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バランス栄養食と呼ばれ、不足しがちな栄養素を手軽に補給できるカロリーメイト。
子どもの栄養バランスを整えるのにカロリーメイトが良さそうだけど、気になるのはカロリーメイトは何歳から食べられるの?ということですよね。
カロリーメイトを販売している大塚製薬に問い合わせたところ、『カロリーメイトは離乳食が終わった時期から食べられる』とのことでした。
ただ、製品によってはアレルギーもあるので、食べさせる時には注意が必要です。
そこで今回は、カロリーメイトは何歳から食べられるのか、カロリーメイトを食べさせる時の注意点についてまとめました。
カロリーメイトは何歳から食べられる?
カロリーメイトは3タイプあります。
カロリーメイトブロック
カロリーメイトゼリー
カロリーメイトリキッド
「カロリーメイトは何歳から食べられるのか?」実際に大塚製薬に問い合わせしたところ、【3タイプとも離乳食が完了した子どもであれば食事の補助として利用できる】との回答がありました。
離乳食が完了した年齢というのはそれぞれ違いますが、だいたい1歳半ごろからであれば問題ないと言えるでしょう。
なぜ離乳食が完了しているかが目安なのかというと、
- 自分で噛むことができる
- アレルギーがあるかどうか分かる
からではないかと個人的に思います。
まず、カロリーメイトのブロックタイプに関してですが、ショートブレッドやスコーンのようなしっかりした食感があります。
赤ちゃん用のおせんべいと違って唾液で自然に溶けていくようなものでないので、自分で噛んで食べる必要があります。
離乳食を完了したころになると、個人差はあるけれど上下の歯が生えそろってきたころではないでしょうか?
自分の歯で噛めるかどうかが、カロリーメイトのブロックタイプを食べさせてもいい目安のひとつになると思います。
次に大事なことは、アレルギーがあるかどうかということ。
カロリーメイトのそれぞれのアレルギーの有無を簡単にまとめました。
※アレルギーは変更されることもあるので、都度HPで確認するようにしてください
カロリーメイトブロック(チーズ味) | 小麦・卵・乳成分・アーモンド・大豆 |
カロリーメイトゼリー(アップル味) | 乳成分・りんご・ゼラチン |
カロリーメイトリキッド(フルーツミックス味) | 乳成分・大豆・ゼラチン |
参考:カロリーメイト製品情報
ざっと見るだけでも、乳成分や卵などアレルギー物質が含まれていることが分かります。
離乳食が完了しているころになれば、子どもにだいたいのアレルギーがあるかどうかも判断できるはず。
反対に、子どものアレルギーがはっきりしていない状態でカロリーメイトを食べさせるのは大変危険です。
カロリーメイトは、子どものアレルギーがあるかどうか判断ができてから与えるようにしてくださいね。
カロリーメイトを子どもに食べさせるときの注意点
カロリーメイトを子どもに食べさせるときの注意点は2つ。
- 1日のビタミンAの摂取量を超えないように与えすぎないこと
- のどに詰まらせないように食べ終わるまで目を離さないこと
1日のビタミンAの摂取量を超えないように与えすぎないこと
カロリーメイトは不足しがちな5代栄養素をバランスよくとることができます。
ビタミン類も豊富に入っているのですが、ビタミンAの摂取に関しては注意が必要です。
ビタミンAは脂溶性ビタミンなので体内に蓄積されやすいのが特徴。
過剰摂取によって害も報告されているために、ビタミンAは1日の耐容上限量というのが定められているんです。
推奨量 | 耐容上限量(㎍/1日) | |
1~2歳 | 400 | 600 |
3~5歳 | 450 | 700 |
参考:健康長寿ネット
上記の数値に対して、カロリーメイト各種に含まれるビタミンAの含有量はこちら↓
カロリーメイトブロック(2本40g):192.5μg
カロリーメイトゼリー(1個215g):385μg
カロリーメイトリキッド(1缶200ml):385μg
ビタミンAは肉や魚、野菜など様々なものに含まれています。
ビタミンAを耐容上限量より多く摂取したからといってすぐに体に悪い影響が出るわけではありませんが、まだ体の小さい子どもなので、大人よりも気をつかってみてあげるようにしましょう。
それと、単純にカロリーメイトはおいしいので、食べ過ぎてカロリー過多にならないように注意が必要です。
私は学生のころ、おやつ代わりにカロリーメイトのブロックタイプをしょっちゅう食べていて太ったことがあるので…^^;
あくまで、食事の補助としてカロリーメイトを与えてくださいね。
のどに詰まらせないように食べ終わるまで目を離さないこと
カロリーメイトのブロックタイプを食べさせる時の注意点になります。
カロリーメイトは、卵ボーロのように自然に口の中で溶けるようなお菓子ではありません。
大人でもカロリーメイトのブロックタイプを食べるとき、口の中の水分が全部持ってかれちゃいますもんね…。
子どもがカロリーメイトを喉に詰まらせないように注意が必要です。
子どもがカロリーメイトを食べ終わるまでそばで見守ってあげて、適切に水分も一緒に与えてください。
カロリーメイトメイトは何歳から食べられる?まとめ
- カロリーメイトはブロックタイプ・ゼリータイプ・リキッドタイプどれも離乳食が完了した1歳半ごろから食べることができる
- カロリーメイトを食べさせるときは、上下の歯が生えそろっていること・アレルギーがあるかどうかを確認してから与えるようにする
- カロリーメイトを食べさせるときは、ビタミンAの1日の耐容上限量を超えないように気を付ける
不足しがちな栄養素をとることができるカロリーメイト。
離乳食が完了した子どもであれば食べることができますが、カロリーメイトはあくまで食事の補助として使い与えすぎないようにしましょう。