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毎日生活している中で、身近にあるのに名前を知らないものってありますよね。
例えば、食パンをとめるやつ。
袋の先についている白いやつです。
食パンをよく食べる人なら毎朝見てるかと思うんですが、食パンをとめるやつの名前って何か気になりませんか?
ついでに言うと、食パンをとめるやつの意味は何なんだろう?
私はパン屋で働いていましたが、パン屋では白いやつは使ってなかったんですよね…。
身近にあるのに、よく知られていないもの。
今回は、食パンをとめるやつの名前や意味についてまとめました!
食パンをとめるやつの名前・正式名称は?
食パンの袋の先についてる、袋の口をとめるやつ。
名前は【バッグ・クロージャー】といいます。
思ったよりかっこいい名前だった…!
ちなみに正式名称は【クイックロック・バッグ・クロージャー】。
きちんとした名前がついてるのにも関わらず、私含めほとんどの人は「食パンとめるやつ」って呼んじゃってるんじゃないでしょうか。
もともとはりんごの袋をとめていた?
バッグ・クロージャーはもともとはりんごの袋を止めるために開発されたもの。
アメリカで1952年に誕生しました。
確かに、日本でもたまに果物や野菜の袋を止めるのに使われていたりしますね^^
日本ではほとんどが食パンの袋をとめるのに使われているバッグ・クロージャーも、アメリカでは今でも果物をとめるのに使われています。
国内唯一の工場では年間30億個製造している
日本で唯一バッグ・クロージャーを製造しているのは、埼玉県にあるクイック・ロック・ジャパンという会社。
なんと、年間約30億個のバッグ・クロージャーを製造しているというから驚きです…!
食パンは安定して売れる商品。
なので、合わせてバッグ・クロージャーの製造も安定しているんですって^^
食パンをとめるやつがついている意味
バッグ・クロージャーは食パンの袋をとめるためについています。
でもここで疑問が。
食パンの袋って、バッグ・クロージャーがなくてもシーリングされて密閉されていますよね??
もう袋がとまっているのに、さらにバッグ・クロージャーがついているのはなぜなのでしょうか?
調べたところ、明確な答えは見つかりませんでしたが、どうやら消費者のためという理由が大きいようです。
1990年代、食パンの袋にバッグ・クロージャーは付いていないことが多く、シーリングされているだけがほとんどでした。
すると、食パンを買ったお客さんから「食パンは1回で食べきれないから、途中で封をしておくためのものをつけてほしい」という要望が多くきたんだとか。
つまりは、食べかけの食パンを自宅で保存しておくときに、封をしておくためのもの。
バッグ・クロージャーが付いていた方が食パンの売り上げが上がったという話もあります。
確かに、食パンは一度で食べきることはないから、途中で封をするためというのは納得ですね。
「袋の口をねじればいいんじゃ?」とも思いますが^^;、なければないでさみしくなるのかもしれません。
食パンをとめるやつの再利用法
実はバッグ・クロージャーは、食パンの袋をとめる以外にも使い道があるんです!
食パンをとめるやつ=バッグ・クロージャーの再利用法は4つ。
- コードのまとめ役に再利用
- ごぼうの皮むきに再利用
- テープのスタート地点の目印に再利用
- ゴミ袋の結び口のまとめ役に再利用
コードのまとめ役に再利用
スマホの充電ケーブルやゲーム機のコード。
いろんなコードをそのままにしておくと絡まっちゃって使いにくい><
そんなときに食パンをとめるやつでコードをまとめればすっきりします♪
食パンをとめるやつに何のコードか書いておけば、さらに分かりやすく◎
ごぼうの皮むきに再利用
ごぼうの皮は剥きすぎないためにたわしなどでこするのがいいのですが、家にたわしがない…。
そんなとき、食パンをとめるやつでごぼうをこするようにするだけで、ほどよく皮をむくことができます。
使い終わった後は捨てることができるのも衛生的でいいですね。
テープのスタート地点の目印に再利用
セロハンテープって、いつも最初にスタート地点がどこか分からなくなることないですか??
でも、セロハンテープを使い終わったら食パンをとめるやつをはさんでおけば、スタート地点がまるわかり!
これでもうセロハンテープの使い始めにイライラすることがなくなりますね^^
ゴミ袋の結び口のまとめ役に再利用
生ゴミを入れるゴミ袋、ゴミ捨ての日までニオイが気になることも…。
そんなときも食パンをとめるやつが活躍しますよ◎
袋の口をとめておくだけで、ニオイの発生を抑えてくれます。
またゴミを入れたいときはさっと開けることができるのもポイント!
食パンをとめるやつの名前や再利用法まとめ
- 食パンをとめるやつの名前は【バッグ・クロージャー】、正式名称は【クイックロック・バッグ・クロージャー】
- 食パンをとめるやつがついている意味は、食べかけの食パンを途中で保存するため
- 食パンをとめるやつは、コードをまとめたり、ごぼうの皮をむいたりいろいろと再利用できる
食パンをとめるやつの名前はバッグ・クロージャーというかっこいい名前。
名前を知っても、これからも『食パンをとめるやつ』って呼んじゃいそうですが(笑)
食パンの袋をとめ終わっても使い道はたくさんあるので、すぐに捨てるのはもったいないですね^^