと、アボカドがカビてしまったり傷む原因になります。
なぜアボカドを5℃以下の冷蔵庫から出すかというと、アボカドは温度の低い場所に置いておくと【低温障害】を起こすからです。
低温障害とは、野菜を低い温度で保存することで野菜に何かしらの異変が起こること。
アボカドの場合は変色したり、実が筋っぽくなってしまいます。
スーパーで売られているアボカドの様子を思い出してみてください。
冷蔵コーナーではなく常温に並べられていますよね。
アボカドの保存に適した温度は5℃以上27℃未満なので、冷蔵庫に保存するとしても温度が5℃以上の場所を選びましょう。
アボカドの保存のコツ
アボカドは状態によって保存方法を変えることがおいしく食べるために大事なコツです。
- 完熟前のアボカド
- 完熟して食べ頃のアボカド
それぞれのアボカドの詳しい保存方法をチェックしていきましょう。
完熟前のアボカドの保存方法
完熟前のアボカドは常温においておくことで追熟させることができます。
直射日光のあたらない涼しい場所にアボカドを置いておきましょう。
アボカドの状態にもよりますが、約4~5日で追熟が完了します。
アボカドは15℃以上で追熟をはじめ、27℃前後の高い室温になると一気に追熟が進んでしまいます。
やわらかくなりすぎることもあるので、気温が高い季節はこまめにアボカドの様子をチェックしてくださいね!
完熟して食べ頃のアボカドの保存方法
完熟して食べ頃になったアボカド、まだ食べないのであれば冷蔵庫で保存することでこれ以上追熟するのを防げます。
その際、冷蔵庫内の温度が低い冷蔵室ではなく野菜室にアボカドを入れるのがポイント。
野菜室は8℃前後の温度なので、アボカドを低温障害にさせることなくそのままの状態をキープできます。
冷蔵庫でアボカドを保存するときは、乾燥しないようにビニール袋に入れてくださいね。
アボカドを早く追熟させたい場合の保存方法
アボカドは常温においておけば4~5日で追熟します。
でも「できるだけ早くアボカドを追熟させたい!」というときもありますよね。
そんなときは、アボカドをエチレンガスを発生させる果物と一緒に入れておきましょう。
エチレンガスを多く発生させる果物はこちら↓
- リンゴ
- メロン
- バナナ
- パッションフルーツ
エチレンガスがアボカドの追熟を早めてくれます。
ビニール袋の中に上記の果物とアボカドを入れ、風通しのいい涼しい場所におけばOK。
2~3日でアボカドがやわらかく食べ頃になってきますよ!
アボカドの食べ頃
アボカドの食べ頃は、見た目と触感で見極めましょう。
食べ頃のアボカドの見た目 | ・全体的に皮が黒くなっている ・ヘタが取れている、あるいは簡単にヘタが取れる |
食べ頃のアボカドの触感 | ・軽く押すと弾力を感じる ・全体にハリがある |
まだ熟していないアボカドは、皮が鮮やかなグリーン色。
追熟していくうちに黒い斑点が現れ、完熟したころには全体が黒くなっています。
また、触ったときにハリがあって弾力があるのも完熟したアボカドの特徴。
シワが出てきているアボカドは完熟が進みすぎているので、シワが出てくる前に食べきってしまいましょう。
お店によってはアボカドに「食べ頃」のシールが貼ってあることも!
食べ頃を見極めるのが難しいアボカドだから、あらかじめプロが目利きして教えてくれるのは助かりますね^^
食べ頃シールの貼ってあるアボカドは今が一番おいしいとき。
家で追熟させずに買ってきたその日に生で食べるのがおすすめです^^
まとめ:アボカドを冷蔵庫に入れてしまっても対処すれば大丈夫
アボカドは基本的に常温で保存するもの。
5℃以下の温度になる冷蔵庫での保存は、低温障害を引き起こすためよくありません。
ですが、もし5℃以下の冷蔵庫に入れてしまっても取り出せば大丈夫。
1日くらいであればすぐにアボカドに低温障害が起こることもないでしょう。
アボカドの食べ頃は、見た目と触感の2つでチェック。
一番おいしいときを見逃さないようにしましょう!