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魔法のように色が変わるとしてSNS映えすると人気のバタフライピー。
同じように、じわじわと知名度が上がっているのが3色に変化するマロウブルーです。
どちらも自由研究の題材として使われることが多いですが、気になるのはバタフライピーとマロウブルーの違い。
青色のハーブティーという共通点はあるものの、どのように使い分けしたらいいのでしょうか?
そこで今回は、バタフライピーとマロウブルーの違いを調査!
おすすめレシピもまとめているので、ぜひチェックしてくださいね^^
バタフライピーとマロウブルーの違い
バタフライピーとマロウブルーの違いは主に【茶葉の種類・色・効能】の3つ。
それぞれの違いについて詳しくみていきましょう。
バタフライピーとマロウブルーの違い①茶葉の種類
バタフライピー | チョウマメ |
マロウブルー | コモンマロウ |
バタフライピーはチョウベニというマメ科の植物の花や葉を使用しています。
バタフライピーという名前の由来は、チョウマメの花びらが開いた様子がまるで蝶のようだから。
味にクセがなく飲みやすいバタフライピーですが、香りこそマメ科らしくほんのり豆の風味が漂います。
一方、マロウブルーはコモンマロウというアオイ科の植物。
ピンク色の小さな花や葉を茶葉として使用しています。
バタフライピーと同じく味はほとんどなく、香りはほのかに花の香りがするだけ。
人によっては「バタフライピーよりマロウブルーのほうが飲みやすい」という人も!
バタフライピーとマロウブルーの違い②色
バタフライピー | ・鮮やかな青色は酸に反応すると紫色に変化 ・色が安定して出せる |
マロウブルー | ・煎れたては青色で時間が経つと紫色に変化 ・酸に反応するとピンク色に変化 ・色が安定しにくい |
バタフライピーとマロウブルーはどちらも青色が特徴のハーブティーですが、微妙に色に違いがあります。
まず、バタフライピーは色が安定して出せるのが特徴。
お湯出し・水出しどちらでも鮮やかな青色が出ます。
そして一度出た色は温度によって変化することがないため、飲食店でもバタフライピーが使用されていることが多いんですね。
マロウブルーの特徴は色が3色に変化すること。
煎れたては青色ですが、時間が経つと紫色に変化、さらにレモン汁のような酸を含むものを加えるとピンク色に変わります。
見た目のきれいさから、フランスでは「夜明けのハーブティー」と呼ばれるほど。
見た目でいえばバタフライピー以上に鮮やかなのですが、熱湯ではくすんだ黄色になること・温度によって色が徐々に変わっていき安定しないことが難点。
ハーブティーは本来90℃前後のお湯で煎れるのがおいしい飲み方なんですが、マロウブルーは90℃だときれいな青色が出ません。
そのため、飲食店などでマロウブルーを出すお店はあまりないんですね。
バタフライピーとマロウブルーの違い③効能
バタフライピー | ・抗酸化作用 ・眼精疲労の緩和 |
マロウブルー | ・炎症緩和 ・整腸作用 ・抗酸化作用 |
バタフライピーもマロウブルーも、抗酸化作用が期待できるハーブティー。
ですが、より確かな効果を実感したいのであればバタフライピーの方を選びましょう。
抗酸化作用の期待できる成分「アントシアニン」はバタフライピーのほうが安定性があるんですね。
バタフライピーが人気なのは、見た目の華やかさだけでなくアンチエイジング効果が期待できるためでもあるんです。
マロウブルーの効能で特徴的なのは、炎症緩和ということ。
ハーブティーにはめずらしく、マロウブルーで煎れたお茶は少しのとろみを持っています。
このとろみはのどの痛みや胃腸の荒れに効果があるとされており、「最近調子が良くないな」なんてときはぜひマロウブルーを試してみてください!
バタフライピーのおすすめのレシピ
色が安定して出せるバタフライピーにおすすめなのは、スイーツ作りに使うこと。
紫色から水色にかけてのグラデーションがきれいですよね^^
バタフライピーは抽出した濃さによって少しずつ色味が変わるので、自分好みの色をぜひ見つけてください!
マロウブルーのおすすめのレシピ
マロウブルーはほのかに花の香りがする以外はほぼ無味といってもいいくらい、クセのないハーブティー。
ですので、まずはそのまま飲むのがおすすめです。
ハチミツを入れて甘みをしっかり足したり、レモングラスといった他のハーブとブレンドして飲んでも!
そのまま飲んだあとは、3色に変化するマロウブルーの特徴をぜひ楽しんでくださいね。
バタフライピーとマロウブルーの違いまとめ
バタフライピーとマロウブルーの違いをまとめました。
どちらもきれいな青色のハーブティーですが、そもそもの茶葉が違いますし、ほのかな色味も変わってきます。
バタフライピーのほうが有名ですが、最近ではマロウブルーを取り扱うお店も増えてきました。
ぜひ飲み比べてみてバタフライピーとマロウブルーの違いを実感してくださいね。