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待ちに待ったお昼ご飯の時間。
いざ食べよう!とお弁当箱を開けようとしたらどうにも開かない…なんてなると焦りますよね。
いつもなら何の変哲もなく開くのにお弁当の蓋が開かないときは、お弁当の内部が真空になっているのが原因かもしれません。
まずは、お弁当を上下左右からいろんな方向から押してみてください。
少しでも空気がお弁当の内部に入り込めば蓋が開きますよ!
今回は、お弁当の蓋が開かないときの対処法や原因についてまとめました。
お弁当の蓋が開かないときの開け方
お弁当箱の蓋が開かないときの開け方は全部で2つ。
- お弁当を上下左右から押してみる
- 熱湯を蓋にかける
お弁当を上下左右から押してみる
お弁当の蓋が開かないとき、まずはお弁当を上下左右いろいろな方向から押してみてください。
蓋の部分を上からグッと押したり、お弁当の左右を両手ではさみ(蓋は押さえない)中央に向かって力を入れたり。
少しでもお弁当と蓋の間に隙間ができれば、そこから空気が入り込み蓋が開くようになります。
可能であれば、お弁当をひねってみるのもひとつの方法です。
中身は寄り弁になっちゃいますが、お弁当の蓋が開かないことには食べるものも食べられませんもんね^^;
今日だけは割り切って思いっきりいろいろな方向から押してみてください。
熱湯を蓋にかける
お弁当を押しても蓋が開かないときは、お弁当に熱湯をかけてみてください。
熱湯の温度は熱々のコーヒーくらい。
蓋に少しずつかけると、蓋が凹んでいた部分がボンっと戻るときがあるので、そうなったら。蓋が開くはずです!
この方法はお弁当を温めることで内部の空気を膨張させるのが目的。
同じような方法でお弁当を熱湯につける方法もありますが、蓋だけに熱湯をかけるほうが手軽でおすすめです^^
少量熱湯なら電子レンジでも作れます。
耐熱のコップに水を入れて600Wで1分30秒加熱すれば完成。
シンクなど熱湯をかけられるような場所がない、というときは熱湯の入ったコップをしばらくお弁当の蓋の上に置いておく方法もあります。
熱湯がこぼれて火傷しないように注意してくださいね。
お弁当の蓋の開かない原因
お弁当の蓋が開かない原因は、お弁当の中が真空状態になっているためです。
通常、お弁当にご飯やおかずを詰めたぐらいでは真空状態にはなりません。
ですが、例えばご飯もおかずも熱々の状態でお弁当の蓋をしめてしまうと、お弁当の中は真空になってしまいます。
お弁当内に閉じ込められた湯気が水に変わることで空気圧が変化する
より詳しく説明していきましょう。
熱々の状態というのは湯気が出ている状態ですよね。
湯気が出ている状態でお弁当の蓋をしめるということは、お弁当の容器内に湯気を閉じ込めてしまうということ。
閉じ込められた湯気は、時間が経つと水に戻ります(個体⇔液体⇔気体と温度によって形が変わることを状態変化といいます)。
そうなると、お弁当の容器内はどうなるかというと水が増えた分空気が減っている状態。
お弁当の容器内と外で空気圧が大きく変化しているため、お弁当の蓋が開かなくなってしまうんです。
お弁当は熱々の状態で蓋をしめないように!
朝急いでる時など、ついご飯やおかずが温かい状態で蓋をしめてしまうこともあるかと思います。
でも、ご飯やおかずを冷まさずに蓋をしてしまうと、水蒸気によってお弁当が傷んで食中毒が起きる恐れもあるんです。
万が一お弁当の蓋が開いたとしても、雑菌が繁殖していたら食べるのは嫌ですよね><
以上のことから、お弁当の蓋は中身の粗熱が取れてからしめるようにしましょう!
早くお弁当を冷ましたいときは保冷剤を下に置いておくといいですよ◎
お弁当の蓋が開かないままレンジを使っても平気?
ネット上でお弁当の蓋が開かないときの対処法を調べると【電子レンジで加熱する】という方法が出てきます。
確かに、お弁当全体を温めることで空気圧が変化し、お弁当の蓋が開きやすくなることはあります。
ただ、真空状態のお弁当を電子レンジで加熱するのは爆発の恐れがあり危険です。
電子レンジによって温まり具合には差があるため、ほんの少し加熱しただけでもお弁当がさらに真空状態になったり、あるいは圧力に耐えられなくなり爆発したり。
「何百ワットで何秒なら大丈夫」とは言いきれないんですね。
もし、「どうしてもお弁当の蓋が開かなくて電子レンジに頼るしか方法がない」なんてときは一度の加熱に付き500Wで5秒以内にとどめましょう。
なかなか5秒に設定できる電子レンジはないと思うので、10秒に設定して5秒経ったら開けるといった風に加熱時間を細かく調整します。
電子レンジ庫内から目を離さず、蓋に少しでも変化があれば温度が下がらないうちに蓋を開けてください。
熱い蒸気が出てくるので火傷に注意してくださいね!
決して一気に加熱はしないようにだけお願いします。
まとめ:お弁当の蓋が開かない原因はお弁当の内部が真空になっているから
お弁当の蓋が開かないときの対処法をまとめました。
お弁当の蓋が開かないとき、まずはお弁当をさまざまな方向から押して少しでも隙間を作れないかチャレンジしてみてください。
それでも開かないなら、蓋に熱湯をかけるあるいは蓋に熱湯を乗せてしばらく待つ。
凹んだ蓋がボンっと戻るタイミングがあるので、それを逃さないよう蓋を開けてくださいね!