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ベーコンエッグやBLTサンド、ベーコン巻きなど、ベーコンはいろいろな料理によく合います。
ベーコンがプラスされるとなんだかテンションが上がる仕上がりに^^
特にカリカリに焼いたベーコンは最高です♪
「焼いて食べるもの」というイメージのあるベーコンですが、実は生で食べられるんです。
ただ、中には生で食べられないベーコンも。
加熱しなきゃいけないベーコンとそのまま食べられるベーコン、違いは何なのか気になりますよね。
そこで今回は
- ベーコンは生で食べられる?
- 生で食べられるベーコンと加熱するベーコンの見分け方
2つについてまとめました。
ベーコンは生で食べられる?
ベーコンは「加熱して食べるもの」というイメージが強いですが、実は生でも食べられます。
ベーコンは『加熱食肉製品』。
工場での製造過程の中で十分に加熱されているので、そのまま食べても大丈夫なんです◎
一般的なベーコンの製造工程を見ていきましょう。
- 原材料となる豚肉の余分な脂身などを取り除いて、きれいに成形する
- 食塩や調味料を溶かした液に漬け込む(塩せき)
- 豚肉を燻えん・加熱する
- 冷蔵庫で素早く冷却して、微生物の繁殖を防ぐ
- スライスして包装する
会社によってベーコンの製造工程は微妙に変わってきますが、豚肉は③の燻えんの工程(スモークさせる)でしっかりと中まで加熱されます。
製造工程でしっかりと加熱されているので、ベーコンは生で食べても問題がないんですね^^
ベーコンと同じ『加熱食肉製品』であるハムは、加熱して食べる人もいれば生のまま食べる人も多いですよね。
「加熱しないでそのまま食べるのが一番おいしい」なんて言う人もいるくらいです。
ベーコンだって生で食べられるのに、生で食べない人が多いのは見た目が関係しているようです。
主に豚バラ肉を原料に作るベーコンは、「見た目が生肉のように見える」という人もいます。
生肉を食べるようで抵抗があって、ベーコンを生で食べようとは思わないのかもしれませんね。
生で食べられるベーコンと加熱するベーコンの見分け方
生で食べられるベーコンと加熱が必要なベーコンの見分け方は、『加熱食肉製品』の表示があるかどうかです。
日本にはベーコンを製造販売している会社がいくつかあります。
国産のベーコンは
- 製造工程で加熱すること
- 加熱済みであったら、『加熱食肉製品』の表示をつけること
が義務付けられています。
ベーコンを加熱しないでそのまま食べたい!というときは、表示を確認するのが一番分かりやすいと思います。
国産ベーコン以外に、外国産のベーコンや自家製のベーコンなどもあります。
外国産のベーコンは、日本のベーコンと製造基準が違うために、加熱が必須かどうか分かりません。
製造工程が違う外国産のベーコンは、確かな情報が得られない限り生で食べるのはやめておきましょう。
自家製のベーコンも、温度管理や衛生管理が工場とは違うので、生で食べても大丈夫とは断言できません。
自己責任にはなりますが、自宅で生食もできるベーコンを作るのは至難の業。
自家製ベーコンも、加熱しないで食べるのはおすすめできません。
生で食べられるイタリアのベーコン、パンチェッタ
生ベーコンとも言われる、イタリア生まれのパンチェッタは『非加熱食肉製品』。
加熱はされていないものの、乾燥を強化する等で安全な状態に加工し、生のまま食べられる食品のことです。
パンチェッタは燻製されていないために、ベーコンに比べて柔らかい食感とピンク色の見た目が特徴。
基本的に生のまま加熱しないで食べるパンチェッタは生のベーコンの代表格ではないでしょうか。
ベーコンを生で食べるならショルダーベーコンがおすすめ
ショルダーベーコンのような脂身が少ないベーコンは、生で食べてもハムに近いようなくちどけで食べやすいですよ◎
ショルダーベーコンは、サラダやカプレーゼのトッピングにするのがおすすめです◎
サンドイッチにそのまま使うのもいいですね^^
反対に、豚バラで作ったベーコンは、そのまま食べると脂肪分が固まった状態。
好みにはなりますが、食べられるけど、固まった脂が気になっておいしくはないかな…という感じ。
私も一度生のままベーコンを食べたことがありますが、「加熱したほうがいいな」と思いました^^;
豚バラのベーコンは加熱することで脂肪分が溶け出しておいしくなります。
カリカリに焼いたベーコンエッグとか最高ですよね♪
好みでベーコンを使い分けると、料理のバリエーションが広がりそうですね。
まとめ:ベーコンは生で食べられるのと食べられないものがある
- ベーコンは製造過程で加熱されているので、生で食べても大丈夫
- ベーコンが生で食べても大丈夫か判断するには、『加熱食肉製品』の表示があるかどうかで判断する
- 外国産のベーコンや自家製のベーコンは、製造工程や衛生管理が確認できないので、生で食べるのはやめておいたほうがいい
加熱して食べるイメージのベーコンですが、事前にしっかり火が通っているので生のまま食べても大丈夫!
豚バラのベーコンは生は食べにくいかもしれませんが、ショルダーベーコンは食べやすいのでトッピングに使うのがおすすめです^^